260年の伝統を活かした和菓子の進化形「NEO落雁」を開発・発売。通販サイト開設し、新サービス「和菓子定期便」も。

260年の伝統を誇り、成田山御供物所として認められている老舗和菓子店 亀谷堂は11月15日に従来の和菓子・落雁業界の常識を覆す新しい落雁「NEO落雁」を同社ウェブショップにて発売した。同社は2013年のモンドセレクションにNEO落雁2商品を出品する。モンドセレクションへの落雁の出品は業界初だという。

260年の伝統を誇り、成田山御供物所として認められている老舗和菓子店 亀谷堂(千葉県成田市・川村正代表)は11月15日に従来の和菓子・落雁業界の常識を覆す新しい落雁「NEO落雁」を同社ウェブショップにて発売した。

この商品には、従来の落雁の主原料として使われてきた餅米の粉(寒梅粉、味甚粉など)と水飴が一切使用されていない。代わりに、大豆粉と、水溶性食物繊維として知られるグルコマンナンを使用。いずれも特許取得済みの原料であり、特に大豆粉は大豆の青臭い風味の原因である酵素を含有しない新品種から製造されているという。

後継者不足や市場での需要低下などの問題を抱え、開発が遅れている落雁業界に一石を投じる味の数々をプロデュースした。キャラメルカシュー、アップルシナモン、ストロベリーホワイトショコラなどの新しい味の落雁がこれほど製品化された前例はないという。

同社常務の川村陽介は、「日本三大銘菓と称され、長い歴史を有する落雁がこのまま忘れられてしまうことは悲しいことであり、日本の素晴らしい文化が一つ消失してしまうことになる。現代の味覚に合うように改良された健康志向の大豆粉の落雁を若い方、特に女性に食べて欲しい」と語る。

また、「学生時代を米国で過ごしたが、現地の人は寿司などの日本食を知っていても、和菓子について全くというほど知らない。NEO落雁はクッキーやマカロンに近い所があるので、将来は外国の方にも食べてもらいたい。まずは、2013年のモンドセレクションで金賞を獲り、RAKUGANという名前を世界に知らしめたい。」との熱意を語っている。

さらに、同社はかめやどう倶楽部「和菓子定期便」の新サービスも開始した。このサービスは都度注文をしなくとも毎月または2ヶ月ごとに同社のバラエティーに富んだ和菓子商品が定期的に届くサービス。割引き制度やお休み制度などのお得な8つの特典もあるという。体が不自由で買い物に出かけられないご夫婦二入用のコースから、オフィスや工場で仕事の休憩中に大人数で楽しく食べることができるコースまで全4コースを用意している。

同社常務 川村陽介は、「伝統の和菓子技法を守り続ける亀谷堂の健康的な和菓子で毎日をリフレッシュしていただきたい」と語る。

■商品販売ホームページ http://kameyado.shop-pro.jp/
■亀谷堂公式ホームページ http://www.kameyado.com/

企業情報

企業名 有限会社 亀谷堂
代表者名 川村正
業種 食品関連

コラム

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