ラテンアメリカの連帯経済 〜参加型予算・労働者自主管理企業・フェアトレードの実践から〜

2009年11月に開催される「アジア連帯経済フォーラム2009」に向けた学習会。ラテンアメリカにおける「連帯経済」の30年以上にわたる歴史と概要を、ブラジルやメキシコでの具体例を見ながら学びます。

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         ラテンアメリカの連帯経済
参加型予算・労働者自主管理企業・フェアトレードの実践から
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不安定な雇用、ひろがる格差、生産性のための開発―
利潤の拡大を追求する市場経済は、世界に貧困や格差、環境破壊など
様々な問題をもたらしてきました。

私たちは企業の利潤のために、
自らの暮らしや自然を犠牲にせざるを得ないのでしょうか?

90年代以降、グローバル市場経済のもとで経済危機に見舞われたラテンアメリカの国々では、
人びとは自分たちの暮らしを守るために、
市場原理とはちがう「経済」を実践してきました。

助け合う思想にもとづく協同組合―
閉鎖された企業の工場を労働者みずからが管理・運営して再開した自主管理企業―
住民が自ら町の予算の使い道を決める参加型予算―
日本でも広がりを見せるフェアトレードやエコ・ツーリズム、地域通貨など、
様々な経済活動が営まれています。
こうした取り組みは「連帯経済」と名づけられ、利潤を追求するだけではない、
もう一つの経済として、ラテンアメリカに広がっています。

この学習会では、ラテンアメリカにおける「連帯経済」の30年以上にわたる歴史と概要を、
ブラジルやメキシコでの具体例を見ながら学びます。世界に広がる連帯経済ネットワークの中でも、その広がりと強さが注目されるラテンアメリカに、改めて連帯経済の源流を探っていきましょう。

金融危機を受けて、日本でも長期的な不況や雇用不安が広がる中で、「日本のラテンアメリカ化」ということがいわれています。私たち自身が日々感じる不安や疑問、そしてその解決へのヒントがラテンアメリカの実践には数多く含まれています。

2009年11月に開催される「アジア連帯経済フォーラム2009」に向けた学習会でもあります。
ぜひご参加ください。


日 時: 2009年7月31日(金)18:45〜21:00(開場18:15)

会 場: 総評会館201会議室
     東京都千代田区神田駿河台3-2-11(2階)

講 師: 山本純一さん(慶応義塾大学環境情報学部教授)
     山崎圭一さん(横浜国立大学経済学部教授)

定 員: 90名 ※予約優先

参加費: 一般 500円
     大竹財団会員 無料
     アジア連帯経済フォーラム2009賛同者(団体・個人とも) 無料

申込み: (1)大竹財団ホームページイベント予約フォーム
     http://www.ohdake-foundation.org/modules/eguide/event.php?eid=49#form
     (2)電話 03-3272-3900

主 催: 財団法人大竹財団、アジア連帯経済フォーラム2009


<お問い合わせ>
財団法人大竹財団 http://www.ohdake-foundation.org
Tel 03-3272-3900 Fax 03-3278-1380

アジア連帯経済フォーラム2009実行委員会 事務局
E-mail: afse@parc-jp.org
Tel 03-5209-3455 Fax 03-5209-3453
http://solidarityeconomy.web.fc2.com

※ 転載歓迎

企業情報

企業名 財団法人大竹財団
代表者名 大竹慶明
業種 未選択

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