好評のCT-4100シリーズがクラウド型電子マネー決済に対応

クレジット情報処理センター大手の株式会社日本カードネットワーク（本社：東京都港区、代表取締役社長：佐藤　直孝、以下：CARDNET）とPOS業界大手の東芝テック株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：鈴木　護、以下：東芝テック）は、大画面カラー液晶を採用したコンパクトで多機能なクレジット決済端末として好評の「JET-S端末CT-4100シリーズ」（2012年10月より発売）の機能をさらに強化し、2013年8月よりクラウド型電子マネー決済に対応いたします。
　
今回の機能強化では、株式会社トランザクション・メディア・ネットワークスが提供する「クラウド型電子決済システム」を採用いたしました。今回の対応により、従来から利用可能であったクレジット、デビット、銀聯、CARDNET標準ポイントに加え、１台のリーダライタで各種交通系ICカード（Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca）、QUICPay（TM）、iD（TM）など、複数の電子マネー決済を取り扱うことが可能となり、利便性が向上いたしました。さらに楽天Edyにも2013年秋に対応予定です。

クレジットカード利用が急速に拡大するにつれ、決済方法・システムニーズの多様化が進み、クレジット決済端末においても拡張性および利便性が求められています。CARDNETおよび東芝テックは、今後、ますます拡大していく決済市場に対応すべく、顧客ニーズにお応えするインフラ整備を推進し、より安心、便利な決済環境の実現を目指してまいります。

【クラウド型電子マネー決済の主な特徴】
１、NFC(注1)へ対応したマルチリーダライタ
今回採用するリーダライタは、１台でQUICPay、iDおよび交通系ICカード（Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca）、等の電子マネーの取り扱いが可能です。また、NFC規格にも対応しているため、将来的にNFCを活用した各種サービス（ポイント、プリペイドおよびクーポン等）もご利用いただけます。
２、安価な導入コスト
リーダライタの機能をセンターに集約することで、従来型のCCT端末(注2)と比べ、よりリーズナブルな価格帯にてご提供いたします。
３、容易なサービス追加
クラウド型電子マネーサービスのためセンター側の機能を拡張することで、原則JET-S端末自体を置き換えることなく電子マネーのサービス追加でご利用いただけます。

注1：近距離通信の規格の一つ。
注2：Credit Center Terminalの略称で、クレジットカードの共同利用端末のこと。

※「QUICPay」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。
※「iD」は株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの商標です。
※「Suica」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
※「PASMO」は株式会社パスモの登録商標です。
※「Kitaca」は北海道旅客鉄道株式会社の登録商標です。
※「TOICA」は東海旅客鉄道株式会社の登録商標です。
※「manaca」は株式会社名古屋交通開発機構及び株式会社エムアイシーの登録商標です。
※「ICOCA」は西日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
※「SUGOCA」は九州旅客鉄道株式会社の登録商標です。
※「nimoca」は西日本鉄道株式会社の登録商標です。
※「楽天Edy」は楽天Edy株式会社が運営するプリペイド型電子マネーサービスのブランドです。
【会社概要】

株式会社日本カードネットワーク（CARDNET）
■設立　　　　　：1995年3月16日
■代表取締役社長：佐藤　直孝
■資本金　　　　：4.8億円
■所在地　　　　：東京都港区南青山5-1-22　青山ライズスクエア8階
■業務内容　　　：CARDNETは、クレジットカード会社様、金融機関様と加盟店様との相互間で、クレジット情報および資金移動情報を中継し、加盟店様に設置された約50万台（2012年3月末現在）のクレジット決済端末と接続する、決済情報処理ネットワーク会社です。
＜主な業務＞
・オーソリゼーションデータのスイッチングサービス
・売上データ、有効性チェックデータ、無効カードデータ等の受配信サービス
・新決済システムの開発、提供
東芝テック株式会社
■設立　　　　　：1950年2月21日
■代表取締役社長：鈴木　護
■資本金　　　　：399億円
■所在地　　　　：東京都品川区大崎1-11-1　ゲートシティ大崎ウエストタワー
■業務内容　　　：POSシステム、複合機、オートIDシステム及びそのソリューション関連商品並び
にインクジェットヘッドの開発・製造・販売･保守サービス事業