未経験者の入職が増えた職場ほど介護の質が低下する結果に〜緊急介護職636名意識調査結果速報〜

医療・健康

　株式会社エス・エム・エス（本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:諸藤周平、以下当社）は、介護現場における未経験者の就業状況に関して11月2日〜17日の期間に介護職を対象としたアンケートを実施し、その結果、636名の回答を得ることができましたのでその結果の一部を公表いたします。

【調査結果】

○未経験者の入職が増えた職場において介護の質の低下が顕著
　介護職の有資格者636名に、「自分の職場において未経験者の入職数はどう変化したか」という質問をしたところ、50％以上が、「増えた」と答えており、「減った」と答えた9.5％を大きく上回る結果となった。
　さらに、「介護の質はどのように変化したか」を尋ねたところ、未経験者の入職が「増えた」と答えた人の54.6％が介護の質が「下がった」と答えており、未経験者の入職の増加が介護の質の低下に影響を及ぼしていると言えそうだ。

○未経験者の入職の増減が職場の離職率に影響
　同様に、「職場の離職状況はどのように変化したか」という質問をしたところ、未経験者の入職が「増えた」と答えた人の27.9％が「（離職率が）上がった」と答えた。また、その一方で未経験者の入職が「減った」と答えた人の9.8％が「（離職率が）下がった」と答えており、未経験者の入職が離職率にも影響を及ぼしていると言えそうだ。

※調査結果詳細については下記問い合わせまでご連絡ください。

【調査概要】
■調査期間2009年11月2日〜11月17日

■対象当社介護関連サイト会員

■調査方法インターネットを使ったアンケート調査

■有効回答数636名

■主な対象となる資格介護支援専門員（ケアマネジャー）、介護福祉士（ケアワーカー）、社会福祉士（ソーシャルワーカー）、訪問介護員（ホームヘルパー）※ホームヘルパーの1級、2級、3級の区別は問わない

【株式会社エス･エム･エスについて】
株式会社エス･エム･エスは「高齢社会に適した情報インフラを
構築することで価値を創造し社会に貢献し続ける」という企業理念のもと、
介護・医療・アクティブシニア分野において、主に人材紹介事業、
メディア事業（求人広告、資格講座情報）などを展開しております。
現在、介護・医療・アクティブシニア分野に特化した人材紹介、
求人広告、コミュニティサイトなど計26のサービスを運営
（2009年9月1日時点）しております。

【本件に関する問い合わせ先】
株式会社エス・エム・エスメディア企画部
住所：東京都港区三田三丁目5番27号
電話番号：03-5730-0549（広報担当）
e-mail ：prinfo@bm-sms.co.jp
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