構造計画研究所 世界初の3次元免震住宅11月9日着工決定、阿佐ヶ谷プロジェクト本格始動
− 実大試験と立体解析シミュレーションで検証し日本建築センターの評定取得、施工は清水建設 −
株式会社構造計画研究所(本社:東京都中野区、代表取締役社長兼CEO:服部正太)は、阿佐ヶ谷プロジェクトとして準備を進め、2007年に発表しました世界初となる3次元免震建物の建設着工を本年11月9日と決定しました。プロジェクトは弊社の先進的な免震技術を実証するとともに、知識テクノロジー企業としての様々な技術の実践、実証、検証を目的としております。
プロジェクト発表から2年間は主に、免震装置の各部品の性能試験、ロッキング制御付きオイルダンパーシステムの性能試験、それらを組み合わせた実物大スケールの装置による確証試験の実施、及びそれらの結果をふまえた3次元モデルによる地震応答解析を実施し設計の安全性を確認いたしました。その結果として本年7月に免震構造評定・大臣認定を取得し今回の着工となりました。これらの試験・解析は弊社の他、今回使用する3次元免震装置ハイパーエアサスペンションの共同開発者であります清水建設(株)殿、カヤバシステムマシナリー(株)殿との共同で実施し、東京大学名誉教授藤田隆史先生のご指導を受けております。
また、阿佐ヶ谷プロジェクトは2008年7月に国土交通省による第1回超長期住宅先導的モデル事業に採択されました。採択に当たり評価された項目は3次元免震装置による耐震性能の他、維持管理にあたり、住宅履歴管理システム(SMILE ASP)による一元的な情報の蓄積・閲覧を可能にしたこと、界壁を越えた改築が可能となるスケルトン・インフィル採用により、住戸規模の課題に対応していることです。
さらに、阿佐ヶ谷プロジェクトでは上記3次元免震装置に関連する振動モニタリングと、住宅履歴情報の蓄積と有効活用を実施する他、弊社の有する要素技術であるカメラ、センサー、ICタグなどを用いた人の行動計測、モノの掌握、緊急地震情報利用などの情報技術を体感できる実験住宅「KKE テクノロジー・ギャラリー」としての活用を計画しております。
■阿佐ヶ谷プロジェクト建設概要
所在地 東京都杉並区阿佐ヶ谷南1丁目
用途 賃貸共同住宅(8戸+管理人室)
敷地面積:469 m2 建築面積:264 m2 延床面積:535 m2
構造種別規模 鉄筋コンクリート造地上3階建
施主 (株)構造計画研究所
設計 意匠:(株)杉浦英一建築設計事務所 構造:(株)構造計画研究所、清水建設(株)
施工 清水建設(株)
竣工予定 2010年11月
建物パース図 http://www.kke.co.jp/news/material/091106_01.jpg
建物断面図 http://www.kke.co.jp/news/material/091106_02.jpg
■参考
・3次元免震装置ハイパーエアサスペンションと阿佐ヶ谷プロジェクトの概要
弊社2007年9月12日ニュースリリース
http://www.kke.co.jp/news/pdf/2007/NewsRelease_3d.pdf
・3次元免震装置ハイパーエアサスペンションの技術レポート
「阿佐ヶ谷プロジェクト建物の概要及び特徴と免震構造について」高橋治 他
(財)日本建築センター ビルディングレター’09.7 7-15p
試験装置 http://www.kke.co.jp/news/material/091106_03.jpg
3次元解析モデル http://www.kke.co.jp/news/material/091106_04.jpg
・第1回超長期住宅先導的モデル事業の評価結果
建築研究所ニュース http://www.kenken.go.jp/chouki/pdf/1st-kekka.pdf
■現場見学への対応
随時、お客様、メディアの方々を対象に現場見学会を実施する予定でおります。詳細についてはその都度ニュースリリースや弊社ホームページにてご案内いたします。
■構造計画研究所について
1959年会社設立。現在、ネットワーク、マルチメディア、情報通信、移動体通信分野から建設、製造分野に至るまでの広範かつ最新のIT技術を駆使したソフトウェア開発ならびにソフトウェアプロダクトを提供。さらにOR・シミュレーション手法を用いた工学・製造分野におけるコンサルティングサービスやマーケティング分野におけるコンサルティングサービスも行っています。また建設・環境分野における数値解析コンサルティングサービスや建築・構造設計分野でも強みを発揮しており、様々な業界に対し、多様なソリューションを提供しています。
※構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※当社では、お客様やパートナー企業・団体から発表のご承認をいただいた案件のみを公表させていただいております。ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社構造計画研究所
〒164-0012 東京都中野区本町4-38-13
営業戦略室 広報担当 佐藤仁宣,松本飛鳥
TEL:03-5342-1032/FAX:03-5342-1222/e-mail:kkeinfo@kke.co.jp
《関連URL》
http://www.kenken.go.jp/chouki/pdf/1st-kekka.pdf
http://www.kke.co.jp/news/pdf/2007/NewsRelease_3d.pdf
プロジェクト発表から2年間は主に、免震装置の各部品の性能試験、ロッキング制御付きオイルダンパーシステムの性能試験、それらを組み合わせた実物大スケールの装置による確証試験の実施、及びそれらの結果をふまえた3次元モデルによる地震応答解析を実施し設計の安全性を確認いたしました。その結果として本年7月に免震構造評定・大臣認定を取得し今回の着工となりました。これらの試験・解析は弊社の他、今回使用する3次元免震装置ハイパーエアサスペンションの共同開発者であります清水建設(株)殿、カヤバシステムマシナリー(株)殿との共同で実施し、東京大学名誉教授藤田隆史先生のご指導を受けております。
また、阿佐ヶ谷プロジェクトは2008年7月に国土交通省による第1回超長期住宅先導的モデル事業に採択されました。採択に当たり評価された項目は3次元免震装置による耐震性能の他、維持管理にあたり、住宅履歴管理システム(SMILE ASP)による一元的な情報の蓄積・閲覧を可能にしたこと、界壁を越えた改築が可能となるスケルトン・インフィル採用により、住戸規模の課題に対応していることです。
さらに、阿佐ヶ谷プロジェクトでは上記3次元免震装置に関連する振動モニタリングと、住宅履歴情報の蓄積と有効活用を実施する他、弊社の有する要素技術であるカメラ、センサー、ICタグなどを用いた人の行動計測、モノの掌握、緊急地震情報利用などの情報技術を体感できる実験住宅「KKE テクノロジー・ギャラリー」としての活用を計画しております。
■阿佐ヶ谷プロジェクト建設概要
所在地 東京都杉並区阿佐ヶ谷南1丁目
用途 賃貸共同住宅(8戸+管理人室)
敷地面積:469 m2 建築面積:264 m2 延床面積:535 m2
構造種別規模 鉄筋コンクリート造地上3階建
施主 (株)構造計画研究所
設計 意匠:(株)杉浦英一建築設計事務所 構造:(株)構造計画研究所、清水建設(株)
施工 清水建設(株)
竣工予定 2010年11月
建物パース図 http://www.kke.co.jp/news/material/091106_01.jpg
建物断面図 http://www.kke.co.jp/news/material/091106_02.jpg
■参考
・3次元免震装置ハイパーエアサスペンションと阿佐ヶ谷プロジェクトの概要
弊社2007年9月12日ニュースリリース
http://www.kke.co.jp/news/pdf/2007/NewsRelease_3d.pdf
・3次元免震装置ハイパーエアサスペンションの技術レポート
「阿佐ヶ谷プロジェクト建物の概要及び特徴と免震構造について」高橋治 他
(財)日本建築センター ビルディングレター’09.7 7-15p
試験装置 http://www.kke.co.jp/news/material/091106_03.jpg
3次元解析モデル http://www.kke.co.jp/news/material/091106_04.jpg
・第1回超長期住宅先導的モデル事業の評価結果
建築研究所ニュース http://www.kenken.go.jp/chouki/pdf/1st-kekka.pdf
■現場見学への対応
随時、お客様、メディアの方々を対象に現場見学会を実施する予定でおります。詳細についてはその都度ニュースリリースや弊社ホームページにてご案内いたします。
■構造計画研究所について
1959年会社設立。現在、ネットワーク、マルチメディア、情報通信、移動体通信分野から建設、製造分野に至るまでの広範かつ最新のIT技術を駆使したソフトウェア開発ならびにソフトウェアプロダクトを提供。さらにOR・シミュレーション手法を用いた工学・製造分野におけるコンサルティングサービスやマーケティング分野におけるコンサルティングサービスも行っています。また建設・環境分野における数値解析コンサルティングサービスや建築・構造設計分野でも強みを発揮しており、様々な業界に対し、多様なソリューションを提供しています。
※構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※当社では、お客様やパートナー企業・団体から発表のご承認をいただいた案件のみを公表させていただいております。ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社構造計画研究所
〒164-0012 東京都中野区本町4-38-13
営業戦略室 広報担当 佐藤仁宣,松本飛鳥
TEL:03-5342-1032/FAX:03-5342-1222/e-mail:kkeinfo@kke.co.jp
《関連URL》
http://www.kenken.go.jp/chouki/pdf/1st-kekka.pdf
http://www.kke.co.jp/news/pdf/2007/NewsRelease_3d.pdf
企業情報
企業名 | 株式会社構造計画研究所 |
---|---|
代表者名 | 服部 正太 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |
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