カンボジア初の消防学校を設立し、救える命が救われる環境を!
近年カンボジアでは、急激な交通網発展に伴い交通事故が増加しています。尊い人の命を救うべく、救急救助活動が必要となっています。また経済発展とともに高層ビルも増え、通常の消化活動では対応することが難しくなっており、より高度な火災対応能力が求められています。 カンボジアではこれまで、体系的な消防技術研修や、人命救助に必要な訓練が実施されていませんでした。火災、救急、救助にあたる警察や医療関係者の消防技術レベルが低いため、消防力の強化が急務となっています。また、日本では当たり前になっている、病院へ運ばれるまでの救護体制がカンボジアにはありません。救急車は患者を運ぶだけで、応急処置ができる資器材も十分に搭載されていないため、搬送中の応急処置や容態変化にも対応ができないのです。私たちが持っている技術、そして器材があれば救えた命がいくつあるでしょうか。この流れを止めるべく、私たちは活動を続けています。
日本国際救急救助技術支援会
- !2015年11月15日 10時
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