サンガードが2つの新しいプレトレード・リスク管理ソリューションを発表
サンガードは、2つの新しいプレトレード・リスク管理製品、GL Stream Delta SelectorとGL Stream Global Execution Serverを発表し、GL Streamフロントオフィス・トレーディング・ソリューション・スイートを拡充しました。
サンガードは、2つの新しいプレトレード・リスク管理製品、GL Stream Delta SelectorとGL Stream Global Execution Serverを発表し、GL Streamフロントオフィス・トレーディング・ソリューション・スイートを拡充しました。Delta Selectorは、先物とオプションの両方の取引をする顧客のリスク管理の強化に役立つソリューションです。この製品は、オプションを「擬似先物」として取り扱うことで、オプションのリスクおよび証拠金を、先物のリスクおよび証拠金と一括して管理できるようにします。Global Execution Serverは、特定の取引所に対するすべての注文と執行を単一の中央拠点から監視できるようにするソリューションです。これにより、証券会社は、リスク全体をリアルタイムに管理して、市場エクスポージャーを抑制することが可能となります。この2つのソリューションは、今回の金融危機によってクローズアップされた、トレーディングの改善と市場リスク管理の向上に対する証券取引業界のニーズを満たすことに役立ちます。
サンガードのGL Stream Delta Selectorは、デリバティブ商品のリスクと証拠金を、先物とオプションの両方について統一的に取り扱う新しい手法を提供します。従来のマージン・エンジンは、単一の金融商品タイプの計算にしか対応せず、しかも約定した注文のみを扱っていました。Delta Selectorは、約定済みの注文だけでなく未約定の注文も組み込んでおり、取引所によって提供されたデルタと当初証拠金情報を利用して、オプションと先物の注文を、それぞれのデルタを介して「擬似先物」へと変換します。これにより、先物とオプションを限月レベルで集約することが可能となります。
証券会社のトレーダーと顧客は、さまざまなアプリケーションを通じて取引所にアクセスします。たとえば、マルチベンダー・ワークステーション、社内のトレーディング・アプリケーション、アルゴリズム・エンジンなどです。こうしたアプリケーションは、多くの場合、取引所のコロケーション施設で稼動しています。サンガードのGL Stream Global Execution Serverは、すべての市場部門にわたってすべての注文と執行を監視することができ、しかも、注文の送信に使用されるシステムに依存しません。また、このソリューションは、約定した取引のリスクだけでなく未約定注文のリスクも組み込んでいます。したがって、証券会社は、Global Execution Serverによって、市場エクスポージャーと有効証拠金の全体的な状況を監視し続けることができます。
サンガードのグローバル・トレーディング部門のプレジデント、Yassine Brahimのコメントです。「現在の金融情勢は、ポジションと証拠金の管理を改善したい、そして市場エクスポージャーをより的確に掌握したい、というニーズを増大させてきました。そのため、ほとんどの金融機関は、こうした課題にプレトレード・レベルで対応できるソリューションを探し求めています。そうした理由から、サンガードはGL Streamの機能を強化する2つの製品を開発したのです。その1つであるGL Stream Delta Selectorは、GL StreamのSelectorプレトレード・リスク管理ソリューションを拡充する製品です。もう1つはGlobal Execution Serverであり、これは元々、日本市場での取引を目的に開発された製品ですが、今回の機能拡張によって全世界のお客様のニーズに対応できるようになりました。」
サンガードのGL Streamについて
GL Streamは、グロバールな電子トレーディングの幅広い課題に対応する包括的なソリューションです。GL Stream ASP for Market Accessは、費用対効果に優れた完全なマネージド型の取引所接続ソリューションであり、ホスティング型の双方向マーケット・ゲートウェイに基づいています。GL Stream for Liquidity Managementは、取引所、ECN、MTF、ダークプール、社内マッチング・エンジンなど、競合し合う多数の取引プラットフォームにわたってトレーディングを支援します。
グローバル・トレーディング(Global Trading)について
サンガードのグローバル・トレーディング部門は、株式、確定利付証券、デリバティブ、外国為替(FX)、コモディティなど、多数のアセットクラスを網羅するフロントオフィス/バックオフィス対応のマルチアセット・トレーディング・ソリューションを提供し、全世界の取引所で稼動させています。サンガードのソリューションは、情報サービス、市場接続、注文管理などを含む、トレーディングと取引処理業務の全ライフサイクルをサポートしており、それを通じて取引の効率性とリスク監視の向上に貢献しています。
サンガード(SunGard)社について
サンガードは世界有数のソフトウェア/ITサービス企業です。サンガードは、70か国以上に25,000社を超える顧客を有し、その中には世界最大の金融サービス企業25社が含まれます。
サンガードは、金融機関、高等教育機関、公共機関にソフトウェアとプロセッシング・ソリューションを提供しているほか、ディザスタ・リカバリ・サービス(障害復旧サービス)、IT運用管理サービス、情報可用性(IA)コンサルティング・サービス、事業継続管理ソフトウェアも提供しています。
年間売上高が50億ドルを超えるサンガードは、Fortune 500で435位にランクされ、Forbesの非上場企業リストにおける最大の業務用ソフトウェア/サービス企業です。Datamonitor*の情報によると、サンガードは売上規模においてオラクル社、SAP社に続く第3位の業務アプリケーション・ソフトウェア・プロバイダーです。サンガードは、『Continuity, Insurance & Risk』誌のサービス・プロバイダー・オブ・ザ・イヤーに史上最多の6回選出されています。
詳細は: www.sungard.com
* 2009年1月 Technology Vendors Financial Database Tracker: http://www.datamonitor.com
このリリースに関するお問合せ:
SunGardジャパン 広報担当
Tel:03-3237-7769
Email:info.japan@sungard.com
サンガードのGL Stream Delta Selectorは、デリバティブ商品のリスクと証拠金を、先物とオプションの両方について統一的に取り扱う新しい手法を提供します。従来のマージン・エンジンは、単一の金融商品タイプの計算にしか対応せず、しかも約定した注文のみを扱っていました。Delta Selectorは、約定済みの注文だけでなく未約定の注文も組み込んでおり、取引所によって提供されたデルタと当初証拠金情報を利用して、オプションと先物の注文を、それぞれのデルタを介して「擬似先物」へと変換します。これにより、先物とオプションを限月レベルで集約することが可能となります。
証券会社のトレーダーと顧客は、さまざまなアプリケーションを通じて取引所にアクセスします。たとえば、マルチベンダー・ワークステーション、社内のトレーディング・アプリケーション、アルゴリズム・エンジンなどです。こうしたアプリケーションは、多くの場合、取引所のコロケーション施設で稼動しています。サンガードのGL Stream Global Execution Serverは、すべての市場部門にわたってすべての注文と執行を監視することができ、しかも、注文の送信に使用されるシステムに依存しません。また、このソリューションは、約定した取引のリスクだけでなく未約定注文のリスクも組み込んでいます。したがって、証券会社は、Global Execution Serverによって、市場エクスポージャーと有効証拠金の全体的な状況を監視し続けることができます。
サンガードのグローバル・トレーディング部門のプレジデント、Yassine Brahimのコメントです。「現在の金融情勢は、ポジションと証拠金の管理を改善したい、そして市場エクスポージャーをより的確に掌握したい、というニーズを増大させてきました。そのため、ほとんどの金融機関は、こうした課題にプレトレード・レベルで対応できるソリューションを探し求めています。そうした理由から、サンガードはGL Streamの機能を強化する2つの製品を開発したのです。その1つであるGL Stream Delta Selectorは、GL StreamのSelectorプレトレード・リスク管理ソリューションを拡充する製品です。もう1つはGlobal Execution Serverであり、これは元々、日本市場での取引を目的に開発された製品ですが、今回の機能拡張によって全世界のお客様のニーズに対応できるようになりました。」
サンガードのGL Streamについて
GL Streamは、グロバールな電子トレーディングの幅広い課題に対応する包括的なソリューションです。GL Stream ASP for Market Accessは、費用対効果に優れた完全なマネージド型の取引所接続ソリューションであり、ホスティング型の双方向マーケット・ゲートウェイに基づいています。GL Stream for Liquidity Managementは、取引所、ECN、MTF、ダークプール、社内マッチング・エンジンなど、競合し合う多数の取引プラットフォームにわたってトレーディングを支援します。
グローバル・トレーディング(Global Trading)について
サンガードのグローバル・トレーディング部門は、株式、確定利付証券、デリバティブ、外国為替(FX)、コモディティなど、多数のアセットクラスを網羅するフロントオフィス/バックオフィス対応のマルチアセット・トレーディング・ソリューションを提供し、全世界の取引所で稼動させています。サンガードのソリューションは、情報サービス、市場接続、注文管理などを含む、トレーディングと取引処理業務の全ライフサイクルをサポートしており、それを通じて取引の効率性とリスク監視の向上に貢献しています。
サンガード(SunGard)社について
サンガードは世界有数のソフトウェア/ITサービス企業です。サンガードは、70か国以上に25,000社を超える顧客を有し、その中には世界最大の金融サービス企業25社が含まれます。
サンガードは、金融機関、高等教育機関、公共機関にソフトウェアとプロセッシング・ソリューションを提供しているほか、ディザスタ・リカバリ・サービス(障害復旧サービス)、IT運用管理サービス、情報可用性(IA)コンサルティング・サービス、事業継続管理ソフトウェアも提供しています。
年間売上高が50億ドルを超えるサンガードは、Fortune 500で435位にランクされ、Forbesの非上場企業リストにおける最大の業務用ソフトウェア/サービス企業です。Datamonitor*の情報によると、サンガードは売上規模においてオラクル社、SAP社に続く第3位の業務アプリケーション・ソフトウェア・プロバイダーです。サンガードは、『Continuity, Insurance & Risk』誌のサービス・プロバイダー・オブ・ザ・イヤーに史上最多の6回選出されています。
詳細は: www.sungard.com
* 2009年1月 Technology Vendors Financial Database Tracker: http://www.datamonitor.com
このリリースに関するお問合せ:
SunGardジャパン 広報担当
Tel:03-3237-7769
Email:info.japan@sungard.com
企業情報
企業名 | サンガードジャパン |
---|---|
代表者名 | 安永 達幸 |
業種 | ビジネス・人事サービス |
コラム
サンガードジャパンの
関連プレスリリース
-
サンガードが金融テクノロジー(FinTech)ランキングで金融サービス業界向けソリューションのトップ・プロバイダーの評価を獲得
2009年12月21日 13時
-
サンガードが東京工業品取引所でのスマート・ゲートウェイの運用を開始
2009年7月29日 13時
-
SunGardが日本の取引所を対象とするトレーディング用ASP接続サービスを拡張
2009年5月19日 16時
-
SunGardのStream Credit MonitorによってDaiwa Securities Americaが多様な資産クラスにわたる現先取引のエクスポージャー管理を実現
2009年5月19日 16時
サンガードジャパンの
関連プレスリリースをもっと見る