iPad上で軽量3Dデータのセキュアな活用を実現する -「iXVLファイルマネージャ ソリューション」を販売開始-

ラティス・テクノロジー株式会社は、株式会社日立ソリューションズからiPadやインターネット上で軽量3Dデータのセキュアな活用を実現する「iXVLファイルマネージャ ソリューション」の販売を2月25日から開始することを発表します。

本リリースは、株式会社日立ソリューションズとラティス・テクノロジー株式会社による共同リリースです。

2012年11月21日
株式会社日立ソリューションズ
ラティス・テクノロジー株式会社


iPad上で軽量3Dデータのセキュアな活用を実現する
「iXVLファイルマネージャ ソリューション」を販売開始

株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:林 雅博/以下、日立ソリューションズ)は、iPadやインターネット上で軽量3Dデータのセキュアな活用を実現する「iXVLファイルマネージャ ソリューション」の販売を2月25日から開始します。本ソリューションは、日立ソリューションズのドキュメントワークソリューション「ラビニティOne」や3Dデータの利用者を制限するセキュリティサービス「活文 デジ活ガード」、3Dデータの不正な参照や編集を防止するセキュリティ製品「活文 XVL Signer」、およびラティス・テクノロジー株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役:鳥谷 浩志/以下、ラティス・テクノロジー)のXVL製品群を組み合わせて提供します。これにより、3Dデータ/図面などの重要な設計データを安全に管理や配信をすることができるようになり、安全な環境の下、iPadで3Dデータを活用できます。

企業の業務におけるモバイル端末の利用が急速に進む中、ラティス・テクノロジーは3Dデータを軽量化したXVLデータをiPadで参照可能にする「iXVL Player」を2012年1月に提供を開始しました。これにより、場所を問わずに3Dデータを閲覧でき、作業の効率化や情報共有が可能となる一方で、ファイルを保管するセキュアな環境の確保やデータの活用範囲の拡大に伴う情報漏洩リスクの拡大防止が課題となっていました。
この課題を解決するために、日立ソリューションズとラティス・テクノロジーは、両社の商品を組み合わせ、iPadやインターネット上でXVLデータをセキュアに活用できる「iXVL ファイルマネージャ ソリューション」を提供します。具体的には、iPadからのアクセスに対応し、ファイルのセキュリティを確保するドキュメントワークソリューション「ラビニティOne」をiXVL対応に機能拡充します。また、日立ソリューションズの「活文 デジ活ガード」や「活文 XVL Signer」と組み合わせて、iPad用のXVLデータの暗号化や、配布済みのデータの失効を実現する機能を新たに提供します。

「iXVL ファイルマネージャ ソリューション」の特徴は以下の通りです。
1.XVLデータや図面などの設計情報をiPad上で閲覧可能
2.XVLデータへのアクセス権限を細かく設定
 「ラビニティOne」に文書を保管することで、部門ごとや社外秘など、適切な機密レベルに応じてアクセス権限を管理することができます。
3.XVLデータ閲覧履歴を記録
 閲覧日時や利用者、編集者を記録することで、管理者はデータが適切に利用されているかを確認することができます。
4.サムネイル表示機能により、見たいデータを一目で識別可能
5.部品情報による検索が可能
6.XVLデータのバージョンを管理
7.メールなどで社外に配布したデータもセキュリティを確保
 XVLデータを暗号化できるだけでなく、メールなどで社外の関係者に配布した後も、随時ファイルを失効できるなど、高度なセキュリティを確保します。

日立ソリューションズとラティス・テクノロジーは、今後、お客様への提案や販売活動においても協力し、「iXVLファイルマネージャ ソリューション」について3年間で10億円の売上を目指します。

■販売開始時期
2013年2月25日(2012年12月26日より試験版を提供開始)

■XVLセキュリティファイルマネージャ ソリューションの価格⇥個別見積もり

■日立ソリューションズの商品について
1)ラビニティ One
ドラッグ&ドロップによるファイルの移動など、直感的な操作で文書を管理するとともに、アクセス権設定や監査証跡ログによりセキュリティを確保するドキュメントワークソリューションです。
ラビニティ One 紹介URL:http://www.hitachi-solutions.co.jp/libinity-one/
2)活文 デジ活ガード
XVLデータを保護し、利用者を特定することにより安心してXVLデータを広範囲で活用できるSaaS型3Dデータセキュリティサービスです。配布後にファイルを失効することが可能です。
活文 デジ活ガード 紹介URL:http://www.hitachi-solutions.co.jp/digikatsu_guard/
3)活文 XVL Signer
XVLデータの不正な編集・参照を防ぎ、安全性を確保するセキュリティ製品です。

■ラティス・テクノロジー 軽量3Dフォーマット「XVL」について
「XVL」 (eXtensible Virtual world description Language) は、XML(eXtensible Markup Language) をベースとした超軽量3D表現として、ラティスが提唱する表現形式です。XVLを用いることで、3D CADなどで生成されたデータを数百分の1にまで軽量化することができます。また、メモリが少ない環境で巨大な3Dデータを高速表示する技術の実装により、ネットワーク環境での3Dデータ共有に最適な形式です。さらに、XVLに変換されたデータは、無償のXVL Playerで閲覧が可能です。(http://www.lattice.co.jp/ja/download/index.html)
現在、干渉チェック機能を搭載したDMU(Digital Mock-Up)や3Dビジュアル作業手順書を作成するソリューションが市場で高く評価されています。ラティスの XVLは世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業等多くの製造業の企業で採用されています。3Dデータの精度と構成情報を保ちながら、軽量にデータ表現できるという特徴から、デザインレビュー、機構シミュレーション、工程設計、作業指示、部品表、イラスト作成などの用途に活用されています。製造業の大手では、3D CADの普及により蓄積された3Dデータの有効活用を目的に、XVL製品を全社規模で導入するケースが増加し、国内外で急速に普及が進んでいます。
ラティス・テクノロジー ホームページ http://www.lattice.co.jp/ja/index.html


※「ラビニティ」は、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※「活文 デジ活ガード」は、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※「活文 XVL Signer」は、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※「XVL」はラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
※iPadはApple,Inc.の登録商標です。
※記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

企業情報

企業名 ラティス・テクノロジー株式会社
代表者名 鳥谷 浩志
業種 その他製造業

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