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超絶リアリズム彫刻家・上路市剛。初期作品から最新作までを収録した初作品集が発売開始。1点もののアート「オリジナル義眼」をコレクションできる特装版も限定発売中。

アート専門出版社アートダイバー(本社:横浜市神奈川区、代表:細川英一)は、彫刻家・上路市剛(かみじいちたか)による初の彫刻作品集『受肉|INCARNATION』を刊行いたしました。通常版に加え、上路によるオリジナル義眼を本とセットにした特装版も同時に発売を開始します。ぜひ御媒体にてご紹介のご検討をお願い申し上げます

▼書籍の紹介サイト  

通常版 https://artdiver.tokyo/product/incarnation 

特装版 https://artdiver.tokyo/product/incarnation_sp

 

■書籍の内容

 

巨匠ミケランジェロ、カラバッチョ、運慶は、

同性愛者(もしくは両性愛者)だったのではないか!?

 

 上路の彫刻は、美術史上に燦然と輝く名作に「同性愛的美意識」を見い出すことから始まる。例えば、フィレンツェ・アカデミア美術館のダヴデ像(ミケランジェロ作)や、京都・六波羅蜜寺の空也上人立像(康勝作)は、美術ファンならずとも一度は目にしている著名な作品であるが、上路はそこに「同性愛的美意識」を感じるのだという。

 上路は自身がゲイであることを公言しているが、ここでいう「同性愛的美意識」とは、必ずしもゲイ・アートのような直接的な同性愛表現ではなく、同性愛者の視点がなければ成し得ない造形や描写を生み出す視点のことである。

 過去の作品に、そうした美意識を発見した上路は、巨匠の衝動を追体験するために、また、上路自身の衝動も重ねながら彫刻と向き合い、過去の名作に現代人の身体を「受肉」させる。

 塑像制作にはじまり、シリコンによる型取り、点描による彩色、髪や髭の1本ずつの植毛といった、膨大な工程を経て生み出され、本物の人間と見紛うほどのリアルな彫刻を成立させるのは、その根底に対象への「同性愛的美意識」があるからだと上路は言う。

 美術史の裏側に隠されたこうした「美意識」を、現代を生きる作家のフィルターで強調することによって、美術史に新たなリアリティを与えるとともに、LGBTQ+が認められる多様な社会における彫刻表現を提示する作品集である。

 

 

【本書概要】

書名:『受肉|INCARNATION』

著者:上路市剛

寄稿:冨澤治子(熊本市現代美術館)、 菅原康志(自治医科大学形成外科客員教授、造形医学研究所所長)

ページ:92ページ

製本:コデックス装

サイズ:B5変

デザイン:小林すみれ

ISBN:978-4-908122-22-4

一般発売: 全国主要書店およびWEB書店、アートダイバーWEBにて販売

 

 

 



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企業情報

企業名 合同会社アートダイバー
代表者名 細川 英一
業種 新聞・出版・放送

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