トラベルライティングアワード2024　選出・発表会のお知らせ

Travel Writing Award  2024

立教大学観光学部舛谷研究室では「トラベルライティングアワード2024」として、
『ひととき』2023年3月号掲載
「長崎　異国菓子ものがたり」
（文＝瀬戸内　みなみ）
を選出しました。

本プロジェクト担当の観光学部生が一年を通して機内誌を講読した上で、優秀作品候補を12本に絞り、研究室の学生全員による投票で最優秀作品を選びました。今回は2023年中に発行された10誌128作品の中から選出しました。
併せて、学生執筆のトラベルライティングを有識者による選考委員会が審査し、選出された優秀な作品に対し「学生奨励賞」の授与を行います。

記

日時：2024年12月16日（月）　18：30～19：30
場所：立教大学新座キャンパス7号館3階アカデミックホール

【トラベルライティングアワードについて】
立教大学観光学部 舛谷研究室では、2006年度よりトラベルライティングアワードを選出しています。
この賞は、日本で未だ確立していない「トラベルライティング」という分野について、優れた作品を表彰し、トラベルライターを奨励することで振興したいという趣旨に基づいています。
今回はすでに出揃っている2023年中の日本語の機内誌・車内誌のうち、10誌128作品の中から選出しました。

■目的
トラベルライティングの振興と奨励
■対象記事
(1)    国内外の機内誌・車内誌に掲載された日本語のトラベルライティング
(2)   署名記事であること
(3)   おおむね2000字程度以上で、まとまった量の旅エッセイであること
(4)   食文化、人物、歴史、芸術、町並み、自然など、主題や切り口については限定しない
■選定方法
航空・鉄道会社から直接ご提供いただいた機内誌・車内誌と、立教大学観光学部舛谷ゼミ生が独自に収集した前年1-12月の機内誌・車内誌から対象記事を選定し、本プロジェクト担当学生が候補作を絞ったのち、研究室生全員で投票を行い、受賞作を選出しています。その際、投票理由をコメント形式で集めています。
■選定基準
機内誌・車内誌は、書店に並ぶ雑誌と比べ、幅広い年齢層の「乗客＝読者」の目に触れます。それを踏まえた上で大学生の視点から、
(1)    魅力的なテーマで、観光学部生が純粋に興味を持って読めるか
(2)    新鮮な驚きや発見があるか
(3)    その土地に行ってみたいと思うか
(4)    旅の文章として優れた文章であるか
(5)　写真のレイアウトが効果的であるか
の5点を重視し、選定しています。

【学生奨励賞について】
トラベルライティングアワードでは、プロの作品を対象としたアワードだけでなく、立教大学観光学部の講義「トラベルライティング」で提出された学生たちの作品を対象とする学生奨励賞を併設しています。

■目的
観光学部開講の選択科目「トラベルライティング」では、毎年提出されるレポートに優れた作品が多く見られたことから、多くの方々に読んでいただく機会を設けたいという趣旨で学生奨励賞を設けました。
これを機会に、改めて旅で得たさまざまな想いを表現できるトラベルライティングが、若者にも定着していくことを目指しています。
■対象
立教大学観光学部の2024年春学期「トラベルライティング」352名の受講者のレポートより21作品をエントリー
■分量
1600字（40字×40行）
■選定方法
「トラベルライティング」担当講師である抜井ゆかり氏が352編から21篇に絞ったのち、舛谷ゼミのトラベルライティングアワード担当学生の合議により11篇がノミネートされ、奨励賞選考委員会で1篇を最優秀作品、2篇を優秀作品に選出しました。
■奨励賞選考委員会（五十音順・敬称略）
公益財団法人日本交通公社・旅の図書館
作家・翻訳家　田中真知
立教大学観光学部講師　抜井 ゆかり
立教大学名誉教授　野田 研一
ダイヤモンド・ビッグ社元代表取締役　藤岡 比左志
立教大学観光学部教授　舛谷 鋭
株式会社スケープス代表取締役/第二回アワード受賞者　山口 あゆみ
■選定基準
(1)    旅の文章として、優れた内容であるか
(2)    場所・土地の特徴が理解できるか
(3)    タイトル、リードなどが本文の内容に合っているか
(4)    筆者ならではのメッセージが伝わってくるか

※トラベルライティングアワード新座賞 <https://www.niiza.net/twa/> については、新座三大学（跡見学園女子大学、十文字学園女子大学、立教大学）運営により、新座市産業観光協会主催で選出しております。詳細は新座市シティプロモーション課にお問い合わせ下さい。