［秋葉原］をハブに銀座、新宿、浅草を訪問／外国人旅行者の購買動向調査にかかる定点観測調査報告(平成22年9月実施)の公表

[実査概要]
・調査期間：平成22年9月27日~10月3日　7日間
・調査方法：調査員による対面式インタビュー
・調査場所：成田空港
・回答者数：217名
・調査担当：株式会社インジェスター(実査および集計)
　　　　　　三菱UFJリサーチ＆コンサルティング株式会社(設計及び分析)

[結果概要]
＜回答のあった旅行者の状況について(回答不明者を除いた比較)＞

1.回答者は217名で、前月の206名から5％増である。1日あたりでは31.0名で、前月の17.2名から80.2％増である。

2.性比(※1)は、146で前月調査の108に比べて女性の構成比が激減している。

3.平均年齢(※2)は41.8歳で、前月調査の39.1歳より上昇している。40歳代、50歳代、60歳代の構成比が上昇し、若年層が大幅に減少している。最頻値は40歳代となり、前月調査の30歳代から高齢化している。

4.回答者に占める中国人比率は57.3％で、前月調査の49.7％から7.6ポイント増と大きく増えている。一方で韓国人は10.2ポイント減と大きく減少した。

※1　性比＝男性数／女性数＊100
※2　20歳代以下は24.5歳、30歳代は34.5歳、40歳代は44.5歳、50歳代は54.5歳、60歳代以上は64.5歳を代表年齢として算出。

本調査は毎月定期的に実施し、以下のURLで公表してまいります。
・インジェスター・プレスリリース http://www.injestar.co.jp/release/
・MURC政策研究レポート http://www.murc.jp/politics_c1/pol_report/


--[今月のトピックス]人気観光地の集客特性-----------------------------

＜若者に人気の新宿、銀座／比較的年齢層が高いお台場、浅草＞

一般には大人の街と認識される銀座が若年層に人気があり、若者が多いイメージのお台場に比較的年齢層が高い観光客が訪れ、20歳代以下の訪問率で[箱根]が最も高く[秋葉原]が最も低いなど、日本人の考える街のイメージと外国人旅行者の訪問先に大きなズレがみられました。


＜[銀座][新宿][浅草]訪問者のうち3人に2人は[秋葉原]にも訪問している＞

外国人旅行者全体で[秋葉原]を訪問したのは56％と過半数となっている。
他の観光地の訪問者を[秋葉原]を訪問した人／してない人に区分すると[浅草]68.8％、[新宿]66.7％、[銀座]65.5％となっており、3人に2人が[秋葉原]にもあわせて訪問している。

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社インジェスター　SG推進室　広報担当：尹 日洙（ユン イルス）
tel 03-5575-2691 / fax 03-5575-2694
mail: sg@injestar.co.jp / URL: http://www.injestar.co.jp/

《関連URL》
http://www.injestar.co.jp/release
http://www.injestar.co.jp/release/2010/release_vol9.html
http://www.injestar.co.jp/release/2010/release_vol9.pdf
http://www.murc.jp/politics_c1/pol_report/