道徳の普及により思いやりのある平和な社会を創ることを目的とした「地球規模の平和作戦」

しあわせへの道協会では道徳を普及することによって思いやりのある平和な社会を創ることを目的にしたキャンペーン「地球規模の平和作戦」と題し、100カ国を超える国に「しあわせへの道」の小冊子を配布しています。日本人にとっては当たり前のことであっても、ある国の人々にとっては新しい視点であることも少なくありません。今こそ、シンプルだけれど大切な行動の根本である道徳観を広く世界に伝えていく時代です。このキャンペーンによる世界中からの報告を受け、ご報告させていただきます。

メキシコ国境のフアレスは「メキシコの玄関口」と呼ばれ人口130万人の都市です。
アメリカとの主要な連絡口であり、メキシコとアメリカ間で交わされる商品取引の18％以上がこの都市を経由します。
それは同時に薬物マフィアにとって重要な取引ルートになることも意味していました。

対立する薬物マフィアとその配下のギャングの間で縄張り争いは激化し、フアレスの殺人件数は2008年以降爆発的に跳ね上がりました。当時、この状況をなんとか改善したいと立ち上がったフアレスのファン・カルロス（20歳）は、自身のポケットマネーで道徳律を示した「しあわせへの道」を近隣に配布し始めました。さらに、高校の教師と校長に接触して道徳の大切さを伝え、学校でのレクチャーが実現しました。口コミで広がったレクチャーは５つの学校へ広がりました。

2010年、ファン・カルロスの活動を知ったロサンゼルスに本部を置くしあわせへの道協会は、家族の価値観を取り戻し暴力の潮流を逆転させる大規模なキャンペーンを可能にするため、有志からの援助も含め、計５０万部の「しあわせへの道」の本を印刷し、提供しました。これはフアレスの都市の全家庭に小冊子を配布するのに十分な数で、これによってファン・カルロスは無料で地域の家庭に「しあわせへの道」が配布可能となりました。さらにファン・カルロスの活動は地域の実業家にも広がりました。市で最も視聴率の多い「チャンネル４４」の副社長から賛同を得て、同局が勧める暴力追放キャンペーンとタイアップにより「しあわせへの道」の冊子が宣伝されることになりました。

この結果、セミナー開催の要請や詳しい情報を求める教師や事業家、保護者、刑務所職員などからの電話が殺到し、セレソ州の刑務所では実際に４０名の受刑者と職員を対象に「しあわせへの道」を用いた道徳の講習会を提供することになりました。
ある受刑者からは「この本を読んで、俺は自由になった気がする。こんな壁の中にずっといちゃいけない」という感想を受け取っています。
さらに、チャンネル44の副社長の提案により、国営の水道会社の職員が戸別訪問の際「しあわせへの道」の無料配布に協力してくれることになり、フアレス地区の各家庭への無料配布が実現するに至りました。

2010年11月には月間の殺人件数が前月の50％低下したのをはじめ、2011年の殺人発生率は過去３年間で最低を記録していますが、今もなお、この地区での道徳キャンペーンは続いています。

『しあわせへの道』（L.ロン ハバード著）は、よりよい人生を送るための良識への手引きは、人種、肌の色、信条を問わず、誰もが実践できる21の教訓から構成されています。純粋に良識のみに基づいた、初めての普遍的な道徳指針です。1981年に初めて出版され、その目的は、現代社会における道徳の衰退を食い止め、人々の間に誠実さと相互の信頼を取り戻すことです。
日本においては、「BRIDGE TO SAFETY SHIBUYAプロジェクト」と題して、毎週末（土、日）13：００から渋谷地区にて、ボランティアによって小冊子の無料配布キャンペーンを開催しています。（都合により変更の場合もあり）昨年末から定期的に開催されてきた配布キャンペーンでは、ボランティアによって配布された冊数は6千冊を超えています。

また、この「しあわせへの道」の21の教訓は長編のストーリーDVDとして制作されています。
「自分を大切にしましょう」「両親を大切に」「良い手本を示しましょう」「節度を保ちましょう」等当たり前でシンプルな事柄ながら、日常でつい忘れがちなテーマを具体的なストーリーで分かりやすく描かれています。

2013年新春プレゼントとして、このDVDを3名の方にプレゼントいたします。

https://secure.thewaytohappiness.org/ja/store/products/the-way-to-happiness-film-dvd.html

応募は以下の連絡先へ（締め切り2013年４月15日）

LRHパーソナル・パブリック・リレーションズ
Email:lrhppro@gmail.com（件名：しあわせへの道プレゼント）