アカマイ、電子決済情報のトークン化サービスをクラウド・エッジにて提供

アカマイ、電子決済情報のトークン化サービスをクラウド・エッジにて提供

アカマイ・テクノロジーズ合同会社 (東京都港区、職務執行者社長:小俣修一、以下「アカマイ」)は本日、当社独自の電子決済セキュリティ・サービス、「Edge Tokenization」の提供を発表しました。本ソリューションは、Web小売業者の既存の電子商取引のワークフローを中断することなくシームレスに導入が可能で、WebトランザクションがWeb小売業者のインフラに到達する前に、アカマイのクラウド・エッジにてクレジットカード情報を「トークン」に変換します。

Edge Tokenizationは、Web小売業者が自社のインフラ上での顧客のクレジットカード情報のルーティングを最小化できるようサポートします。また、本サービスは、当該業者がPayment Card Industry Data Security Standard (PCI DSS) のコンプライアンスに必要なコストを低減しながら、情報の盗難およびコンプライアンスのリスク軽減ができるよう支援します。 Edge Tokenizationが、アカマイ・クラウド内でクレジットカードのトークン化を自動的に実行することで、業者は、社内のインフラに追加投資することなく、優れた電子決済のセキュリティ、および業務運用における利便性を得ることができます。

Edge Tokenizationは、オンラインショップのインフラからクレジットカード情報を分離することにより、顧客がクラウドにて、より高い機密性を確保しながら事業の展開ができるよう支援します。本サービスは、卓越した拡張性を誇り、分散型のアカマイEdge Platform上で提供されることで、一般消費者のクレジットカードのデータをクラウド・エッジにて特定し、不可逆な無作為のトークンに変換します。変換されたトークンは、トークン化サービス・プロバイダーによってセキュアなデータ保管場所に格納、管理されている本物のカード番号に紐づけられます。

アカマイのEdge Tokenizationは、既存の決済ゲートウェイ・アプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)との通信をサポートし、カードとその所有者に関する情報をトークン化することで、企業にとってセキュリティ上リスクの高いクレジットカード情報を企業インフラ内のディスクに保存することを不要にします。このトランザクションは、アカマイのレベル 1 PCI対応ネットワーク内のエンドユーザーから物理的に近くのクラウド・エッジにてセキュアに実行されているため、潜在的なリスクをさらに軽減しています。電子商取引企業は、優れたパフォーマンスを誇るアカマイのグローバル・ネットワーク上で本サービスを利用しているため、インターネット・ルーティングの失敗または停止が生じた場合でも、エンドユーザー体験またはトランザクションに悪影響をもたらすことなく、自社のダイナミック・サイトやトランザクションのセキュアな運用が可能です。

小売業者の独自インフラ上でのクレジットカード情報の保管またはルーティングの必要性を排除し、決済の承認およびトークン化を可能にするソリューションが既に利用可能である中、アカマイはさらに次世代のクラウド・セキュリティを追求し、これらのテクノロジーをWeb小売業者のインフラの一部として自動的に組み込みが可能な業界初のサービスを開発しました。これにより、業者はEnterprise Payment Security 2.0 戦略を容易に導入及び管理することができます。

アカマイは、当社のクラウドベースのテクノロジーと、Visa(以下「Visa」)の子会社であり、当社のパートナー企業である CyberSourceが有するトークン化ソリューションを統合し、トークン化されたデータのシームレスな送信を可能にしています。世界有数の決済管理サービス・プロバイダーであるCyberSourceとの協業は、アカマイのお客様がエンタープライズ向けの決済情報トークン化サービスを簡単に導入することを可能にします。

アカマイ・テクノロジーズ・インク チーフサイエンティスト/共同創設者、トム・レイトン(Dr. Tom Leighton)談:
「PCI コンプライアンスの厳格な基準を満たすには、多大な努力、多額の投資、そして定期的な保守が必要であり、高いコストとIT リソースが必要です。アカマイは、コスト効率に優れたソリューションである Edge Tokenization を開発し、Web小売業者がパフォーマンスの向上を達成しながら、クラウドにて安全かつ規模に応じたトランザクションを実行できるよう支援します」

アカマイは、来る10月7、8日に東京国際フォーラムにて開催される「国際金融情報技術展(http://www.nikkin.co.jp/fit2010/):主催、日本金融通信社(ニッキン)」へ出展(ブース番号:「B-04」)し、本サービスに関する詳細をご説明いたします。また、アカマイは、本技術展にて、Webサイト表示速度の高速・安定化やセキュリティ向上技術、パートナー企業様による動画配信ソリューション、インターネットを活用したシステム ソリューション等をご紹介します。

アカマイの Edge Tokenization サービスに関する各種製品情報やホワイトペーパーについては、
こちらをご覧ください:http://www.akamai.co.jp/enja/html/solutions/security/edge_tokenization.html?campaign_id=AANA-65TPAC


アカマイ・テクノロジーズ合同会社について
アカマイ・テクノロジーズ合同会社(旧アカマイ株式会社)は、1998年に設立された、アカマイ・テクノロジーズ・インク(本社:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ、社長兼最高経営責任者(CEO):Paul Sagan【ポール・セーガン】、www.akamai.com)が100%出資する日本法人です。アカマイは、世界71カ国に展開する約73,000台のサーバ「Edge Platform」を有し、オンライン上のコンテンツやビジネスプロセスの配信を加速するサービスを提供する世界最大の業者です。アカマイは、静的なコンテンツ配信だけでなく各種コンサート・スポーツ試合等の国内限定ストリーミング配信やWebアプリケーションなどの動的配信を多数実現し、世界中で 3,200社以上が当社サービスを利用しています。

【本件に関するお問い合わせ先】
アカマイ・テクノロジーズ合同会社
マーケティング本部 マーケティング部 
TEL. 03-6702-0100
E-mail. marketing-jp@akamai.com


《関連URL》
http://www.akamai.co.jp/enja/html/about/press/releases/2010/press_jp.html?pr=100610
http://www.akamai.co.jp/enja/html/solutions/security/edge_tokenization.html?campaign_id=AANA-65TPAC
http://www.nikkin.co.jp/fit2010/

企業情報

企業名 アカマイ・テクノロジーズ合同会社
代表者名 小俣 修一
業種 未選択

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