NECと網屋、アクセスログ監査領域で協業強化 ~中小規模システム環境向けに1ライセンスから新製品を販売~

NECと株式会社網屋は、アクセスログ監査領域における協業を強化。アクセスログ監査ソフトウェアとして1600社以上に採用されているALog ConVerterをIAサーバ市場シェアNO.1のExpress5800シリーズに対応したALog ConVerter for Express5800を販売開始。

報道関係各位
プレスリリース

 NEC(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 遠藤信博、以下NEC)と株式会社網屋(本社:東京都中央区、代表取締役 伊藤 整一、以下網屋)は、アクセスログ監査領域における協業を強化します。
 本協業により、アクセスログ監査ソフトウェアとして1,600社以上に採用されている網屋のALog ConVerter(以下ALog)をIAサーバ市場シェアNO.1(注1)のNEC製サーバ Express5800シリーズに対応させた、「ALog ConVerter for Express5800」をNECが本日から販売開始します。

 情報漏洩リスクやセキュリティ対策としてアクセスログ監視は、大規模システムには普及してきていますが、中小規模システム環境においても、ログを可視化してセキュリティを強化したいというニーズが増えています。
 従来ALogは5サーバライセンスからの販売で、中小規模のシステム環境には、高コストになるという課題がありました。新製品はALogとして初めて1サーバライセンス(1サーバ254,000円(税別)~)からの購入を可能とし、中小規模システム環境への導入を促進します。

 NECは、社内50名の拡販体制と、販売店やパートナーと連携することで新製品を拡販し、今後3年間で3,000ライセンスの販売を目指します。

 また、NECはファイルサーバ整理ソフトウェアであるNIAS(注2)を強化し、「NEC Information Assessment System ALog連携オプション」(500,000円(税別))を本日から販売します。これにより、ALogから出力された、ファイルアクセス情報を利用して、アクセス履歴のあるファイルに絞り管理情報を更新することが可能となり、差分更新の時間を従来比約1/5に短縮(注3)しました。定期的にファイルサーバの肥大化チェックや権限設定確認を行う運用の場合、従来はその都度ファイルサーバの情報をすべて収集していたため、膨大な時間がかかっていましたが、新オプションにより、管理者の工数を大幅に削減することが可能です。

 NECと網屋は今後、両社の製品やサービスを組み合わせ提供することで、お客様の情報漏洩対策を強化し、安全性の高いサーバ運用環境を提供します。

以上

(注1)1996~2011暦年国内x86サーバ(出荷台数、出荷金額)
   IDC, Worldwide Quarterly Server Tracker, 2012Q3
(注2)NIASとは、ファイルサーバの利用状況を把握し、不要ファイル整理や不適切な権限設定の適正化により、コストの最適化、リスク対策を行うソフトウェアです。
   http://www.nec.co.jp/soft/ias/
(注3)ファイルサーバ10TBの10%を差分更新で処理した場合で試算。NEC調べ。

※本文に記載されている製品名は各社の商標または登録商標です。



 URL: http://www.nec.co.jp/soft/alog/cv/express/index.html


 URL: http://www.nec.co.jp/soft/ias/

本プレスリリースのURL: http://www.amiya.co.jp/press/detail/20130221_01.html

企業情報

企業名 株式会社網屋
代表者名 代表取締役 伊藤整一
業種 コンピュータ・通信機器

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