【気になるプレスリリース】6月10日がローストビーフの日に認定
セレクション編集部が「気になる!」「もっと知りたい!」と思ったリリースについて、配信元企業へ突撃取材。プレスリリースに込めた想いや、書き方のコツについて伺う企画です。今回は、和牛のローストビーフ専門ショップ「たわら屋」が発表した、ローストビーフの日(6月10日)認定のプレスリリースに注目します。
「ロー(6)スト(10)」で6月10日は「ローストビーフの日」
和牛のローストビーフ専門ショップの「たわら屋」が、一般社団法人 日本記念日協会から正式な認定を受け、6月10日をローストビーフの日とするプレスリリースを発表しました。
6月10日は「ローストビーフの日」! ローストビーフ専門通販サイト「たわら屋」が、日本記念日協会から正式に認定を受けました。
たわら屋は、「神戸牛」「近江牛」「松阪牛」「静岡そだち」といったブランド黒毛和牛に限定したローストビーフをギフト販売しているネットショップ。「ロー(6)スト(10)」という組み合わせのように、自社の商品やサービスと絡めた記念日を制定するのは、とても効果的なPR手法だと思います。
▼たわら屋のショップ
▼一般社団法人 日本記念日協会
気になったので聞いてみました
食欲をそそる「ローストビーフの日」。記念日を申請しようと思ったのはなぜか、記念日を自社の商品やサービスとどのように絡めて展開していくのか、その狙いを「たわら屋」総支配人の曽根さんに電話で伺いました。下記にその回答をご紹介いたします。
QQ1 「ローストビーフの日」を申請した背景について
土用の丑の日にうなぎ、というのがありますが、ローストビーフにはありませんでした。ローストビーフの日を作って、もっと日本国内でローストビーフを広めたいという想いから申請をいたしました。
QQ2 申請や企画段階で苦労されたこと、こだわったところは?
申請で苦労したということは特にありません。今年に入ってからローストビーフの日というアイデアを考え始め、4月に記念日協会へ申請しました。約1ヶ月で認定されたという感じです。
QQ3 記念日発足をどのように自社の活動に生かしていきたいか?
日本でのローストビーフの普及活動に生かしていきたいです。現在、私が中心となってローストビーフ協会という社団法人の設立に動いていますので、そういった活動にも生かしていきたいと思います。
QQ4 会社設立・サービス開始の経緯について
今から12年前に会社を設立し、最初はじゃぶじゃぶ店をオープンしました。その後、焼肉店「たわら屋」を開店。そこで和牛を取り扱うようになり、和牛の美味しさをもっと多くの人に伝えたいと考えるようになりました。
そして、約3年前にネットショップをオープン。ローストビーフのショップは数多くあるものの、和牛専門のローストビーフ専門店はなかったのでそこに目をつけました。スタート時は苦労しましたが、和牛の良さを味わってリピートしてくれる人が増えてきて、少しずつ売上も上がっていきました。
QQ5 リリース発表後の反響はいかがですか?
まだ出したばかりなのでこれからだと思いますが、楽しみにしています。
QQ6 このリリースを作成する際に大事にしたポイントは?
和牛の美味しさ、ローストビーフの美味しさを言葉でどれだけ説明できるかを考えました。
QQ7 今後のサービス展開について
父の日キャンペーンや、和牛のローストビーフと国産ワインのセット販売などを予定しています。ローストビーフを通して和牛の良さを伝え、日本が盛り上がるきっかけになればと思います。
口コミの実績もPRネタとして活用
同社のプレスリリースによれば、お取り寄せ口コミポータルサイト「おとりよせネット」が開催した「ベストギフトアワード2015」で、「たわら屋」の「静岡そだちサーロインローストビーフ500g」が総合大賞を受賞。今回の記念日認定だけでなく、こういった口コミの実績もPRネタになります。
ネットショップを運営されている方でしたら、「新商品の取り扱い」や「父の日キャンペーン」といった切り口も面白いと思います。ネタの切り口は、ぜひプレスリリース雛形100選を参考にしてみてください。
▼おとりよせネット ベストギフトアワード2015
▼事例)新商品の取り扱い
牛の希少部位のひとつである「芯ロース」を素材とした『極希少松阪牛特選芯ロース ローストビーフ』を3月3日から本格販売開始。
▼プレスリリース雛形100選