差別のない世の中を。 温泉王国のダイバーシティ化の実現するために。 乳がん経験者の声を反映、学生や群馬県内企業が『湯あみ着』開発

【湯あみ着制作の背景】

 このプロジェクトは令和 5 年度の群馬県事業である「サウナ・スパ関連商品等開発支援事業」で結 成されたチームが、お洒落な湯あみ着を創ろうとチーム内で開発。本来であれば年度事業のため 解散予定でしたが、乳がんにより乳房を摘出した藤井先生との出逢いから新たに始まりました。 新プロジェクトは共愛学園前橋国際大学の学生たちが中心となり、多くの人々のコンプレックスを解 消することによって、誰もが温泉を利用し、心からリラックスできる世界を作ること。これが私たちの願 いです。そのために、誰でも着たくなるお洒落な湯あみ着「ゆがすみ」を開発し、誰もが平等に温泉 を利用できる社会を目指し、商品開発をいたしました。 

【乳がんサバイバー：藤井佳津枝先生との出逢い（新田暁高校教諭）】 

「脱ぐか？出るか？どちらかにしろ！？」 これはとあるホテルでの出来事です。ホテル側に許可を取って入っていたにも拘わらず、いきなり怒 鳴られたそうです。何で病気をした方が肩身の狭い思いをしなければならないのか？ 「乳がん患者が温泉を楽しめないのはおかしい。」と自らがんサバイバーとして 同じ悩みを持つ方の広告塔になろうと決意。そして出逢ったお洒落な湯あみ着。今回は乳がん経 験者の藤井先生にモニターにもなっていただき試作を何度も繰り返し、見た目と 機能性に優れた湯あみ着『ゆがすみ』が完成しお披露目することができました。

脇の大きなスリットが隠れた胸を洗いやすく、肩紐のリボンはお洒落で使いやすい。

 【入浴施設のご協力】

群馬県内の入浴施設に貼ってあるといわれている入浴着着用のPOPですが、 あまり浸透していません。是非、この機会に POP を貼っていただくのは当然で すが、是非、今回の企画にご協力をお願い致します。期間は10月のピンクリボ ンデーに向けてのお風呂を開放していただける温浴施設です。乳がんやお身 体にコンプレックスのある方と一般の方との混浴が OK という施設を募っていま す。先ずは群馬県内のホテルや温泉を営む皆様からのご連絡をお待ち申し上 げております。

 【今後の展望・将来への期待】

 今回のプロジェクトは先ずは群馬県内の施設から進めて参りますが。の企画の中心は学生です。そ の学生を支える製造工場や学校関係者。今回のクラウドファンディングは資金調達の目的よりも、 お身体の悩みで一般の方との入浴を避けてしまっている方が多いということを知っていただき差別 のない世の中にしようというのが目的です。是非とも支援だけでなく拡大や告知のご協力をお願い 致します。また、一緒になって商品開発やプロジェクトに参加していただける方も全国から大募集し ております。

 ■プロジェクトメンバー（支援者含む）

 共愛学園前橋国際大学の学生たち／株式会社ファスター／有限会社金井レース加工／グリズレックス／ 藤井佳津枝（新田暁高校教諭）乳がん経験者／新田暁高校の学生／／門倉紀子（がんカウンセラー）／ 兼本雅章（共愛学園前橋国際大学教授）／山川真以子（C＆F株式会社）／アンカンミンカン富所哲平（敬称略）

【本件に関するお問い合わせ先】
　企業名：Office刃-YAIBA-（オフィスヤイバ）

　住所：〒370-0864 群馬県高崎市石原町1978ｰ10
　担当者名：木榑（コグレ）浩之
　TEL：09048291319

　HP:https://yaiba.biz/
　E-Mail：kogure@yaiba.biz