世界に先駆け、LTEシミュレーション用モデルライブラリーを国内向けに販売開始
- 通信ネットワークシミュレーターQualNet上で次世代通信規格LTEの評価が可能に -
プロフェッショナル・エンジニアリング・デザイン・ファームを標榜する株式会社構造計画研究所(本社:東京都中野区、代表取締役社長 CEO:服部正太)は、通信ネットワークシミュレーターQualNet(クォルネット)上で稼働する移動通信の次世代通信規格であるLTE(Long Term Evolution)ライブラリーを、本日国内向けに販売開始しました。昨年9月に発表しましたように、開発はQualNet開発元のスケーラブル・ネットワーク・テクノロジーズ(Scalable Network Technologies, Inc.、本社米国、ロサンゼルス。以後SNT社)の全面的な協力を得て行われました。弊社は今後LTEを展開する通信事業者やLTE機器ベンダー、および教育・研究機関への提供を想定しています。2月現在、既に国内の複数ユーザーへの導入が決まっております。
海外向けにはSNT社を通じて3月中旬頃のリリースを予定しています。海外でもこれまでに数社が導入を希望しています。今後、SNT社と構造計画研究所は共同で販売促進活動を行っていきます。
販売促進活動の第一弾として、3月17日に構造計画研究所にてLTEライブラリーリリースセミナーを実施します。詳しくは以下、QualNetのウェブサイトを御覧ください。
リリースセミナーの詳細と申込: http://www.kke.co.jp/qualnet/lte/
QualNetはネットワークデバイスやアプリケーションコードの開発初期段階において、仮想ネットワークにおけるシミュレーションをリアルタイムもしくは、それ以上のスピードで実行できる唯一のモデリング&シミュレーションツールです。評価対象のネットワークは数千ノード規模に対応します。無線通信方式CDMAやOFDMAの詳細な物理層モデルを持つ移動体通信技術UMTSやWiMAXライブラリーなどを含め、175種類におよぶプロトコルモデルをサポートしています。
QualNetの詳細: http://www.kke.co.jp/qualnet/
【LTEライブラリーの概要】
LTEライブラリーは無線インタフェースE-UTRA(Evolved-Universal Terrestrial Radio Access)上に様々なプロトコルスタック(プロトコルの階層)を積み重ねたLTEの無線基地局eNB(evolutional Node B)やユーザー端末UE(User Equipment terminal)と、コア網EPC(Evolved Packet Core) からなるネットワークでの、エンド・ツー・エンドの高精度なシミュレーションを可能にします。
■ LTEライブラリーによるシミュレーションの例
・ネットワーク設計や置局、プロトコルスタックとパラメータチューニング
・サービス品質QoS(Quality of Service)の改善
・WiFiおよびWiMAXなどのネットワークやデバイスとの相互運用
・ハンドオーバ(基地局切り替え)の詳細な振る舞いやLTE無線基地局eNBとユーザー端末UE間のスケジューリングなどのまだ標準化されていないアルゴリズムの開発と評価
・将来のLTE Advanced標準に向けての機能拡張や性能評価研究
【機能一覧】
■ リリース1(今回)
・基本的なメディアアクセス制御機能(Basic MAC feature)
・直行周波数分割多元接続/シングルキャリア周波数分割多元接続の物理層モデル(OFDMA/SC-FDMA PHY model)
・干渉モデル(Interference model)
・2x2オープンループMIMO:マルチ・インプット・マルチ・アウトモデル(2x2 Open Loop MIMO model)
・2送信アンテナのSFBC:空間周波数ブロック符号(2 Tx antenna SFBC)
・自動再送要求、チャネル品質表示、適応変調符号化、ラウンドロビン/比例公平型スケジューリング(ARQ,CQI,AMC,RR/PF Scheduling)
・無線ベアラ(Radio bearer)
■ リリース2(2011年7月予定)
・ユーザー端末移動対応(Mobility support)
・基地局切り替え(Handover)
■ リリース3(2011年10月予定)
・ハイブリット-ARQ、エンド・ツー・エンド・ベアラ(HARQ, End to end bearer)
・サービス品質機能のサポート(QoS support)
・コア網EPC:Evolved Packet Core
※リリース2以降は現時点での予定です。
【主な販売促進活動】
・3月14−17日 「電子情報通信学会総合大会」企業展示コーナーにおいて展示・デモ
開催場所:東京都市大学(東京・世田谷区)
・3月17日(木) 「LTEライブラリーリリースセミナー」開催
開催場所:構造計画研究所(東京・中野区) 詳細と申込: http://www.kke.co.jp/qualnet/lte/
・5月17−18日 「LTE World Summit 2011 in Amsterdam」(オランダ・アムステルダム)にSNT社と共同出展
・5月下旬 「QualNetユーザーカンファレンス2011」開催
開催場所:構造計画研究所(東京・中野区)
・7月5−6日 「ワイヤレス・テクノロジー・パーク」に出展
開催場所:パシフィコ横浜(横浜・みなとみらい)
(参考)QualNet実行時の画面例 http://www.kke.co.jp/news/material/110222_02.jpg
■ 構造計画研究所について
1959年設立。現在、ネットワーク、マルチメディア、情報通信、移動体通信分野から建設、製造分野に至るまでの広範かつ最新のIT技術を駆使したソフトウェア開発ならびにソフトウェアプロダクトを提供。さらにOR・シミュレーション手法を用いた工学・製造分野におけるコンサルティングサービスやマーケティング分野におけるコンサルティングサービスも行っています。また建設・環境分野における数値解析コンサルティングサービスや建築・構造設計分野でも強みを発揮しており、様々な業界に対し、多様なソリューションを提供しています。構造計画研究所の詳細情報はwebサイト http://www.kke.co.jp/ をご覧ください。
※構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※当社では、お客様やパートナー企業から発表のご承認をいただいた案件のみを公表させていただいております。ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
■ 本件に関するお問い合わせ先
・LTEライブラリーの技術・営業窓口
株式会社構造計画研究所 ネットワーク技術部 藤井義巳、中村敏明
TEL:03-5342-1129 e-mail: qualnet@kke.co.jp
・メディア関係者窓口
株式会社構造計画研究所 広報担当 佐藤仁宣
TEL:03-5342-1141 e-mail:kkeinfo@kke.co.jp
《関連URL》
http://www.kke.co.jp/
http://www.kke.co.jp/qualnet/
http://www.kke.co.jp/qualnet/lte/
http://www.scalable-networks.com/
海外向けにはSNT社を通じて3月中旬頃のリリースを予定しています。海外でもこれまでに数社が導入を希望しています。今後、SNT社と構造計画研究所は共同で販売促進活動を行っていきます。
販売促進活動の第一弾として、3月17日に構造計画研究所にてLTEライブラリーリリースセミナーを実施します。詳しくは以下、QualNetのウェブサイトを御覧ください。
リリースセミナーの詳細と申込: http://www.kke.co.jp/qualnet/lte/
QualNetはネットワークデバイスやアプリケーションコードの開発初期段階において、仮想ネットワークにおけるシミュレーションをリアルタイムもしくは、それ以上のスピードで実行できる唯一のモデリング&シミュレーションツールです。評価対象のネットワークは数千ノード規模に対応します。無線通信方式CDMAやOFDMAの詳細な物理層モデルを持つ移動体通信技術UMTSやWiMAXライブラリーなどを含め、175種類におよぶプロトコルモデルをサポートしています。
QualNetの詳細: http://www.kke.co.jp/qualnet/
【LTEライブラリーの概要】
LTEライブラリーは無線インタフェースE-UTRA(Evolved-Universal Terrestrial Radio Access)上に様々なプロトコルスタック(プロトコルの階層)を積み重ねたLTEの無線基地局eNB(evolutional Node B)やユーザー端末UE(User Equipment terminal)と、コア網EPC(Evolved Packet Core) からなるネットワークでの、エンド・ツー・エンドの高精度なシミュレーションを可能にします。
■ LTEライブラリーによるシミュレーションの例
・ネットワーク設計や置局、プロトコルスタックとパラメータチューニング
・サービス品質QoS(Quality of Service)の改善
・WiFiおよびWiMAXなどのネットワークやデバイスとの相互運用
・ハンドオーバ(基地局切り替え)の詳細な振る舞いやLTE無線基地局eNBとユーザー端末UE間のスケジューリングなどのまだ標準化されていないアルゴリズムの開発と評価
・将来のLTE Advanced標準に向けての機能拡張や性能評価研究
【機能一覧】
■ リリース1(今回)
・基本的なメディアアクセス制御機能(Basic MAC feature)
・直行周波数分割多元接続/シングルキャリア周波数分割多元接続の物理層モデル(OFDMA/SC-FDMA PHY model)
・干渉モデル(Interference model)
・2x2オープンループMIMO:マルチ・インプット・マルチ・アウトモデル(2x2 Open Loop MIMO model)
・2送信アンテナのSFBC:空間周波数ブロック符号(2 Tx antenna SFBC)
・自動再送要求、チャネル品質表示、適応変調符号化、ラウンドロビン/比例公平型スケジューリング(ARQ,CQI,AMC,RR/PF Scheduling)
・無線ベアラ(Radio bearer)
■ リリース2(2011年7月予定)
・ユーザー端末移動対応(Mobility support)
・基地局切り替え(Handover)
■ リリース3(2011年10月予定)
・ハイブリット-ARQ、エンド・ツー・エンド・ベアラ(HARQ, End to end bearer)
・サービス品質機能のサポート(QoS support)
・コア網EPC:Evolved Packet Core
※リリース2以降は現時点での予定です。
【主な販売促進活動】
・3月14−17日 「電子情報通信学会総合大会」企業展示コーナーにおいて展示・デモ
開催場所:東京都市大学(東京・世田谷区)
・3月17日(木) 「LTEライブラリーリリースセミナー」開催
開催場所:構造計画研究所(東京・中野区) 詳細と申込: http://www.kke.co.jp/qualnet/lte/
・5月17−18日 「LTE World Summit 2011 in Amsterdam」(オランダ・アムステルダム)にSNT社と共同出展
・5月下旬 「QualNetユーザーカンファレンス2011」開催
開催場所:構造計画研究所(東京・中野区)
・7月5−6日 「ワイヤレス・テクノロジー・パーク」に出展
開催場所:パシフィコ横浜(横浜・みなとみらい)
(参考)QualNet実行時の画面例 http://www.kke.co.jp/news/material/110222_02.jpg
■ 構造計画研究所について
1959年設立。現在、ネットワーク、マルチメディア、情報通信、移動体通信分野から建設、製造分野に至るまでの広範かつ最新のIT技術を駆使したソフトウェア開発ならびにソフトウェアプロダクトを提供。さらにOR・シミュレーション手法を用いた工学・製造分野におけるコンサルティングサービスやマーケティング分野におけるコンサルティングサービスも行っています。また建設・環境分野における数値解析コンサルティングサービスや建築・構造設計分野でも強みを発揮しており、様々な業界に対し、多様なソリューションを提供しています。構造計画研究所の詳細情報はwebサイト http://www.kke.co.jp/ をご覧ください。
※構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※当社では、お客様やパートナー企業から発表のご承認をいただいた案件のみを公表させていただいております。ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
■ 本件に関するお問い合わせ先
・LTEライブラリーの技術・営業窓口
株式会社構造計画研究所 ネットワーク技術部 藤井義巳、中村敏明
TEL:03-5342-1129 e-mail: qualnet@kke.co.jp
・メディア関係者窓口
株式会社構造計画研究所 広報担当 佐藤仁宣
TEL:03-5342-1141 e-mail:kkeinfo@kke.co.jp
《関連URL》
http://www.kke.co.jp/
http://www.kke.co.jp/qualnet/
http://www.kke.co.jp/qualnet/lte/
http://www.scalable-networks.com/
企業情報
企業名 | 株式会社構造計画研究所 |
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代表者名 | 服部 正太 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |
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