シネマコリア2009 〜韓国古典アニメ特集〜 発見! 黎明期コリアン・アニメーションの世界
上映作品は『少年勇者ギルドン』(1967)と『ロボット・テコンV』(1976)。いずれも韓国を代表する名作古典アニメです。当日は「韓国アニメの父」ともいえる両作品の監督が来場。VIP2名による来日トークは、これが最初で最後かも?!
■1.ごあいさつ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今年のシネマコリアは、韓国の古き良きアニメ映画を特集上映します。上映作品は、韓国初の長編劇場アニメ『少年勇者ギルドン』(1967)と、今なお国民的人気を誇るロボット・アニメ『ロボット・テコンV』(1976)。いずれも韓国では長らく「幻の作品」となっていましたが、近年フィルムが発見され、復元&復活上映された名作古典アニメです。
1950年代や60年代、私たちはディズニー作品や『トムとジェリー』、それに『白蛇伝』『長靴をはいた猫』といった東映動画の名作アニメを楽しんでいました。そして、70年代に入ると「マジンガーZ」「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」といったロボット・SFアニメに夢中になっていました。その頃、日本で報道される韓国のニュースといえば「金大中氏拉致事件」に代表されるような暗い政治ニュースばかり。お隣の国の人たちがどんな生活をしているのか?なんて想像すらしていませんでした。しかし、韓国の子供たちも私たちと同じようにアニメを見て、胸躍らせていたのです。
今回上映する2本は初期韓国アニメを代表するエポック・メイキングな作品です。当日は「韓国アニメの父」ともいえる両作品の監督が来場されます。黎明期の韓国アニメの話しなど私たちは何一つ知りません。当時、韓国の子供たちはどんなアニメを楽しんでいたのでしょうか? 韓国のアニメーターはどんなきっかけで創作の世界に飛び込んだのでしょう? そして、韓国のアニメはどのように発展してきたのでしょうか?
芸術の秋、童心に返って、スクリーン上で30年前・40年前の韓国にタイムトリップしてみませんか? 思わぬ発見と感動が待っているかも知れません。今回は小学生以下のお子様の入場は無料とさせていただきます。どうぞ、ご家族で遊びにいらしてください。
シネマコリア代表 西村嘉夫
プログラミング担当 小沢英裕
■2.開催概要 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 名称:シネマコリア2009 〜韓国古典アニメ特集〜
英文表記:Cinema Korea 2009 - Korean Animation Classics -
● キャッチコピー 「発見! 黎明期コリアン・アニメーションの世界」
● 開催日:11月7日(土)
● 会場:愛知芸術文化センター 12階 アートスペースA
● 上映作品
『少年勇者ギルドン』(1967年)
『ロボット・テコンV』(1976年)
● ゲスト
シン・ドンホン(『少年勇者ギルドン』監督)
キム・チョンギ(『ロボット・テコンV』監督)
● お問い合わせ
シネマスコーレ TEL 052-452-6036
● 公式サイト
http://cinemakorea.org/filmfes/
主催:シネマコリア
特別協力/ちらし制作:ANIMATION TAPES
特別協力:シネマスコーレ、アジアスーパーシネセンター
協力:韓国映画振興委員会(KOFIC)、韓国インディペンデント・アニメーション協会(KIAFA)、キングレコード、メダリオンメディア、ハングルサロンおみじゃ
作品提供:神戸映画資料館、Shin Cine Communications
後援:国際交流基金、駐日韓国大使館 韓国文化院、愛知県、愛知県国際交流協会、名古屋国際センター
■3.上映作品&監督紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『少年勇者ギルドン』
韓国/1967年/75分/16mm/1.33:1/color/モノラル/日本語吹替版
原題 ホン・ギルドン/英題 A Story of Hong Gil-dong
監督 シン・ドンホン
声の出演(日本語吹替版) 千葉耕一、加藤精三、香山裕、島つかさ、野島昭生、野沢雅子
ハングルで書かれた最古の小説『洪吉童伝』の主人公としてお馴染み、義賊の
ヒーロー、洪吉童(ホン・ギルドン)の活躍を描いた韓国初の長編劇場アニメ。
シン・ドンホン(申東憲) 『少年勇者ギルドン』監督
1927年生まれ。ソウル大学在学中の1947年に『スティーブの冒険』を発表し漫画家デビュー。1960年にプレスコ方式で製作した「真露焼酎」の劇場用アニメCFが話題となる。『うま年生まれの花嫁』(1966年、キム・ギドク監督)などのオープニング・クレジット・アニメを担当した後、1967年に韓国初の劇場用長編アニメ『少年勇者ギルドン』を製作。同年、続編にあたる『ホッピとチャドルバウィ』を発表。70年代初めまで新聞や雑誌に時事漫画を連載。人気漫画家としても活躍した。1987年にTVアニメ『赤ちゃん恐竜ドゥリー』、1995年には日本人スタッフも製作参加したアニメ映画『帰ってきた英雄ホン・ギルドン』を発表。最近では、『少年勇者ギルドン』誕生40周年を記念して作られたドキュメンタリー『失われてしまった記憶、漫画映画「ホン・ギルドン」』の監督をしている。
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『ロボット・テコンV』
韓国/1976年/80分/35mm/1.77:1/color/Dolby SRD/字幕翻訳 李正子
英題 Robot Taekwon V
監督 キム・チョンギ
声の出演 キム・ボミ、キム・ボヨン、キム・ヨンチャン、ナム・ドヒョン、チョン・チファ
韓国人なら知らぬ者のいないロボット・アニメの代表作。1976年に劇場公開されるや
いなや空前の大ヒットとなり、韓国に劇場アニメ・ブームをもたらした。
キム・チョンギ(金青基) 『ロボット・テコンV』監督
1941年生まれ。ソラボル芸術大学卒業後、漫画家として活動していたが、60年代中頃にディズニー・アニメ『ピーターパン』と『白雪姫』を見て衝撃を受ける。その後、日本アニメ『黄金バット』の下請けの仕事でアニメ界に入門。『少年勇者ギルドン』を生み出した会社「世紀商事」で『黄金鉄人』『善花公主と孫悟空』『宝島』の製作に従事する。1976年、『ロボット・テコンV』で長編アニメーション監督としてデビュー。本作は大ヒットし、70年代・80年代とシリーズ化され、韓国にアニメ・ブームをもたらした。1986年には、ロボット戦闘シーンをアニメで描いた特撮映画『宇宙から来たウレメ』を発表。こちらも特撮ブームを巻き起こし90年代までシリーズ化された。1997年の『義賊イム・コッチョン』まで30作品余りのアニメ映画を生み出し、現在は青江文化産業大学で後進の育成に力を注いでいる。
■4.開催スケジュール ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□ タイム・テーブル(全自由席 各回入替制)
日付 開場 開演 作品名
11月7日(土) 12:40 13:00 『少年勇者ギルドン』(75分)
15:10 15:30 『ロボット・テコンV』(80分)
17:40 トーク「韓国アニメーションの黎明期」(80分)
□ チケット
整理番号付き日時指定チケット 各作品 \1,500均一(前売・当日とも)
小学生以下のお子様は全プログラム無料です。保護者の方と一緒にご入場ください。
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□ トーク「韓国アニメーションの黎明期」(入場無料)
<ゲスト>
シン・ドンホン(『少年勇者ギルドン』監督)
キム・チョンギ(『ロボット・テコンV』監督)
□ 会場
愛知芸術文化センター 12階 アートスペースA
愛知県名古屋市東区東桜1-13-2
地下鉄東山線/名城線「栄」駅下車、東へ徒歩2分(オアシス21から地下連絡通路または2F連絡橋経由)
□ お問い合わせ
シネマスコーレ TEL 052-452-6036
今年のシネマコリアは、韓国の古き良きアニメ映画を特集上映します。上映作品は、韓国初の長編劇場アニメ『少年勇者ギルドン』(1967)と、今なお国民的人気を誇るロボット・アニメ『ロボット・テコンV』(1976)。いずれも韓国では長らく「幻の作品」となっていましたが、近年フィルムが発見され、復元&復活上映された名作古典アニメです。
1950年代や60年代、私たちはディズニー作品や『トムとジェリー』、それに『白蛇伝』『長靴をはいた猫』といった東映動画の名作アニメを楽しんでいました。そして、70年代に入ると「マジンガーZ」「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」といったロボット・SFアニメに夢中になっていました。その頃、日本で報道される韓国のニュースといえば「金大中氏拉致事件」に代表されるような暗い政治ニュースばかり。お隣の国の人たちがどんな生活をしているのか?なんて想像すらしていませんでした。しかし、韓国の子供たちも私たちと同じようにアニメを見て、胸躍らせていたのです。
今回上映する2本は初期韓国アニメを代表するエポック・メイキングな作品です。当日は「韓国アニメの父」ともいえる両作品の監督が来場されます。黎明期の韓国アニメの話しなど私たちは何一つ知りません。当時、韓国の子供たちはどんなアニメを楽しんでいたのでしょうか? 韓国のアニメーターはどんなきっかけで創作の世界に飛び込んだのでしょう? そして、韓国のアニメはどのように発展してきたのでしょうか?
芸術の秋、童心に返って、スクリーン上で30年前・40年前の韓国にタイムトリップしてみませんか? 思わぬ発見と感動が待っているかも知れません。今回は小学生以下のお子様の入場は無料とさせていただきます。どうぞ、ご家族で遊びにいらしてください。
シネマコリア代表 西村嘉夫
プログラミング担当 小沢英裕
■2.開催概要 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 名称:シネマコリア2009 〜韓国古典アニメ特集〜
英文表記:Cinema Korea 2009 - Korean Animation Classics -
● キャッチコピー 「発見! 黎明期コリアン・アニメーションの世界」
● 開催日:11月7日(土)
● 会場:愛知芸術文化センター 12階 アートスペースA
● 上映作品
『少年勇者ギルドン』(1967年)
『ロボット・テコンV』(1976年)
● ゲスト
シン・ドンホン(『少年勇者ギルドン』監督)
キム・チョンギ(『ロボット・テコンV』監督)
● お問い合わせ
シネマスコーレ TEL 052-452-6036
● 公式サイト
http://cinemakorea.org/filmfes/
主催:シネマコリア
特別協力/ちらし制作:ANIMATION TAPES
特別協力:シネマスコーレ、アジアスーパーシネセンター
協力:韓国映画振興委員会(KOFIC)、韓国インディペンデント・アニメーション協会(KIAFA)、キングレコード、メダリオンメディア、ハングルサロンおみじゃ
作品提供:神戸映画資料館、Shin Cine Communications
後援:国際交流基金、駐日韓国大使館 韓国文化院、愛知県、愛知県国際交流協会、名古屋国際センター
■3.上映作品&監督紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『少年勇者ギルドン』
韓国/1967年/75分/16mm/1.33:1/color/モノラル/日本語吹替版
原題 ホン・ギルドン/英題 A Story of Hong Gil-dong
監督 シン・ドンホン
声の出演(日本語吹替版) 千葉耕一、加藤精三、香山裕、島つかさ、野島昭生、野沢雅子
ハングルで書かれた最古の小説『洪吉童伝』の主人公としてお馴染み、義賊の
ヒーロー、洪吉童(ホン・ギルドン)の活躍を描いた韓国初の長編劇場アニメ。
シン・ドンホン(申東憲) 『少年勇者ギルドン』監督
1927年生まれ。ソウル大学在学中の1947年に『スティーブの冒険』を発表し漫画家デビュー。1960年にプレスコ方式で製作した「真露焼酎」の劇場用アニメCFが話題となる。『うま年生まれの花嫁』(1966年、キム・ギドク監督)などのオープニング・クレジット・アニメを担当した後、1967年に韓国初の劇場用長編アニメ『少年勇者ギルドン』を製作。同年、続編にあたる『ホッピとチャドルバウィ』を発表。70年代初めまで新聞や雑誌に時事漫画を連載。人気漫画家としても活躍した。1987年にTVアニメ『赤ちゃん恐竜ドゥリー』、1995年には日本人スタッフも製作参加したアニメ映画『帰ってきた英雄ホン・ギルドン』を発表。最近では、『少年勇者ギルドン』誕生40周年を記念して作られたドキュメンタリー『失われてしまった記憶、漫画映画「ホン・ギルドン」』の監督をしている。
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『ロボット・テコンV』
韓国/1976年/80分/35mm/1.77:1/color/Dolby SRD/字幕翻訳 李正子
英題 Robot Taekwon V
監督 キム・チョンギ
声の出演 キム・ボミ、キム・ボヨン、キム・ヨンチャン、ナム・ドヒョン、チョン・チファ
韓国人なら知らぬ者のいないロボット・アニメの代表作。1976年に劇場公開されるや
いなや空前の大ヒットとなり、韓国に劇場アニメ・ブームをもたらした。
キム・チョンギ(金青基) 『ロボット・テコンV』監督
1941年生まれ。ソラボル芸術大学卒業後、漫画家として活動していたが、60年代中頃にディズニー・アニメ『ピーターパン』と『白雪姫』を見て衝撃を受ける。その後、日本アニメ『黄金バット』の下請けの仕事でアニメ界に入門。『少年勇者ギルドン』を生み出した会社「世紀商事」で『黄金鉄人』『善花公主と孫悟空』『宝島』の製作に従事する。1976年、『ロボット・テコンV』で長編アニメーション監督としてデビュー。本作は大ヒットし、70年代・80年代とシリーズ化され、韓国にアニメ・ブームをもたらした。1986年には、ロボット戦闘シーンをアニメで描いた特撮映画『宇宙から来たウレメ』を発表。こちらも特撮ブームを巻き起こし90年代までシリーズ化された。1997年の『義賊イム・コッチョン』まで30作品余りのアニメ映画を生み出し、現在は青江文化産業大学で後進の育成に力を注いでいる。
■4.開催スケジュール ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□ タイム・テーブル(全自由席 各回入替制)
日付 開場 開演 作品名
11月7日(土) 12:40 13:00 『少年勇者ギルドン』(75分)
15:10 15:30 『ロボット・テコンV』(80分)
17:40 トーク「韓国アニメーションの黎明期」(80分)
□ チケット
整理番号付き日時指定チケット 各作品 \1,500均一(前売・当日とも)
小学生以下のお子様は全プログラム無料です。保護者の方と一緒にご入場ください。
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□ トーク「韓国アニメーションの黎明期」(入場無料)
<ゲスト>
シン・ドンホン(『少年勇者ギルドン』監督)
キム・チョンギ(『ロボット・テコンV』監督)
□ 会場
愛知芸術文化センター 12階 アートスペースA
愛知県名古屋市東区東桜1-13-2
地下鉄東山線/名城線「栄」駅下車、東へ徒歩2分(オアシス21から地下連絡通路または2F連絡橋経由)
□ お問い合わせ
シネマスコーレ TEL 052-452-6036
企業情報
企業名 | シネマコリア |
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代表者名 | 西村嘉夫 |
業種 | その他サービス |