設計者向け建築構造計算プログラム「RESP-D」Version 2.0をリリース

杭・基礎梁と上部構造の一体解析が可能に

株式会社構造計画研究所(本社:東京都中野区、代表取締役社長 CEO:服部正太)は、時刻歴応答解析による建築構造設計を支援する建築構造計算プログラム「RESP-D」の最新バージョン「RESP-D Ver.2.0」の販売を開始いたしました。

■ 「RESP-D」とは
超高層建物や制振・免震構造の設計・解析に際して、第一線のツールとして実務でご利用いただいているプログラムが「RESPシリーズ」です。その中でも、業務の効率化と提案力の向上を図り、設計者が抱える様々な課題を解決するプログラムが「RESP-D」です。

《「RESP-D」の3つの特長》
 1.許容応力度設計から質点系および立体振動解析まで共通の建物モデルを使用し、データの一元管理が可能
 2.機能的なGUIによりデータ作成の手間を抑え、ミスがなくなり手戻りが減少
 3.一通りの検討にかかる時間を短縮できるため、対応案件数が増加

《運用による3つのメリット》
 1.素早い検討により短納期化へ対応し、実施件数も増加。→収益性が向上
 2.免震・制震等を組み込んだより高度かつ複雑な設計・提案が可能。→提案力が強化
 3.ケーススタディが容易なため、素早く多様な提案が可能。→営業力が強化

■ 「RESP-D Ver.2.0」の新機能「杭計算・基礎梁計算」について
上部構造に加えて杭をモデル化することで、杭および杭の曲げ戻しを考慮した基礎梁の設計が可能となります。

《主な機能》
 ・杭と地盤ばねをモデル化した「杭単独モデル」、上部構造と杭と地盤ばねをモデル化した「一体モデル」による解析が可能です。
 ・建築基礎構造設計指針による塑性化を考慮した水平地盤バネ値に対応しています。
 ・杭頭の塑性化に対応しています。
 ・杭と基礎梁の構造計算書(杭伏図、杭断面リスト、モーメント図、検定値図、検定表)に対応しています。

 ※既製杭については順次対応予定です。

《杭計算機能のポイント》
 ・データの連続性 :単一のプログラムで上部構造の設計から杭の設計まで行えるため、データの連続性が保たれます。
 ・詳細なモデル化 :一体モデルでは上部構造による杭の軸力変動を考慮した解析を行うことができます。
 ・カスタマイズ  :本機能をベースに自社工法など各社向けカスタマイズも承ります。複雑になりがちな独自工法の設計をプログラムにより効率化し、採用を後押しします。

RESPシリーズの詳細情報は、ホームページ http://www.kke.co.jp/resp/ をご覧ください。

■ 会社情報( http://www.kke.co.jp
構造計画研究所は1956年に建物の構造設計業務からスタートし、それら人工構築物を取り巻く自然現象(地震、津波、風など)の解析やシミュレーションを行う業務を手がけ、さらにはソフトウェア開発をはじめとする情報通信分野、CAD/CAEなどの製造分野、そして人間の意思決定支援分野にまで事業領域を広げてきました。当社は知の循環から生まれる「工学知」を用いてより高い付加価値を提供する知識テクノロジー企業として、また「プロフェッショナル・エンジニアリング・デザイン・ファーム」として、組織や社会が抱える課題を解決いたします。現在は、特に「防災」「スマート」「ビッグデータ」を重点テーマとしてとらえ、高い品質を強く意識したエンジニアリングコンサルを展開しています。

※構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
※当社では、お客様やパートナーから発表のご承認をいただいた案件のみを公表させていただいております。ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

企業情報

企業名 株式会社構造計画研究所
代表者名 服部 正太
業種 コンピュータ・通信機器

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