首都圏から日帰りで標高2000M以上の山を縦走できる貴重なルートを紹介。菅平を熟知したスタッフが案内。

信州菅平高原で社団法人日本職業スキー教師協会公認のスキー学校を運営するセッションクラブでは、4月から10月の間に日本百名山の四阿山（標高2350M）を登頂するツアー案内を実施。案内をするのは冬期間に登山スキーやスノーシュートレッキングを指導するインストラクター。
登山行程は参加者の技術と体力に応じていくつものコースがある。上級者向けのコースは根子岳2207Mから四阿山2354Mを縦走する7時間のルート。入門者向けの比較的簡単なコースは根子岳往復のルートで小学生でもガンバレば登頂できる。約4時間半の行程。
根子岳と四阿山は対照的なおもむきをもっている。四阿山は男性的な山で険しい登山道や岩場で形成されているが、根子岳は穏やかで丸みのある山である。根子岳は花の百名山にも数えられ、数多くの珍しい花や植物に遭遇できる。両山ともに広範囲な展望を望むことができ、富士山・浅間山・木曾御岳・乗鞍岳・穂高岳・後立山連峰・日本海など有名の山々の景観はすばらしい。
関東からの日帰りのアクセス例としては、東京発午前7時28分のあさま号に乗車すると上田駅からバスを乗り継いで9時30分に菅平に着く。バス亭からスタッフの運転するバスで8分で登山口。一番長丁場の根子岳から四阿山を縦走する7時間のコースが終わると約午後5時。クラブハウスでシャワーを浴びてリフレッシュした後、18時30分菅平発のバスで上田へ向かい長野新幹線で上野着20時46分。



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