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危機感が背景にあった社歌制作プロジェクト。社長自ら作曲し全社員を動員、社内外のコミュニケーションに活用

株式会社ゲットイットは、『NIKKEI社歌コンテスト2025』に今年度新作となる社歌「いちばん星」を応募しました。社内外のコミュニケーション活性化にも効果がありました。

株式会社ゲットイット(本社:東京都中央区、代表取締役:廣田優輝)は11月14日、社歌ミュージックビデオ「いちばん星」を公開し、日本経済新聞社主催の『NIKKEI社歌コンテスト2025』に応募しました。社歌は代表の廣田が作曲を手掛け、歌詞、ボーカル、演奏、編曲も社員によるものです。

コロナ後の産業構造・働き方の変化の中で、社員共有できる曲をつくりたい

社歌「いちばん星」は、コロナ後の変化の中で生まれた曲です。IT機器をめぐる需要の変化、短期間で急増した社員数、リモートワークから出社への再転換…時代に合わせ会社が変わっていく中で生じる摩擦、コミュニケーション課題が社内にありました。音楽には気持ちを一つにする力がある、社歌で思いを表現することで同じ目標を体感できるという考えから、ベーシストの顔を持つ代表の廣田が、社員数132人にあわせたBPM(※1)132で作曲し、社歌プロジェクトが始まりました。

 

前作の『微速前進』(※2)では社内の音楽経験者を中心に製作し、TBSラジオ「アフター6ジャンクション2」(※3)の「ふつうにJ-POPやないか!部門」で言及されるなど、プロのMVのような完成度を目指しました。しかし今作では「多くの社員に出演してもらいたい」「社内全拠点を撮影して、等身大の仕事風景を伝えたい」という方針が設定されました。その結果、10人のボーカルメンバー、3人のラップパートメンバー(うち1人は代表の廣田)、4人の楽器演奏メンバーが集まり、エキストラを含めるとほぼ全社員が出演しました。

今回、新たな取り組みとして就業時間内の「ボイストレーニング」をボーカル/ラップメンバーが受講しました。録音に参加するだけでなく、「声を出すしくみ、出し方を習うことで歌うことがもっと好きになるし、自分の一番いい声にも出会える」と考えた廣田の発案によるものです。講師として、プロミュージシャンも指導する大槻水澄さん(※4)が来社しました。トレーニングは社内会議室で行われ、姿勢、呼吸、発声の指導から、同じパートを歌うボーカル同士の「お互いの表情を見ながら歌い、声を聞きあう」レッスンなどが行われました。

<参加社員の感想>

 

◆久しぶりに歌うと自分の声とみんなの声をちゃんと聞いてなかったなぁ、と反省です。先生の伝え方も最高に分かりやすく、楽しかったです。
◆今回は性別も国籍も関係なく、部署も拠点も違うみんなで歌う社歌なので、みんなで一つになるというか。平和な感じもするし、仲間っていいなって感じて、心が温かくなりました!
◆自分らしい声を出すことに悩んでいたので、力を抜いて歌えたり、周りに寄り添って歌おうと思えたり、自分の歌声や気持ちに変化が生まれました!いい姿勢でお腹を使って声を出すことで、前向きに明るく、どっしり構えて仕事が出来そうだなーと思いました。
◆プレゼン等の人の前で話す機会に役立ちそうだと思いました。
◆肩こりも良くなる気がします。
◆最初は、完璧な音程を出さなければならないと思い、特にラップに挑戦したことがなかったので、緊張していました。しかし、皆がトレーニングを楽しんでいる様子や、先生の熱意に触れるうちに、緊張が消えました。当初は、ボイストレーニングが声の改善にのみ焦点を当てるものだと思っていましたが、セッションを通じて、自信も高まっていることに気づきました。自信のある声は自然とクリアに聞こえるものです。

 

ボイトレを終えたメンバーは社内の3つの拠点で撮影を行いました。1シーンに10テイク以上撮り直すこともありましたが、テイクを重ねるごとに緊張がほぐれ表情が自然になっていく様子でした。オフィスシーンでは会議室での打ち合わせやデスクワーク、倉庫シーンではフォークリフトによる運搬や機器の検査など、普段の業務シーンが背景になっています。

撮影は社内認知の高まりにも効果がありました。撮影前は「社歌を作っているらしい」程度の認知状態の社員が多くいましたが、全拠点で社歌が流れ、エキストラとして撮影に参加することで社歌のタイトルや曲調が共有されていきました。笑いも多く起き、「普段この拠点にこない社員も来て賑やか」「お祭りみたいで楽しい」「デスクを整理するきっかけができた」といったコメントがありました。

また、社外コミュニケーションに活用する社員もいました。商談時の「直近のトピックス」として社歌MVを紹介したところ、「会社で作っているとは思えないクオリティですね」と驚かれ、感心していただいたということです。
「顧客や取引先とのコミュニケーション増加」は社歌コンテストのアンケート回答企業のうち、「参加の効果」として2番目に高い65.9%を占めています(※5)。当社においても、商談時の社風紹介やアイスブレイク的な用途で、社外コミュニケーションへの貢献が期待されます。

代表廣田コメント

僕の場合、曲を作る時には感情がありそれを表現するためにサビがあって、そこからメロディ全体が形作られていくことが多いのですが、今回はイントロから先にできて作曲を進めていくごとにメロディが産まれてきました。

当初は、この楽曲の目的が曖昧だったのですが、そんなプロセスも共有し作詞を依頼しました。その後、社歌を「みんなで歌う」という構想が産まれ、ラップや英語詩、それに海外メンバーの参加などを通じて曲がカラフルに進化していきました。それでも「みんなで歌う」以上の何かを求めていた時に、全社会議での「えいえいおー」という掛け声をサンプリングするというアイデアが閃き、楽曲が完成しました。
「一人でたどり着ける場所は想定内だ 一緒に予想外の景色を見に行こう」というメッセージを体現した、まさに全員参加型の「私たちの」楽曲になったと思います。

「いちばん星」歌詞

いちばん星を目指すカラフルな光

混み合う大江戸線 駅に押し出されて
人の流れに逆らって 僕の職場はここ

要らないモノたちが 必要なモノになり
ITインフラは巡る それが僕の仕事

Hey yo 月曜上等 困ってるあなたに届けたい
ありがとうって何度言われても心温かい
堂々としてよう132人離れても一体
創造していこう無価値の端から限りない価値を
 
欠点だって100点にするんだ 僕ら補い合って
いちばん星を目指すカラフルな光

知らない人たちが
働く仲間になり
仕事真摯に向き合う
それが僕の誇り

 

Hey Yo, to each their own, to understand we’ve Communication
Although, it’s hard to keep up, often a chronic Frustration
Listen Bro, just don’t give in, carry on playing those Conversation
Why so? alone we fall but together we fly in the starry sky
It’s our secret no one can deny

 

一人でたどり着ける場所は想定内だ
一緒に新しい景色を見に行こう

Say yo 問うよ 幸せもたらす暮らしとはなにか 
貴重な環境 未来の世界に渡せているのか  
要は両方 使えるものまた使い続ける
変わらないために変わり続ける
そのために今日も努力続ける

欠点だって100点にするんだ 僕ら補い合って
いちばん星を目指せカラフルな光
一人でたどり着ける場所は想定内だ
一緒に予想外の景色を見に行こう

 

「いちばん星」 / 株式会社ゲットイット
作詞:Yukiko Take
作曲:廣田 優輝
編曲:藤沢 哲平


▼社歌コンテスト投票期間:2024/12/2~12/13
https://shaka.nikkei.co.jp/

※検索窓に「ゲットイット 」とご入力いただくと見つけやすいです。

NIKKEI 全国 社歌コンテスト

社歌というツールを社内・社外のコミュニケーションに役立てることで、日本の企業を応援することを目的に開催。会社の魂を込めた、社歌。そんな社歌を、それぞれの会社らしさが出るよう、好きなように歌い、好きなように撮影した動画を募集。12月2日より一般予選投票および審査員予選審査を行い決勝進出企業を発表。決勝戦・表彰式は2021年1月下旬に行われる予定です。

主催    :株式会社⽇本経済新聞社
募集要項  :https://shaka.nikkei.co.jp/
応募期間  :2024年11月2日~11月14日
一般予選投票:2024年12月2日~12月13日
 

株式会社ゲットイット

都内最大級の倉庫(勝どきZETTA、森下Ark)の豊富な在庫量と、マルチベンダー対応の技術力で、企業の抱えるITの「困った」を解決。サーバー・ネットワーク機器等ITハードウェアの専門家として、レガシーシステム運用に必要なEOSL保守(第三者保守)、IT資産の適切な処理・運用(ITAD)、検証環境構築のための機器レンタル、リユース品販売を中心とした「循環型ITソリューションサービス」を提供しています。「使えるものは、長く使う」「使い終わったものは、次につなげる」の2点を掲げ、保守による機器の長寿命化や機器のリユース・リサイクルにより、ITハードウェアが持続可能な形で運用される「Sustainable Computing ®」の実現を目指しています。

 

社名  :株式会社ゲットイット
URL  :https://www.get-it.ne.jp
所在地 :東京都中央区築地3-7-10 JS築地ビル4F
代表者 :廣田 優輝
設立  :2001年4月
事業内容:循環型ITソリューションサービス(第三者保守、EOSL保守、ITAD、買取り、データ消去、レンタル、販売、修理)の提供

 

注釈

※1 BPMとは "Beats Per Minute" の略で、1分間の拍数のこと。今回採用したBPM132はややアップテンポのBPMとなる。

※2 https://www.youtube.com/watch?v=gBGmXPZp26I&t=7s

※3 https://www.tbsradio.jp/a6j/

※4 ヴォイストレーナー。ヴォーカリスト。有名アーティストや一線で活躍するビジネスパーソンにボイストレーニングを提供するマジカルトレーニングラボ主宰。昭和音楽大学非常勤講師。テレビ東京『キミスタ』、BS日テレ『Hot Dog Press TV』など、(スパルタ)ヴォイストレーナーとしてメディア出演多数。全国各地での、声が気になるビジネスパーソンや一般向けセミナー、企業内研修、講演実績など多数。https://magicaltraininglab.com/

※5  https://shaka.nikkei.co.jp/shaka.pdf なお効果として最も高かったものは「社員のコミュニケーション増加」の69.2%。



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企業情報

企業名 株式会社ゲットイット
代表者名 廣田 優輝
業種 商社・流通業

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