オランダ WoodWing社と販売パートナー契約を締結

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン（略称: VPJ、本社: 東京都渋谷区、代表取締役: 三村博明）はオランダ・WoodWing（本社: オランダ ザンダム、CEO: Hans Janssen）と販売パートナー契約を締結しました。今後、日本国内におけるWoodWing社の製品販売及びマーケティング活動を開始します。
WoodWing社はオランダに本拠を置くソフトウェア開発会社です。同社の製品は主に出版制作における編集工程の合理化を対象としており、欧米の大手出版・新聞社を中心に全世界で24,000シート以上が導入されています。

VPJが主に取り扱いを行う同社製品「WoodWing Enterprise」はアドビシステムズ社のInDesign／InCopyと密接な関係を持つネットワークパブリッシングシステムです。デザイナーやライターはInDesign／InCopyのプラグインとなるSmartConnectionをPCへインストールし、センタサーバとなるWoodWing Enterprise上のマスターレイアウトファイルへネットワークを介してアクセス、オンラインで直接編集作業を行います。全ての関係者がマスター上で直接作業を行うため、レイアウトや原稿の受け渡しを行う必要がなくなります。また、常にオリジナルのマスターが存在するため、バージョンの取り違いや訂正漏れが発生しにくくなります。

一方、VPJは出版プロセスのIT化をテーマに国内の出版・新聞業界に対し、ワークフロー／デジタルアーカイブ管理システム「ターボサーバー」、そしてオンライン校正システム「DiALOGUE」の提案及び販売を既に行っています。VPJは編集分野へ対する強力なソリューションであるWoodWing Enterpriseを、これら従来のソリューションラインアップに加え、各製品間のインテグレーションを行うことにより、編集から制作、プリプレスに渡る出版プロセス全体の合理化を提案することが可能になりました。

今回の販売パートナー契約締結にあたり、WoodWing社 アジアパシフィック マネージングディレクターのレムコ・コスター氏は下記のようにコメントしています。
「WoodWing Enterpriseの日本市場への展開にあたり、国内出版業界に対するシステムインテグレーションのノウハウを持つVPJと販売パートナー契約を締結出来たことを大変喜ばしく感じています。欧米市場では既に主流であるネットワークパブリッシングのニーズが日本市場において高まるなか、VPJの提案するワークフローが業界において今後、標準となることを確信しています。」


＜WoodWing会社概要＞

-会社名：WoodWing Software
-代表者：CEO Hans Janssen
-所在地：（本社）オランダ・ザンダム、（拠点）デトロイト、サンフランシスコ、クアラルンプール
-設立：2000年
-販売パートナー：70カ国、75社以上
-事業内容：出版・新聞・印刷・広告代理店へ向けた編集ワークフローシステム及びプラグインのソフトウェア開発。欧米を中心にワールドワイドで約450サイト、24,000シート以上の導入実績を誇る。

＜WoodWing Enterpriseについて＞

WoodWing Enterpriseはアドビシステムズ社のInDesign,InCopyと密接な関係を持つネットワークパブリッシングソリューションです。WoodWing Enterpriseのワークフローにおいては、センタサーバ上のマスターレイアウトファイルに対し、Adobe InDesign/InCopyのプラグインとなるSmartConnectionをインストールしたPCがネットワークを介してアクセスし、オンラインで同時に作業を行います。全ての関係者がマスター上で直接作業を行うため、レイアウトや原稿の受け渡しを行う必要がなくなります。また、常にオリジナルのマスターが存在するため、ファイルバージョンの取り違いや訂正漏れが発生しにくくなります。
また、Woodwing EnterpriseはInDesignファイルの画像やテキストといったコンテンツパーツを管理するモジュール「Contents Station」を介し、CMSやSNSなどのメディアとオープンに連携し、クロスメディアパブリッシングの中核として機能します。写真から原稿、レイアウトに渡るコンテンツを集約管理することにより、出版物以外のWebサイトやモバイルサイトといった媒体へ、そのコンテンツを容易に展開・マルチユースを行うことが可能です。このようにWoodwing Enterpriseサーバ上へあらゆる作業を統合することによりコンテンツと情報が集約され、出版プロセスにおける余剰業務やミスは削減され生産性が向上します。

○ネットワーク経由のダイレクトワークフローにより、ライティング・デザイン・制作を同時に進行
○Adobe InDesign、InCopy、Webブラウザからのダイレクト編集、DTP、ライティングが可能
○Webブラウザからのレイアウト、デザイン、台割プレビューが可能
○編集者・決裁者の承認管理や締め切りを紙面ごとに設定することが可能
○WebCMSと連携、コンテンツの集約管理を起点にクロスメディアパブリッシングへ容易に展開
http://www.vpj.co.jp/products/woodwingenterprise/index.html


＜株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンについて＞

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン（略称: VPJ、本社: 東京都渋谷区、資本金: 3,500万円、代表取締役: 三村博明）は、コンテンツオーサリング環境を総合的にインテグレートするソリューションプロバイダとして1994年に設立。Windows、Mac、UNIXが混在するクロスプラットフォーム環境でのシステム構築、通信プロトコルやファイルフォーマットの違いから生じる問題の解決を得意としており、DTP、CG、ビデオと広がりを見せる画像・映像を中心とするコンテンツ制作分野への豊富な経験とノウハウが特徴です。VPJの提供するシステムは主に制作ワークフローの構築に主眼を置いており、独自のワークフローアプリケーションやデータベースなど最新のITをベースに構築されています。これらのシステムは、テレビ局、CG/ビデオプロダクション、大手印刷会社、広告代理店、デザイン事務所等のコンテンツ制作市場に幅広く納入されています。

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