株式会社ストラテジックキャピタルが大和冷機工業株式会社への株主提案提出を公表
株式会社ストラテジックキャピタルが無限責任組合員を務めている2つの投資事業有限責任組合は、本年1月14日に、大和冷機工業株式会社に対し、来る3月開催予定の同社の定時株主総会について大幅増配などの株主提案権を行使する書面を発送し、当該書面の到達を本日確認しましたので、本件を公表いたします。
各位
2014年1月20日
株式会社ストラテジックキャピタル
代表取締役 丸木強
大和冷機工業株式会社への株主提案について
当社は、Japan-up・アルファ投資事業有限責任組合及びJapan-up・ベータ投資事業有限責任組合(以下2つの組合を合わせて「ファンド」といいます。)の無限責任組合員を務めており、ファンドは大和冷機工業株式会社(東証一部:コード6459、以下「同社」といいます。)の発行済株式総数の約4.5%を保有しております。
本年1月14日に、同社に対し、来る3月開催予定の同社の定時株主総会について株主提案権を行使する書面を発送し、同月16日に同社への株主提案に係る書面の到達を本日確認しましたので、本件を公表いたします。株主提案の内容及び提案の理由のそれぞれの概要は以下の通りです。
株主提案権行使に係る書面の写しは、下記のリンクをご参照ください。
http://www.stracap.jp/index.html
記
1.提案する議題の内容
1定款変更
現在、同社の剰余金の配当等は、取締役会で決定されることとなっているが、この決定権を株主総会に戻す。
2剰余金の配当
上記の定款変更を踏まえ、一株当り配当金を70円とする(中間配当5円と合わせると年75円となる)。
2.提案の理由
1定款変更
現在、当社の剰余金の配当等は、取締役会の決議によって決定されることとなっている。これは、取締役会が剰余金の配当等について株主の利益を反映した適切な決定を行うことを前提とした制度だが、当社は、当期純利益の水準の変化に拘わらず、また、莫大な現預金を保有し、さらにこれが近年毎年拡大しているにも拘わらず、一株当り配当金は年10円を継続しており、株主の利益を反映した適切な決定を行ってきたとはいえない。
当社の株主の利益のためには、剰余金の配当等の決定権は株主総会に戻すべきである
2剰余金の配当
当社の連結ベースの現預金は、平成15年12月末は約129億円(有利子負債は190億円)、平成20年12月末は約170億円(有利子負債ゼロ)と、増加し続け、平成25年9月末現在は約356億円となった。これは、1月10日現在の当社の時価総額約371億円の約96%に相当し、当社は稀有な上場企業といえる。
当社は、設備投資等に大きな資金需要はなく、また、子会社のリース事業も縮小しこれに充当する資金需要も不要となった(同子会社は、平成25年1月に当社が吸収合併)。このように使途がない現預金は、徒に会社内に留保せず株主に還元することが、株主価値を高め、ひいては株価の向上に繋がるため、配当を大幅に増額すべきである。
また、以上の通り、現預金を膨らませ続けた結果、平成25年9月末現在の純資産は約472億円(一株当り約918円)であり、今期予想一株当り配当金10円では、自己資本配当率は約1.1%と低い水準となる。さらに、1月10日現在の株価718円は、PBR0.78倍であり、同日現在の東証一部上場企業平均の1.46倍を大きく下回る。
なお、本提案により、大幅増配を実行すれば、株主価値の向上が期待できる一方、配当総額は当期利益(注:現時点で会社予想額は75円71銭)の範囲内であることから、前期末の当社の現預金水準の大きな変動には繋がらない。
以上
2014年1月20日
株式会社ストラテジックキャピタル
代表取締役 丸木強
大和冷機工業株式会社への株主提案について
当社は、Japan-up・アルファ投資事業有限責任組合及びJapan-up・ベータ投資事業有限責任組合(以下2つの組合を合わせて「ファンド」といいます。)の無限責任組合員を務めており、ファンドは大和冷機工業株式会社(東証一部:コード6459、以下「同社」といいます。)の発行済株式総数の約4.5%を保有しております。
本年1月14日に、同社に対し、来る3月開催予定の同社の定時株主総会について株主提案権を行使する書面を発送し、同月16日に同社への株主提案に係る書面の到達を本日確認しましたので、本件を公表いたします。株主提案の内容及び提案の理由のそれぞれの概要は以下の通りです。
株主提案権行使に係る書面の写しは、下記のリンクをご参照ください。
http://www.stracap.jp/index.html
記
1.提案する議題の内容
1定款変更
現在、同社の剰余金の配当等は、取締役会で決定されることとなっているが、この決定権を株主総会に戻す。
2剰余金の配当
上記の定款変更を踏まえ、一株当り配当金を70円とする(中間配当5円と合わせると年75円となる)。
2.提案の理由
1定款変更
現在、当社の剰余金の配当等は、取締役会の決議によって決定されることとなっている。これは、取締役会が剰余金の配当等について株主の利益を反映した適切な決定を行うことを前提とした制度だが、当社は、当期純利益の水準の変化に拘わらず、また、莫大な現預金を保有し、さらにこれが近年毎年拡大しているにも拘わらず、一株当り配当金は年10円を継続しており、株主の利益を反映した適切な決定を行ってきたとはいえない。
当社の株主の利益のためには、剰余金の配当等の決定権は株主総会に戻すべきである
2剰余金の配当
当社の連結ベースの現預金は、平成15年12月末は約129億円(有利子負債は190億円)、平成20年12月末は約170億円(有利子負債ゼロ)と、増加し続け、平成25年9月末現在は約356億円となった。これは、1月10日現在の当社の時価総額約371億円の約96%に相当し、当社は稀有な上場企業といえる。
当社は、設備投資等に大きな資金需要はなく、また、子会社のリース事業も縮小しこれに充当する資金需要も不要となった(同子会社は、平成25年1月に当社が吸収合併)。このように使途がない現預金は、徒に会社内に留保せず株主に還元することが、株主価値を高め、ひいては株価の向上に繋がるため、配当を大幅に増額すべきである。
また、以上の通り、現預金を膨らませ続けた結果、平成25年9月末現在の純資産は約472億円(一株当り約918円)であり、今期予想一株当り配当金10円では、自己資本配当率は約1.1%と低い水準となる。さらに、1月10日現在の株価718円は、PBR0.78倍であり、同日現在の東証一部上場企業平均の1.46倍を大きく下回る。
なお、本提案により、大幅増配を実行すれば、株主価値の向上が期待できる一方、配当総額は当期利益(注:現時点で会社予想額は75円71銭)の範囲内であることから、前期末の当社の現預金水準の大きな変動には繋がらない。
以上
企業情報
企業名 | 株式会社ストラテジックキャピタル |
---|---|
代表者名 | 代表取締役 丸木 強 |
業種 | 金融・保険 |
コラム
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