震災時、被災者の評価が高かったメディアは「ラジオ」、役に立つのは「スマートフォン」。〜AHP(Analytic Hierarchy Process)法によるメディア評価分析〜
電創堂株式会社は、「震災時におけるスマートフォンの利用に関する調査」を ネットアンケートで実施し、AHP法(階層分析法)を用いた分析を行いました。 被災者の評価が最も高かったメディアは「ラジオ」となりましたが、 インターネットも高い評価を受け、情報入手と連絡にスマートフォンが 活躍したことがうかがえます。
報道関係者 各位
プレスリリース
2011年8月1日
電創堂株式会社
取締役社長 石原 規子
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電創堂株式会社は、「震災時におけるスマートフォンの利用に関する調査」を
ネットアンケートで実施し、AHP法(階層分析法)を用いた分析を行いました。
被災者の評価が最も高かったメディアは「ラジオ」となりましたが、
インターネットも高い評価を受け、情報入手と連絡にスマートフォンが
活躍したことがうかがえます。
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Web制作を中心にアプリケーション開発からプロモーションまで幅広く手掛ける、
電創堂株式会社(所在地:東京都新宿区 取締役社長:石原 規子 URL: http://www.densodo.co.jp/ )は、
『震災時におけるスマートフォンの利用に関する調査』をネットアンケートで
実施し、震災時にどのようにメディアを利用したのか、各メディアをどのように
評価したのかを知るために、AHP法(Analytic Hierarchy Process:階層分析法)を
用いた分析を行いました。
AHPは階層化意思決定法とも呼ばれ、限られた選択肢のなかから、ある条件で
選択する際の選択基準を数値化して、選択のプロセスを解明しようとする方法です。
アンケートで得られた結果にこの方法を応用し、震災時に活用したメディアの
評価を行いました。
メディアの評価は、地震発生後1週間程度を振り返っての回答を依頼しました。
評価基準は、「速さ」、「正確さ」、「詳しさ」の3つを用意し、情報入手の際に
どれを重視したかを一対評価で行い、それぞれにポイントを与えていきます。
次に、「速さ」を基準とした時の評価を、「新聞」、「TVニュース」、
「ラジオニュース」、「Webニュース」、「SNS」それぞれで一対評価し、
各メディアにポイントを与えていきます。
以下、同様に「正確さ」、「詳しさ」で評価を行い、各メディアの
「速さ」ポイント、「正確さ」ポイント、「詳しさ」ポイントを算出し、
合計値を総合評価として各メディアの評価の大きさを分析しました。
◎震災時、被災者の評価が高かったのは「ラジオ」
AHP法による分析では、被災者の評価が最も高かったのは「ラジオ」で、
次が「新聞」という結果でした。「ラジオ」は「速さ」(0.0998)が
最も評価され、震災時にはスピードが求められたことが分かります。
2番目に評価されたのは「新聞」ですが、「速さ」(0.0408)の評価が
低くなっています。「新聞」は「詳しさ」の評価が高く、「ラジオ」の
「詳しさ」が0.0516ポイントに対して、0.0811ポイントとなっています。
◎家族が被災した人では、「Web」
家族が被災した(自分は被災していない)人の場合は、
「Webニュース」の評価が最も高くなっています。
「速さ」のトップは「ラジオ」、「正確さ」、「詳しさ」の
トップは「新聞」と、「Webニュース」は3つの評価項目の
いずれにおいてもトップはありませんでしたが、総合で1位となっています。
家族の安否を気遣う方々にとっては、バランスの取れたメディアに
価値があったようです。
◎震災時にスマートフォンが役立つ
この度の震災では、インターネットの重要性が改めて
浮き彫りになりましたが、本調査でもインターネットの機能を
十分に活用できる、スマートフォンの役割は大きかったとの
結果になっています。
とくに、「ニュースサイトで災害情報が早く入手できた」、
「家族・知人等の連絡に役立った」と、情報入手と連絡という、
震災時に最も求められる部分で活躍したことがうかがえます。
◎スマートフォンでTwitterを活用したのは4割弱
この度の震災時に活用したSNSでは、Twitterが37.7%と最も多くなっています。
とくに自分が被災した人、家族が被災した人でのTwitter利用が多くみられました。
第2位はmixiで24.1%、第3位はFacebookで12.0%となっています。
【その他の調査項目】
・役に立たなかった理由
・スマートフォンで活用したSNS
・震災時のSNSの活用
・震災時にスマートフォンでみたサイト
・衛星携帯電話の興味度
・震災後のインターネット利用時間の変化
・スマートフォンでのインターネットバンキングの利用状況
・スマートフォンでのネットショッピングの利用状況
調査の詳しい結果は、 http://www.densodo.co.jp/solution/research/201106/
※調査概要
・調査実施時期:2011年6月
・対象者:ネットアンケートASP“あんぐる”モニター
有効回答数594
・調査実施会社:株式会社インスコープ
・回答者プロフィール
■性別 男性 55.7% 女性 44.3%
■年齢 10歳代2.4% 20歳代 19.2% 30歳代 32.0% 40歳代 29.5%
50歳代 14.0% 60歳代 3.0%
■被災状況
自分だけ被災した 8.6%
自分と家族が被災した 31.5%
自分は被災していないが家族が被災した 3.5%
自分と家族は被災していないが友人・知人が被災した 10.6%
直接的な被害はない 45.8%
電創堂は、まずはユーザー視点・生活者視点から考えられた、魅力的で質の高い、
双方向のコミュニケーションがWebサイトの企画・制作の上で最も重要だと考えています。
「Webサイトで何を伝えるか?」「どのようなアクションで何を引き出すか?」
私たちはこれらを追求し、力強く魅力あるWebサイト制作のNo.1を目指します。
【会社概要】
■会社名 電創堂株式会社
■代表者 取締役社長 石原 規子
■資本金 2,225万円
■設 立 1995年7月27日
■所在地 〒162-0824東京都新宿区揚場町2-14新陽ビル2F
■TEL 03-5229-7233(代表)
■FAX 03-5229-7243
■URL http://www.densodo.co.jp/
■Email dsd-p@densodo.co.jp
■事業内容 Webサイト制作、Webアプリケーション開発、
Webプロモーション
【本件に関するお問い合わせ】
■会社名 電創堂株式会社
■担当者 青木
■TEL 03-5229-7233
■FAX 03-5229-7243
■Email dsd-info@densodo.co.jp
プレスリリース
2011年8月1日
電創堂株式会社
取締役社長 石原 規子
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電創堂株式会社は、「震災時におけるスマートフォンの利用に関する調査」を
ネットアンケートで実施し、AHP法(階層分析法)を用いた分析を行いました。
被災者の評価が最も高かったメディアは「ラジオ」となりましたが、
インターネットも高い評価を受け、情報入手と連絡にスマートフォンが
活躍したことがうかがえます。
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Web制作を中心にアプリケーション開発からプロモーションまで幅広く手掛ける、
電創堂株式会社(所在地:東京都新宿区 取締役社長:石原 規子 URL: http://www.densodo.co.jp/ )は、
『震災時におけるスマートフォンの利用に関する調査』をネットアンケートで
実施し、震災時にどのようにメディアを利用したのか、各メディアをどのように
評価したのかを知るために、AHP法(Analytic Hierarchy Process:階層分析法)を
用いた分析を行いました。
AHPは階層化意思決定法とも呼ばれ、限られた選択肢のなかから、ある条件で
選択する際の選択基準を数値化して、選択のプロセスを解明しようとする方法です。
アンケートで得られた結果にこの方法を応用し、震災時に活用したメディアの
評価を行いました。
メディアの評価は、地震発生後1週間程度を振り返っての回答を依頼しました。
評価基準は、「速さ」、「正確さ」、「詳しさ」の3つを用意し、情報入手の際に
どれを重視したかを一対評価で行い、それぞれにポイントを与えていきます。
次に、「速さ」を基準とした時の評価を、「新聞」、「TVニュース」、
「ラジオニュース」、「Webニュース」、「SNS」それぞれで一対評価し、
各メディアにポイントを与えていきます。
以下、同様に「正確さ」、「詳しさ」で評価を行い、各メディアの
「速さ」ポイント、「正確さ」ポイント、「詳しさ」ポイントを算出し、
合計値を総合評価として各メディアの評価の大きさを分析しました。
◎震災時、被災者の評価が高かったのは「ラジオ」
AHP法による分析では、被災者の評価が最も高かったのは「ラジオ」で、
次が「新聞」という結果でした。「ラジオ」は「速さ」(0.0998)が
最も評価され、震災時にはスピードが求められたことが分かります。
2番目に評価されたのは「新聞」ですが、「速さ」(0.0408)の評価が
低くなっています。「新聞」は「詳しさ」の評価が高く、「ラジオ」の
「詳しさ」が0.0516ポイントに対して、0.0811ポイントとなっています。
◎家族が被災した人では、「Web」
家族が被災した(自分は被災していない)人の場合は、
「Webニュース」の評価が最も高くなっています。
「速さ」のトップは「ラジオ」、「正確さ」、「詳しさ」の
トップは「新聞」と、「Webニュース」は3つの評価項目の
いずれにおいてもトップはありませんでしたが、総合で1位となっています。
家族の安否を気遣う方々にとっては、バランスの取れたメディアに
価値があったようです。
◎震災時にスマートフォンが役立つ
この度の震災では、インターネットの重要性が改めて
浮き彫りになりましたが、本調査でもインターネットの機能を
十分に活用できる、スマートフォンの役割は大きかったとの
結果になっています。
とくに、「ニュースサイトで災害情報が早く入手できた」、
「家族・知人等の連絡に役立った」と、情報入手と連絡という、
震災時に最も求められる部分で活躍したことがうかがえます。
◎スマートフォンでTwitterを活用したのは4割弱
この度の震災時に活用したSNSでは、Twitterが37.7%と最も多くなっています。
とくに自分が被災した人、家族が被災した人でのTwitter利用が多くみられました。
第2位はmixiで24.1%、第3位はFacebookで12.0%となっています。
【その他の調査項目】
・役に立たなかった理由
・スマートフォンで活用したSNS
・震災時のSNSの活用
・震災時にスマートフォンでみたサイト
・衛星携帯電話の興味度
・震災後のインターネット利用時間の変化
・スマートフォンでのインターネットバンキングの利用状況
・スマートフォンでのネットショッピングの利用状況
調査の詳しい結果は、 http://www.densodo.co.jp/solution/research/201106/
※調査概要
・調査実施時期:2011年6月
・対象者:ネットアンケートASP“あんぐる”モニター
有効回答数594
・調査実施会社:株式会社インスコープ
・回答者プロフィール
■性別 男性 55.7% 女性 44.3%
■年齢 10歳代2.4% 20歳代 19.2% 30歳代 32.0% 40歳代 29.5%
50歳代 14.0% 60歳代 3.0%
■被災状況
自分だけ被災した 8.6%
自分と家族が被災した 31.5%
自分は被災していないが家族が被災した 3.5%
自分と家族は被災していないが友人・知人が被災した 10.6%
直接的な被害はない 45.8%
電創堂は、まずはユーザー視点・生活者視点から考えられた、魅力的で質の高い、
双方向のコミュニケーションがWebサイトの企画・制作の上で最も重要だと考えています。
「Webサイトで何を伝えるか?」「どのようなアクションで何を引き出すか?」
私たちはこれらを追求し、力強く魅力あるWebサイト制作のNo.1を目指します。
【会社概要】
■会社名 電創堂株式会社
■代表者 取締役社長 石原 規子
■資本金 2,225万円
■設 立 1995年7月27日
■所在地 〒162-0824東京都新宿区揚場町2-14新陽ビル2F
■TEL 03-5229-7233(代表)
■FAX 03-5229-7243
■URL http://www.densodo.co.jp/
■Email dsd-p@densodo.co.jp
■事業内容 Webサイト制作、Webアプリケーション開発、
Webプロモーション
【本件に関するお問い合わせ】
■会社名 電創堂株式会社
■担当者 青木
■TEL 03-5229-7233
■FAX 03-5229-7243
■Email dsd-info@densodo.co.jp
企業情報
企業名 | 株式会社モーク・ワン |
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代表者名 | 石原規子 |
業種 | ネットサービス |