機械的な声の組み込み向け音声合成エンジンを開発

株式会社アクエスト（本社：横浜市、 代表取締役社長：山崎 信英）は、組み込み向けの小型軽量のテキスト音声合成エンジン「AquesTalk pico」に、新しくロボットボイスの声種を開発し、本日リリースしました。
産業用やホビー向けのロボットのみならず各種の産業機器において、これまで機械から人間の声を出力したときに生じる違和感を、この新しい無機質な合成音声によって解消できるものと考えております。


「AquesTalk pico」は、8bitのマイコンでもリアルタイム動作可能な国内最小最軽量のテキスト音声合成エンジン*1で、すでに、女声３種、男声１種の声の種類をリリースしております。


[AquesTalk pico 音声合成エンジン仕様]
CPU：8bit 4MHz以上
最小RAMサイズ:500byte
最小ROMサイズ:23Kbyteより
入力：ローマ字表記音声記号列
出力：8KHz-10KHzサンプリング,16bitPCM
声種：女声３種/男声１種/ロボット声１種


[サンプル合成音声]
サンプル合成音声は、下記のページから試聴することができます。

http://www.a-quest.com/demo/ 「サンプル音声」のAquesTalk pico r4

[販売形態]
お客様のシステム環境（CPU等）や機能選択の要望に応じてカスタマイズして提供いたします。
また、今回のロボットボイスの「AquesTalk pico」を１チップにまとめた音声合成LSI「ATP3011R4-PU」を2012年10月初旬に発売予定です。


[販売実績]
当社のAquesTalkシリーズは、これまで200万台以上の製品に組み込まれて販売されております。

*1 当社調べ