優勝は母思いの中学生が考案“お手伝いかるた”「第6回CEOキッズビジネスコンテスト」結果発表
2024年12月1日(日)、品川シーズンテラスカンファレンスで「第6回CEOキッズビジネスコンテスト」決勝大会が開催され、全国から集まった小学5年生〜高校2年生の7人のファイナリストがビジネスプランの発表を行い、『ママの気持ちが100%わかるオリジナルかるた』を考案した中学1年生の下田大輝さん(13)が優勝しました。下田さんはこれからクラウドファンディングに挑戦し、ビジネスプランの実現を目指します。
「第6回CEOキッズビジネスコンテスト」決勝大会では、観客・審査員など約100名が会場で見守るなか、全国から集まった7名のファイナリストがそれぞれ課題解決意識をもって練り上げたビジネスアイデアを発表。
当コンテストでは、クラウドファンディングに挑戦することを視野に入れたビジネスプランの募集を行っており、決勝審査は、「ビジネスアイデアの実現性」と「クラウドファンディング適性」の2つの評価軸で選考が行われました。
今回最優秀賞を手にしたのは、『ママの気持ちが100%わかるオリジナルかるた』というビジネスプランを発表した、愛知県在住の下田大輝さん(中学1年生)。このかるたは、日頃家事を担っていることが多いお母さんの「家事を手伝うならここまでやって欲しい」という気持ちを、家族で遊びながら理解できるのが特徴です。
中学では野球部で練習に励んでいるという寡黙な印象の下田さんですが、当日はこれまで準備してきた成果を発揮し、時には会場の笑いを誘いながら、お母さん思いのビジネスプランで審査員・観客の気持ちを掴み、見事優勝しました。副賞の「ハワイホームステイ5日間」の権利を獲得した下田さん。ハワイへ行く前に、実際にクラウドファンディングにチャレンジし、かるたの実現を目指します。
また、今大会のファイナリストの多くが、実際にクラウドファンディングに挑戦することを目指しており、各自ビジネスプランの実現に向けてコンテスト終了と同時に新たな目標に向けて準備を開始しています。
「第6回CEOキッズビジネスコンテスト」結果発表とビジネスプラン
【最優秀賞】
◉ママの気持ちが100%わかるオリジナルかるた
下田 大輝(中学1年生) オンライン名古屋川名教室
下田さんの家でお手伝い制が導入されて自分で家事をするようになり、その大変さを知った経験をもとに、家事について家族みんなが理解できるオリジナルかるたを考案。『ごみ捨ては 集める所からが 始まりだ』など、母親のここまでやって欲しいという家事レベルをかるたに表現した”お母さんの気持ちを理解できるかるた”で遊ぶことで、世の中の母親たちを笑顔にし、明るい家庭が増えて欲しいという願いを込めました。今後は一般のママたちから、かるたに入れるネタを募集し、販売前から認知を広げていく戦略。パパ・子ども・祖父母の気持ちのわかるかるたシリーズなど次の展開も視野に入れ、ママだけでなくそれぞれの家族に焦点を当ていく構想も発表しました。
【第2位】
◉小学5年生が考えた、つけ外し可能ゾウリサポート〜慣れない草履も歩きやすい!〜
堅田 結仁(小学5年生) オンライン名古屋川名教室
草履初心者の歩きにくさを解決するアイテムを発表。和装小物の会社に直接メールで協力を依頼して事前に試作した「ゾウリサポート」の実物を装着し、プレゼンテーションに臨みました。事前に販売店や外国人客にもリサーチを行い、自身が小さい頃から慣れ親しんだ草履を通して、日本はもちろんインバウンドで日本を訪れる外国人に「日本文化を健康に楽しんでもらいたい」という思いから生まれたビジネスアイデアです。
【第3位】
◉使われなくなった農機具に使い道を 高校生が立ち上げる農機具貸し借りプロジェクト
濵砂 千夏(高校1年生) オンライン名古屋川名教室
農家を目指す農業高校生として、日本の食料自給率の低さや後継者不足など、農業の問題解決のためには多くの手段があることを伝えていきたいとの想いから、使われていない古い農機具のレンタル事業を考案。貸出先として、農業体験イベント開催団体にもすでに協力を取り付けており、将来は自ら体験型の農業ファームを立ち上げ、農業の温かみを人々に伝えていきたいと今後の展望も発表しました。
【スポンサー賞】
プラチナスポンサー2社よりスポンサー賞が授与されました。
◉ラーニングエッジ賞:カラメル嫌いでプリンが苦手な小学生が作った 理科の実験を思い出す「ビーカープリン」
戸島 瑛翔(小学6年生) 直営校六甲教室
カラメル嫌いでも美味しくプリンが食べたい!と、理科の実験を思わせるビーカーを容器にしたプリンをスポイド入りの好みのソースで食べられる冷凍商品を発表しました。販促用のオリジナルキャラクターも考案。アイデアを練る過程で、卵1つあたりの利益が少ないことを知り、イベントやオンラインによる販売で出店経費を抑え、付加価値の高い商品を実現して卵の生産者を応援することまで考え発表しました。
◉granpocke賞:戦国武将大好き小学生が発案!! 『一石3鳥 都道府県パズル』
福重 龍之祐(小学5年生) オンライン大阪和泉中央教室
都道府県を覚えるのが苦手な子も楽しく学習できるように、各県にゆかりのある戦国武将を配置したパズルを考案し、地理の学習・歴史の学習・脳トレの3つを叶えることができる商品として発表。国内向けの学校教育や家庭での楽しみ方だけでなく、日本文化に興味のある海外からの観光客誘致も視野に入れた多言語版の展開や、それぞれのターゲットに合わせた販売方法も考えました。
【ファイナリスト】
惜しくも僅差で入賞を逃しましたが、ファイナリストによる個性あふれるプレゼンテーションが会場を沸かせました。
◉心と体の状態を家族で共有するアプリ「心&体メーター」を作りたい!
中嶋 みなみ(小学6年生) 辻堂教室
家族間のコミュニケーションを円滑にし、「仲の良い家族を増やしたい」と、自身の経験から着想したアプリを発表。心と体の元気度を数値化し共有する機能を通して、家族が互いの状態を把握し相手の状況を思いやれるのが特徴。思春期の難しい年頃の子どもたちでも入力を習慣化できる独自の工夫も備えています。親子だけでなく、夫婦間、学校や塾など幅広いシーンで使えることも提案しました。
◉色のバリアフリーが実現する本を作りたい‼
月那(高校2年生) 本部開催教室
色覚多様性者もストレスなく色を認識して楽しめる「カラーユニバーサルデザイン」を学校の授業で知り、その普及に貢献したいと考えるように。自身のクリエイターとしての能力を活かし、読むことでその必要性を広めることができる冒険ファンタジー小説の制作を考案。発表では、色のバリアフリーが実現する色使いについて事例を添えてわかりやすく解説しました。制作した小説を学校や図書館にも配布していくことを提案しました。
過去のCEOキッズビジネスコンテストの情報
年1回開催されるコンテストの概要はこちら
https://ceokidsacademy.com/kids_business_contest/
CEOキッズアカデミーの取り組み
株式会社CEOキッズアカデミー(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:遠藤千恵子)が運営する、6歳からお金とビジネスマインドが学べるスクール「CEOキッズアカデミー」。全国の認定教室で、子どもたちがやりたいことを実現するための創造性と起業家精神(アントレプレナーシップ)の育成に取り組む。
CEOキッズアカデミーに通う子ども達
最初から、「起業したい」「社長になりたい」と考えて自ら学び始める子どもたちは日本ではまだ少数です。
大学受験への実績づくりのために受講する高校生も増えてきましたが、「プレゼンテーションの力を身につけさせてあげたい」「好きなことを仕事にできる力を修得させたい」などを目的として門を叩く小〜中学生の家庭が多くみられます。
また、どうも学校になじめない、人とのコミュニケーションや話すことが苦手、学校の勉強が得意ではない、など、普段の学校ではうまく自分の力を発揮できていないと感じているお子さんに、個性を見つけ伸ばして欲しいと期待し、保護者の方々が受講を決めるケースも多いです。
学び進める過程で、子どもたちが自分の力に自信を持ち、「人生は自分自身で舵取りできる。起業もまた、そのうちの一つの手段。これから先、何があってもきっと自分は乗り越えられる。」と、広い視野で未来について考えられるようになったと、受講生親子から好評を得ています。
CEOキッズアカデミーの教育プログラム
ハワイ発ならではの、グローバル視点で独自開発された豊富なプログラムが特徴。2024年には、英語プログラムとマネー教育プログラムが新たにスタート。
■CEO子ども起業家ベーシックコース(年長〜小2)
https://ceokidsacademy.com/ceo_kids_basic/
■CEO子ども起業家アドバンスコース(小3〜大人)
https://ceokidsacademy.com/ceo_kids_advance/
■CEO子ども起業家アドバンスコース 英語プログラム(目安 英検準2級〜)
https://ceokidsacademy.com/advance_english/
■CEOお金の基礎コース(小3〜大人)
https://ceokidsacademy.com/money/
■CEO子ども投資家コース(小4〜大人)
https://ceokidsacademy.com/investment/
■高校生&大学生のための起業講座(高校生〜)
https://ceokidsacademy.com/high_school_university/
その他、保護者向けプログラムもあり。学校教育現場、教育委員会等へのプログラム提供実績も多数。
企業情報
[会社名]株式会社CEOキッズアカデミー
[住所]〒251-0025 神奈川県藤沢市鵠沼石上1丁目7番8号
[電話番号]0466-96-0353
CEOキッズアカデミーSNS
WEB:https://ceokidsacademy.com/
Facebook:https://www.facebook.com/ceokidsacademy/
Instagram:https://www.instagram.com/ceo_kids_academy/
X:https://twitter.com/ceokidsacademy
note:https://note.com/ceokidsacademy
YouTube:https://www.youtube.com/@ceo7936
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企業情報
企業名 | 株式会社CEOキッズアカデミー |
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代表者名 | イゲット千恵子 |
業種 | 教育 |
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