『生き方』100万部突破

ＪＡＬ再生の稲盛氏著書『生き方』が１００万部突破！
順調に部数を伸ばし、刊行１０年目で大台に。

京セラ、ＫＤＤＩを創業し、経営破綻したＪＡＬを再生に導いた稲盛和夫氏が2004年に刊行した著書『生き方』（サンマーク出版刊）が、2月20日の86刷をもって100万部に到達した。

同書は、稲盛氏が20代で京セラを創業して以来、半世紀を超える経営者人生の中で培った自らの実践哲学をまとめたもので、「思いを実現させる」「原理原則から考える」「心を磨き、高める」「利他の心で生きる」など、人としていかに生きるべきかというメッセージが平易な言葉で綴られている。
　刊行以来、順調に版を重ねてきたが、2009年の民主党による政権交代の際に稲盛氏が行政刷新会議のメンバーに選ばれ、またその後、経営破綻したＪＡＬの会長に就任するなど、著者が話題を集めるごとに大きく部数を伸ばした。
読者層も経営者やビジネスマンに限らず、10代から90代までの幅広い読者層に支持され、版元のサンマーク出版には数多くの感想が寄せられてきた。なかには、親が子どもへのプレゼントとして購入したという例もあった。
　ＪＡＬのV字回復が話題となり、産業能率大学が毎年発表する「社長が選ぶ今年の社長2012」に稲盛氏が選ばれるなどして昨年末より売れ行きが急上昇し、今年に入って13万部を増刷、ミリオン達成に至った。なお同書は中国でも翻訳され、100万部を達成している。出版元のサンマーク出版では６冊目のミリオンセラーとなる。

＜書籍概要＞
【タイトル】生き方
【サブタイトル】人間として一番大切なこと
【著者名】稲盛和夫
【刊行年】2004年8月

＜会社概要＞
【代表者】植木宣隆（うえき・のぶたか）
【設立】1971年12月
【資本金】9,600万円
【事業内容】出版業
【URL】http://www.sunmark.co.jp/