構造計画研究所 複雑系研究コンペ「第9回MASコンペティション」を開催
−最優秀賞30万円、優秀賞10万円を研究費として贈与−
株式会社構造計画研究所(本社:東京都中野区、資本金10億1,020万円、代表取締役社長:服部正太、以下:構造計画研究所)は、2009年2月27日(金)に「第9回MASコンペティション」を開催することにいたしました。本コンペティションは、2001年から毎年開催しているもので、弊社が開発販売している複雑系シミュレーター「KK-MAS」(ケイケイマス)および「artisoc」(アーティソック)を使って研究をされている研究者の方々に、その成果をご発表いただき、ユーザ間の技術および情報交換の場を提供すると同時に、今後の更なる普及活動に向けての情報収集を目的としております。毎年約15編の研究発表と60名程度の聴講者を迎えて、活発な議論がなされております。
審査委員長には、東京大学大学院総合文化研究科の山影進先生、その他の審査員として、防衛大学校・生天目章先生、名古屋工業大学・兼田敏之先生、産業技術総合研究所・和泉潔先生、明治大学・水野誠先生を迎え、「学生による挑戦」部門と「研究・実務への応用」部門それぞれで優秀賞を1−2名(またはグループ)選びます。その中から最優秀賞に値する発表があった場合に最優秀賞を1名(またはグループ)選出いたします。
参加方法は、1月30日(金)までに規定の申込用紙に企画内容を記載し申し込んでいただきます。申込数が多い場合は書類選考の上発表件数を絞らせていただく場合があります。その後2月13日(金)までに論文、MASモデルおよびアブストラクトを提出していただきます。なお聴講のみの参加申込は2月2日(月)以降に発表内容と一緒に下記のサイトにて案内いたします。
実施要領の詳細サイト http://mas.kke.co.jp/modules/tinyd3/index.php?id=11
構造計画研究所は、1996年から米国サンタフェ研究所のビジネスネットワークに参画し、複雑系分野の研究を継続して参りました。その後、日本発のマルチエージェント・シミュレータ「KK-MAS」を開発し、パッケージ販売およびコンサルティング事業を開始しました。同時に学界に対する無償貸与や関連書籍の出版等を行い、新規技術の日本での普及に努めており、これまでに多くの大学研究機関で活用され、その研究成果は様々な学会で発表されています。2006年には、「KK-MAS」を更に機能拡張した「artisoc(Artificial Society)」の開発も行い、両者でこれまでに約350の大学・研究機関と企業にてご利用頂いております。また「KK-MAS」は、2002年に日本オペレーションリサーチ学会にて、事例研究賞を受賞いたしました。
■マルチエージェント・シミュレーション(MAS)
現象や状態、物質の組成について、それを構成する「要素」に細かく分解し、それぞれの要素を分析し、それらを積み重ねることにより全体の特徴を理解する要素還元的アプローチに対して、人間行動や経済現象・社会現象について、局所的な情報に基づき自立的に行動する「エージェント」を定義し、それらを相互作用させて、全体の振る舞いを包括的に理解する手法が、マルチエージェント的アプローチです。マルチエージェント・シミュレーションは、そのようなアプローチでモデリングを行いますが、これまで解釈が困難であった複雑な社会現象を理解する上で有効で、防災・避難、マーケティング、交通・人流、市場取引、合意形成、都市計画、建築設計などの分野で、広く活用されているシミュレーション手法です。
■KK-MASについて
KK-MASは、1998年から独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の「教育の情報化推進事業」の一環として開発を開始し、国際大学GLOCOMや東京大学との連携による実証実験を経て、1999年に販売を開始いたしました。著作権は、構造計画研究所に帰属します。
■artisocについて
artisocは、2003年度より5年計画で実施中の日本学術振興会科学研究費補助金学術創成プロジェクト「マルチエージェント・シミュレータによる社会秩序変動の研究」の一環として開発されたものであり、著作権は、構造計画研究所と東京大学大学院総合文化研究科・山影進教授の双方に帰属します。機能的には、「KK-MAS」の機能拡張版で、特にWindowsXP/2000とMacOS/Xの両方で動作する点で大きく進歩いたしました。また、2008年6月から本格的に販売を開始しました「artisoc 2.0」は、「artisoc 1.0」の操作性や表現力を抜本的に見直し、社会シミュレーションを利用した発想支援や集団意思決定ツールとして利用するための大幅な機能拡張を行いました。
■関連書籍の出版に関して
1999年 「人工社会 服部正太、木村香代子 訳」 共立出版
2002年 「コンピュータのなかの人工社会 編者 服部正太、山影進」 共立出版
2007年 「人工社会構築指南 山影進 著」 書籍工房早山
■構造計画研究所について
1959年創立。現在、ネットワーク、マルチメディア、情報通信、移動体通信分野から建設、製造分野に至るまでの広範かつ最新のIT技術を駆使したソフトウェア開発ならびにソフトウェアプロダクトを提供。さらにOR・シミュレーション手法を用いた工学・製造分野におけるコンサルティングサービスやマーケティング分野におけるコンサルティングサービスも行っています。また建設・環境分野における数値解析コンサルティングサービスや建築・構造設計分野でも強みを発揮しており、様々な業界に対し、多様なソリューションを提供しています。
※構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※当社では、お客様企業から発表のご承認をいただいた案件のみを公表させていただいております。ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
・ニュースリリースの内容に関して
株式会社構造計画研究所 創造工学部 新保(シンボ)直樹
TEL:03-5342-1125 FAX:03-5342-1225 e-mail: mas-support@kke.co.jp
http://mas.kke.co.jp/
・ニュースリリースの配信に関して
株式会社構造計画研究所 広報担当 佐藤仁宣、松本飛鳥
TEL:03-5342-1032 FAX:03-5342-1222 e-mail:kkeinfo@kke.co.jp
http://www.kke.co.jp
《関連URL》
http://mas.kke.co.jp/
http://mas.kke.co.jp/modules/tinyd3/index.php?id=11
http://www.kke.co.jp
審査委員長には、東京大学大学院総合文化研究科の山影進先生、その他の審査員として、防衛大学校・生天目章先生、名古屋工業大学・兼田敏之先生、産業技術総合研究所・和泉潔先生、明治大学・水野誠先生を迎え、「学生による挑戦」部門と「研究・実務への応用」部門それぞれで優秀賞を1−2名(またはグループ)選びます。その中から最優秀賞に値する発表があった場合に最優秀賞を1名(またはグループ)選出いたします。
参加方法は、1月30日(金)までに規定の申込用紙に企画内容を記載し申し込んでいただきます。申込数が多い場合は書類選考の上発表件数を絞らせていただく場合があります。その後2月13日(金)までに論文、MASモデルおよびアブストラクトを提出していただきます。なお聴講のみの参加申込は2月2日(月)以降に発表内容と一緒に下記のサイトにて案内いたします。
実施要領の詳細サイト http://mas.kke.co.jp/modules/tinyd3/index.php?id=11
構造計画研究所は、1996年から米国サンタフェ研究所のビジネスネットワークに参画し、複雑系分野の研究を継続して参りました。その後、日本発のマルチエージェント・シミュレータ「KK-MAS」を開発し、パッケージ販売およびコンサルティング事業を開始しました。同時に学界に対する無償貸与や関連書籍の出版等を行い、新規技術の日本での普及に努めており、これまでに多くの大学研究機関で活用され、その研究成果は様々な学会で発表されています。2006年には、「KK-MAS」を更に機能拡張した「artisoc(Artificial Society)」の開発も行い、両者でこれまでに約350の大学・研究機関と企業にてご利用頂いております。また「KK-MAS」は、2002年に日本オペレーションリサーチ学会にて、事例研究賞を受賞いたしました。
■マルチエージェント・シミュレーション(MAS)
現象や状態、物質の組成について、それを構成する「要素」に細かく分解し、それぞれの要素を分析し、それらを積み重ねることにより全体の特徴を理解する要素還元的アプローチに対して、人間行動や経済現象・社会現象について、局所的な情報に基づき自立的に行動する「エージェント」を定義し、それらを相互作用させて、全体の振る舞いを包括的に理解する手法が、マルチエージェント的アプローチです。マルチエージェント・シミュレーションは、そのようなアプローチでモデリングを行いますが、これまで解釈が困難であった複雑な社会現象を理解する上で有効で、防災・避難、マーケティング、交通・人流、市場取引、合意形成、都市計画、建築設計などの分野で、広く活用されているシミュレーション手法です。
■KK-MASについて
KK-MASは、1998年から独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の「教育の情報化推進事業」の一環として開発を開始し、国際大学GLOCOMや東京大学との連携による実証実験を経て、1999年に販売を開始いたしました。著作権は、構造計画研究所に帰属します。
■artisocについて
artisocは、2003年度より5年計画で実施中の日本学術振興会科学研究費補助金学術創成プロジェクト「マルチエージェント・シミュレータによる社会秩序変動の研究」の一環として開発されたものであり、著作権は、構造計画研究所と東京大学大学院総合文化研究科・山影進教授の双方に帰属します。機能的には、「KK-MAS」の機能拡張版で、特にWindowsXP/2000とMacOS/Xの両方で動作する点で大きく進歩いたしました。また、2008年6月から本格的に販売を開始しました「artisoc 2.0」は、「artisoc 1.0」の操作性や表現力を抜本的に見直し、社会シミュレーションを利用した発想支援や集団意思決定ツールとして利用するための大幅な機能拡張を行いました。
■関連書籍の出版に関して
1999年 「人工社会 服部正太、木村香代子 訳」 共立出版
2002年 「コンピュータのなかの人工社会 編者 服部正太、山影進」 共立出版
2007年 「人工社会構築指南 山影進 著」 書籍工房早山
■構造計画研究所について
1959年創立。現在、ネットワーク、マルチメディア、情報通信、移動体通信分野から建設、製造分野に至るまでの広範かつ最新のIT技術を駆使したソフトウェア開発ならびにソフトウェアプロダクトを提供。さらにOR・シミュレーション手法を用いた工学・製造分野におけるコンサルティングサービスやマーケティング分野におけるコンサルティングサービスも行っています。また建設・環境分野における数値解析コンサルティングサービスや建築・構造設計分野でも強みを発揮しており、様々な業界に対し、多様なソリューションを提供しています。
※構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※当社では、お客様企業から発表のご承認をいただいた案件のみを公表させていただいております。ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
・ニュースリリースの内容に関して
株式会社構造計画研究所 創造工学部 新保(シンボ)直樹
TEL:03-5342-1125 FAX:03-5342-1225 e-mail: mas-support@kke.co.jp
http://mas.kke.co.jp/
・ニュースリリースの配信に関して
株式会社構造計画研究所 広報担当 佐藤仁宣、松本飛鳥
TEL:03-5342-1032 FAX:03-5342-1222 e-mail:kkeinfo@kke.co.jp
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《関連URL》
http://mas.kke.co.jp/
http://mas.kke.co.jp/modules/tinyd3/index.php?id=11
http://www.kke.co.jp
企業情報
企業名 | 株式会社構造計画研究所 |
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代表者名 | 服部 正太 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |
コラム
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