【高校吹奏楽部支援事業】少子化時代の部活動とは？複数校で一つの大編成管打オーケストラを運営するための事務局支援事業、『ペレグリン・プロジェクト』が拠点拡大へ本格化

報道機関各位
プレスリリース

2011年3月10日
音楽事務所オフィス・ケーティー
代表理事　都築 浩二

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音楽事務所オフィス・ケーティー
少子化時代の部活動とは？複数校で一つの大編成管打オーケストラを運営するための
事務局支援事業、『ペレグリン・プロジェクト』が拠点拡大へ本格化
http://www.geocities.jp/musichall9210/
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音楽事務所オフィス・ケーティー（所在地：神奈川県横浜市　代表理事：都築 浩二
）の手がける、少子化時代の高校吹奏楽部を支える非営利事業、『ペレグリン・プロジェクト』が２０１１年５月で第１期末の１０周年を迎える。
オフィス・ケーティーは今後、第１期の成功をもとにノウハウをフレームワーク化し、新たに募集する複数の事務局団体へ無償供与することで、同様のニーズを持つ高校吹奏楽部をより広く神奈川県全域で支援していく。
なお、オフィス・ケーティーでは第１期完了を記念し、神奈川県後援による成果講演会と特別コンサートを開催する予定としている。詳細は後日発表する。


『ペレグリン・プロジェクト』の詳細は、次のとおりである。

■事業内容
　少子化・部活離れの傾向著しい昨今、「文化部の高校野球」とも称され１９７０年代以降急速に普及・発展した高校吹奏楽部もまた、多くが部員減少による活動の変容に迫られている。すなわち小編成シフト、部活動の小型化であり、結果とくに横浜市では大編成中心の中学とのギャップゆえ高校で吹奏楽部を続けない生徒が非常に多くなっている。
　生涯学習の観点からアマチュア吹奏楽をサポートする音楽事務所オフィス・ケーティーでは、吹奏楽に取り組む大きな魅力はむしろ大編成にあるとの立場から、今後少子化時代の高校でも大編成での活動を可能とする実験的枠組み「ペレグリン・プロジェクト」を立上げ、１０年限定でボランティア運用を続けている。
　ペレグリン・プロジェクトでは、複数の高校吹奏楽部が一つの継続的な管打オーケストラを構成することで、ホールでの大演奏会・野外コンサートなど、加盟各クラブが通年にわたってより充実した活動を送れるようになっている。とりわけ、参加校相互の文化祭へ全オーケストラで巡業する「キャラバン」は、各校で部活としての参加・発表が許されている点で、学校行事の慣例を破る画期的な事例である。
　このような学校間や社会人との連携で課題となる煩瑣な連絡事務や、校則・習慣などデリケートな差異の調整事務は、顧問教師など忙しい学校職員にはなかなか難しい。ペレグリン・プロジェクトはボランティアの地域県民からなる事務局を組織して事務を委託運用することにより学校側の負担を取り除くだけでなく、スタッフを教育・育成する仕組みも備えており、参加校の継続的な信頼獲得に成功している。
　ペレグリン・プロジェクトのオーケストラには、吹奏楽経験のある地域県民も多数協力しており、地域による教育支援といった側面ももつ。スタッフには参加校クラブの卒業生も多く、見習いとして一定期間仕組みを支えながら社会で役立つ多くのことをここで学べるようになっている。


【音楽事務所オフィス・ケーティーとは】
　地域の音楽文化への貢献を目的とする音楽事務所。代表は都築浩二（事務局総裁）、設立基金は五百万円。横浜を拠点として主にアマチュアコンサートのプロデュースを行っている。
　同事務所はアマチュア音楽、とりわけオーケストラや吹奏楽を、地域のミュージック・シーンにもっと深く浸透させることに意義を感じ、より良い関係のための新しいコンセプト作りと、難しいとされるアマチュア楽団のプロデュース面の支援を共通目的として設立された、公益・非営利の団体である。譜材・楽器等を基金で賄うほか、会場費その他日常的な経費は、事務局が主宰するプロジェクトの会費収入を基に運用する。将来的には、NPO団体として法人化も検討している。
　現役員２名はアマチュアとして長年音楽に携わってきた有志の集まりで、いずれも本業を別に持つサラリーマンである。


【本件の連絡先】

音楽事務所オフィス・ケーティー
担当：都築（つづき）
Tel　080-5523-4447
e-mail officekt_prod@ybb.ne.jp URL: www.geocities.jp/musichall9210/
〒245-0051　神奈川県横浜市戸塚区名瀬町70-1-509

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