若者の自動車購入・所有に関する調査を実施

〜車を持たない、買わない若者の大きな理由は“お金がかかる”から〜 〜「是非車を購入したい」層は25%程度。年齢が高くなるほど購入意向は弱まる〜 〜車を持つこと=“他人や社会に対してのステイタスシンボルである”との認識は強くない〜

〔報道関係者各位〕

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若者の自動車購入・所有に関する調査


〜車を持たない、買わない若者の大きな理由は“お金がかかる”から〜

〜「是非車を購入したい」層は25%程度。年齢が高くなるほど購入意向は弱まる〜

〜車を持つこと=“他人や社会に対してのステイタスシンボルである”との認識は強くない〜


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株式会社メディアインタラクティブ(本社:東京都渋谷区、代表:橋本光伸)は、都市部在住の若者(15歳〜34歳男女)で、現在車を持っていない人を対象とし、「若者の自動車購入・所有に関する調査」を実施しました。調査手法はインターネットリサーチ。調査期間は2009年2月20日〜2月26日、有効回答数は1174人から得られました。
世界的な不況が進行する中、その“象徴”のひとつとして、自動車販売の不振が取り沙汰されていますが、自動車が売れない理由として、近年“若者の車離れ”が指摘されています。かつては、実用性のみならず、若者の「憧れ」「ステイタス」を示すアイテムとしての位置づけもあったとされる自動車を、現在の、特に都市部の若者は“なぜ、所有しようとしないのか?”。
本調査では、以上の問題意識に基づき、現在(自分名義での)車を所有していない都市生活圏の若者(15歳〜34歳男女)における、自動車所有意向の状況とその理由を探っています。


【調査結果概要】

(車を持っていない若者の免許取得状況)
【1】車は持っていないが免許はある人は54%にとどまるが、彼らは平均20歳で免許を取得。運転はできるが車を持たない期間は平均約7年、「11年以上」も4人に一人(25%)。
・車を所有していない若者の46%は「免許がない」。既婚者(35%)、30代前半(34%)でも、3人に一人は非取得者。
(車を持っていない若者の自家用車購入の意向)

【2】近い将来に自家用車を(ぜひ+どちらかと言えば)購入したいとの意向率は64%だが、「ぜひ購入したい」は25%にとどまり、「特に購入したいとは思っていない」(36%)の方が上回る。
既婚者、30代前半では非購入意向者が4〜5割で、年齢が高くなるほど購入意向がない傾向。
・免許を持っている人でも、自家用車の必要性を感じているのは53%。47%は必要性を感じていない。24歳以下では「必要」が6割超も、25歳以上では「不必要」が半数以上で「必要」を上回り、年代で明確な差がある。
(車を持っていない若者の“持たない理由”)

【3】車を買わない理由は、「利用することがほとんどない」に加え、「(購入・維持の)お金がかかるから」「車より他のことにお金を使いたい」など、お金の観点からが大きな理由。
・自動車を買う意向のない人の理由は「日常生活で車を利用することはほとんどないから」(56%)がトップ、次いで、「自家用車の維持にお金がかかるから」(46%)、「自家用車の購入にお金がかかるから」(41%)、「自家用車を買うよりも他のことにお金を使いたい」(33%)の順。
・免許は持っていても、自家用車を持つ必要性を感じていない人の理由のトップは「日常生活で車を利用することはほとんどないから」で80%と圧倒的。
・自動車購入の意向がある人でも、「維持費がかかる」「購入価格が高い」といった“お金”の心配が圧倒的。
(車を持っていない若者の自家用車に対する考え・スタンス)

【4】周りに自家用車所有を進められた経験は少なく、もし、車所有をする場合、“ブランドにこだわらない”わけではないが、”他者に対して、あるいは社会的なステイタスシンボルである”との認識は、特に強くはない。また、仮に経済状況(お金)が好転、あるいは結婚・子どもの誕生などライフステージに変化があっても、それが購入のきっかけとなると考える人は、非購入意向者の中では少数派。
・誰かに「自家用車(自分名義の車)購入」を勧められたことがある人は、16%にとどまる。
・『自分の車を所有することについてのイメージ』についての評価をみると、《人生の大きな買い物》であり、《耐久消費財の一つに過ぎない》とまではいえない→“特別な買い物”との意識はあるものの、《買うなら安いほどよい》と、ひたすら現実派(価格優先志向)。また、車を所有しても《自慢できる》とは思わず、《社会人の証》でもない、《カッコイイ》《高級》な車への憧れは強くなく、《中古車》でも恥ずかしくない、との傾向が出ている。
・自動車を買う意向のない人に、今後仮に自家用車の購入を考えるきっかけとなることは何かを尋ねたところ、「転勤や引越しなどで、居住環境が変わった時」と「身近な人の送り迎えが必要になった時」という”現実的な生活環境の変化”が26%でトップ2。特別に抜きん出たきっかけはなく、年齢を重ねても、あるいは経済状況(お金)の好転要因や、結婚・子どもの誕生などのライフステージの節目の要因も、購入のきっかけとしては20%未満。



【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社メディアインタラクティブ
アイリサーチ事務局:平野 嶋崎
TEL 03-6826-5000 FAX 03-6419-8375
e-mail  pr@i-research.jp http://www.i-research.jp
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-6-11 花門ビル4F


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本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>
「インターネット調査のアイリサーチが実施した調査結果によると・・・」

企業情報

企業名 株式会社ネオマーケティング
代表者名 橋本光伸
業種 ネットサービス

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