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「みなとメディアミュージアム2024」出展プラクティショナー・リサーチャーが決定。公募による採択含めた10組が出展へ。

2023年2月に法人化したNPO法人みなとメディアミュージアムが主催で、2024年8月18日から9月1日にかけて茨城県ひたちなか市那珂湊区域にて開催する「みなとメディアミュージアム2024」の出展プラクティショナー・リサーチャーが決定した。公募審査によって選ばれた企画をはじめとし、プラクティショナー7組、リサーチャー3組の計10組で来年度会期のイベントの実施に向けて、アーティスティック・ディレクターと並走しながらさまざまなアプローチ・実践を通じた展開が行われていく。

2024年8月18日から9月1日にかけて茨城県ひたちなか市那珂湊区域を舞台にNPO法人みなとメディアミュージアムが主催する「みなとメディアミュージアム2024」の出展プラクティショナー・リサーチャーが決定した。

 

2023年5月13日から同年8月18日までを締切とした出展企画公募「もうひとつのプロポーズ」においてプラクティショナーとリサーチャーという二つの枠組での募集を行い、全国各地から集まった企画に対する審査を経て、プラクティショナー7組、リサーチャー3組の合計10組の企画が採択された。プラクティショナーは亀山智保子 / 河﨑伊吹 西川瞭 / 関川航平 / 中村岳 / 羽田光佐 / 藤川史人 / 藤村憲之。リサーチャーはENERGY MEET × Green Energy Distribution Pte. Ltd. / 大庭広明 / 福田元輝。

 

採択された10組のプラクティショナー・リサーチャーは、当該法人のアーティスティック・ディレクターの佐々木樹と共に新たな芸術祭 / アートプロジェクトの展開の可能性を模索しながら、それぞれの企画 / 調査の実践を行っていく。

採択された企画 / 調査は会期前の2024年3月の中間報告会にて発表 / 報告が行われ、それらをもとに「みなとメディアミュージアム2024」のテーマが決定される予定。

 

出展プラクティショナー・リサーチャーの一覧

【プラクティショナー】

・亀山智保子

茨城県ひたちなか市出身。多摩美術大学造形表現学部デザイン学科卒業。株式会社ハタデコラティブアート所属。CM・MVなどの映像作品やグラフィック広告等において美術デザイナーとして従事。一児の母として子育てにも奮闘中。

 

・河﨑伊吹 西川瞭

河﨑伊吹

2000 年生まれ。岐阜県出身、現在は大阪府在住。美術史を専攻し、今和次郎の思想とまなざしについて研究している。好きな画家はピーテル・ブリューゲルと藤田嗣治。

大阪大学大学院人文学研究科芸術学専攻修士 1 年。2021 年 10 月 グループ展「HERE」キュレーション,Liamgallery,東京(日本)2022 年 6 月 映画「花びらのあとで」企画・運営。

 

西川瞭

1999年生まれ。京都府拠点。映像制作をしながら、写真の背景に映り込む都市の風景について研究している。滋賀県立大学人間文化学研究科生活文化学専攻修士1年。

2021年11月 Kenji-「海」ミュージックビデオ映像ディレクション、2021年12月「@」映像共同ディレクション,K/A/T/O MASSACRE 350th anniversary,オンライン配信、2022年6月 APOCAPYPSE CELEBRATION, Boulevard Adolphe MAX 26,Brussels(Belgium)、2022年11月「Silencio!」映像ディレクション,K/A/T/O MASSACRE 400th anniversary, 片瀬西浜・鵠沼海水浴場,神奈川(日本)、2023年3月 M/E/M/O/I/R MASSACRE にてパフォーマンス,M/E/M/O/I/R MASSACRE, Forestlimit,東京(日本)。


・関川航平

1990年生まれ。パフォーマンスやインスタレーション、テキスト、企画、デザインなど様々な方法を通じて意味の伝達について考えている。主な個展に「あざみ野コンテンポラリー vol.11 関川航平 今日」(横浜市民ギャラリーあざみ野/2020年)、グループ展に「吹けば風」(豊田市美術館/2023年)、「至るところで 心を集めよ 立っていよ」(Yutaka Kikutake Gallery / 2022年)、「THEY DO NOT UNDERSTAND EACH OTHER」(大館美術館/香港/ 2020年)、「開館40周年記念展 トラベラー:まだ見ぬ地を踏むために」(国立国際美術館/ 2019年)など。

 

・中村岳

2023 ATAMI ART GRANT/静岡、下町芸術祭/兵庫県、中之条ビエンナーレ/群馬、JRタワー・アートプラネッツ・ラスト展/北海道、アートエコーまんのう/香川、渋川アートリラ/群馬

2022 iag awards 池袋芸術劇場/東京、小須戸ARTプロジェクト/新潟、トロールの森/東京

2021 千葉県立美術館/千葉、鉄と光の芸術祭/北海道、紀ノ国トレイナート/和歌山、木津川アート/京都

2017 Viborg Kunsthal/デンマーク

 

・羽田光佐

津田塾大学卒業後、8年の会社員勤めを経て制作活動を始める。東京拠点。

生命の有限性と偶然性を見つめるための模索/地球の生命系に帰属している感覚への渇望を背景に、微生物培養などのバイオロジーや、 電子デバイス・映像などの手法を用いて制作する。

 

・藤川史人

1985年広島生まれ、長野県在住。 武蔵野美術大学映像学科卒業。 気に入った土地に一定期間暮らしそこで生活する人々と映画制作を行う。 監督作に、多良間島の伝統的な結婚式を取り上げた「Caminando muchas Lunas」('10)、広島県三次市で地域住民と交流しながら完成させた「いさなとり」('15)、アンデスで暮らす人々の記録「Supa Layme」('19)、ほか「過日来」('12)、「彼の地」('15)など。
 

・藤村憲之

風景と人々の関係をテーマに近年は生体情報を使った作品を制作。2023年は中之条ビエンナーレで展示予定。2022年は茨城県大子町での奥久慈アートフィールドにて「呼吸する水郡線」を展示。東京芸術大学建築科卒業、慶応義塾大学政策メディア研究科修了。文化庁派遣芸術家在外研修員、ポーラ美術振興財団在外研修員として米国カーネギーメロン大学客員研究員として活動後、企業でデザインと技術に携わったのち、2016年より活動を再開。

 

【リサーチャー】

・ENERGY MEET × Green Energy Distribution Pte. Ltd.

ENERGY MEET

「エネルギーをデザインして社会を変える」というコンセプトで、蘆田暢人とオオニシタクヤが共同で立ち上げたデザイングループ。「エネルギー」はあらゆる文明活動、経済、政策、資源そして自然環境と、広域かつ密接に繋がっている。この「エネルギー」を「デザイン」する行為は、もちろんデザイン分野だけでは解決できない。そのため様々な専門家たちと協働関係を築きプロジェクトを実行している。

 

Green Energy Distribution Pte. Ltd.

2012年にシンガポールに設立された会社で、アジア太平洋地域で再生可能エネルギー事業を展開しています。ミャンマー、バングラデシュ、ネパールなどの無電化地域での活動に始まり、台湾、タイ、インド、オーストラリアといった地域では発電所向け事業を手掛けています。電力供給のスマート化、効率化を実現するため、最近技術の導入についても積極的に進めています。
 

・大庭広明

デジタルファブリケーションを通じて、創造性を広げていくことをテーマにしたデザイン活動を行っている。近年はデジタルと陶磁器をかけ合わせた可能性を研究している。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、インターナショナルスクールにて中高生への教育を実践後、デザイン・エンジニアリングに係る多くのプロジェクトを実施、現・法政大学デザイン工学部システムデザイン学科助手および、その他、デザイン、エンジニアリング業務・専門学校講師等。

 

・福田元輝

2016年、横浜市立大学を卒業後、NHKに入局。初任地のNHK岡山放送局では、引きこもり当事者や素人プロレス集団、平成元年生まれの青春群像などのドキュメンタリーにはじまり、マニアによる街ブラ番組、お笑いバラエティなど多岐に渡って制作。2020年10月からNHK本体に異動し、主にEテレで教養/教育番組の制作に従事(現職)。22年9月にはNHK総合で放送された「タイトルだけは決まってる」という実験番組を企画制作した。

 

NPO法人みなとメディアミュージアムについて

NPO 法人みなとメディアミュージアムは、茨城県那珂湊地区及びその周辺の住⺠、及び

参加アーティスト、運営に携わる者に対して、文化芸術の企画・運営に関する事業を行

い、芸術家および地域コミュニティに寄与することを目的とする非営利活動法人です。

2009 年 5 月に任意団体としてスタートし、2023 年 2 月に NPO 法人化しました。

 

【今までの歩み】

MMM は 2009 年 5 月 1 日に慶應義塾大学大学院生の田島悠史(当時)と大学生の緒方伊

久磨(当時)によって創設されました。以降、毎年夏に開催され、多くの方々にご来場い

ただいております。また、テレビ東京、NHK 水戶、ケーブルテレビ茨城、IBS ラジオ茨城放送、茨城新聞、常陽新聞、交通新聞など、多くのメディアにも取り上げて頂きました。

2012 年には、いばらきイメージアップ大賞の奨励賞を受賞。2014 年にはひたちなか市誕生二十周年記念式典にて表彰されました。2015年には、いばらきデザインセレクションのソーシャルデザイン部門において選定されました。10 回目となる MMM2018では、記念大会として過去の大賞作家によるイベントを実施しました。

令和初日 2019 年 5 月 1 日に 10 周年を迎えました。新型コロナインフルエンザ感染拡

大の影響により、2020 年度は初の中止となりましたが、2021 年、2022 年と続けて実施し、さらに、コミュニティスペース「みなとのおへそ」の運用も開始しました。2023 年 2 月には NPO 法人化し、さらに活動の幅を広げていきます。



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企業情報

企業名 特定非営利活動法人みなとメディアミュージアム
代表者名 田島 悠史(理事長)
業種 旅行・観光・地域情報

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