ALBERT、M2MやIoTに対応するビッグデータのリアルタイム分析に「Amazon Kinesis」を活用

株式会社ALBERTは、アマゾン ウェブ サービス(AWS)の「Amazon Kinesis」を活用し、M2MやIoTにも対応するビッグデータのリアルタイム分析を行なうサービスの提供を開始します。

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株式会社ALBERT(アルベルト、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:上村崇、以下ALBERT)は、アマゾン ウェブ サービス(AWS)の、大規模なストリーミングデータをリアルタイムで処理する完全マネージド型サービスである「Amazon Kinesis」( http://aws.amazon.com/jp/kinesis/ )を活用し、M2MやIoTにも対応したビッグデータのリアルタイム分析を行なうサービスの提供を開始します。

ALBERTは昨年5月より、企業に蓄積される大量のデータを分析してマーケティングに活用するプライベートDMP「smarticA!DMP」( http://www.albert2005.co.jp/solution/DMP.html )を提供し、多くの企業にご採用いただいております。
タッチポイントの増加やOtoOを含むマルチチャネル化が急速に進む中、マーケティングに直結する仕組みであるプライベートDMPには、データ分析からマーケティング施策の実効と効果測定までを、極めてスピーディに実現することが求められます。
また、M2MやIoT技術への注目も集まり、データ収集とモニタリングツールを一貫して提供するソリューションの必要性が高まっています。時々刻々と変化するトレンドやユーザー動向に追従するために、無数のデバイスから届く通信を瞬時に受け入れ、リアルタイムに分析する処理性能が必要です。

ALBERTはこれらのニーズに対応すべく、これまでに独自開発してきた高度なアルゴリズムを用いたデータ分析技術を、「Amazon Kinesis」に適応しました。これにより、従来はバッチ処理により数時間に1度の頻度で行なっていた計算処理を、リアルタイムに近い頻度で実行することが可能になりました。


■独自開発のアルゴリズムによるリアルタイム分析

ALBERTが独自開発したデータマイニングエンジン「smarticA!データマイニングエンジン」( http://www.albert2005.co.jp/solution/datamining.html )で提供しているアルゴリズムのうち、クラスタリング、アソシエーション、プレディクション(予測)を「Amazon Kinesis」に適応しました。

プレディクション(予測)の一例としては、「Amazon Kinesis」を通じて取得できるストリームデータから、分散共分散行列の差分を計算し構造方程式モデル(SEM)の更新を行なうことで、リアルタイムに近い頻度で時系列予測の結果を更新し続けることが可能になりました。
その他の時系列予測モデルやアソシエーション分析、クラスター分析についても、バッチ処理と同等、または近似値の得られるアルゴリズムを実装し、リアルタイム分析を可能にしました。


■ダッシュボードへのリアルタイム反映でPDCAの高速化を実現

「smarticA!DMP」では、高速で完全マネージド型、ペタバイト規模のデータウェアハウスサービスである「Amazon Redshift」( http://aws.amazon.com/jp/redshift/ )とBIツールとを組み合わせたダッシュボードソリューションを提供しています。新たに「Amazon Kinesis」と組み合わせることで、ダッシュボードへのデータの反映をリアルタイムで行なえるようになり、モニタリングツールを通じて常に最新のデータを確認することができるので、PDCAサイクルの高速化を実現できます。


■M2M、IoT領域への展開

今回開発したテクノロジーは、自動車や構造物に搭載されるセンサーデバイスの他、データセンターや工場内のマシンデータの収集と分析、可視化の領域にも適応が可能です。今後、産業用機器や電子デバイスメーカーとの連係を深め、事業の拡大を図ってまいります。

ALBERTは、今後も“分析力”と“システム開発力”を強みとするデータサイエンティスト集団として、ビッグデータ領域におけるソリューションを独自開発することで、クライアントのデータ資産を企業価値の向上に繋げる支援を続けてまいります。



※アマゾン ウェブ サービス、AWS、Amazon Kinesis、Amazon RedshiftおよびAmazon Web Services ロゴは、Amazon.com,Inc.または、その関連会社の商標です。



■株式会社ALBERT
2005年7月設立。事業コンセプトは『分析力をコアとするマーケティングソリューションカンパニー』。
高度なマーケティングソリューションを提供するためのコアコンピタンスである『分析力』は、アナリティクス領域における、「マーケティングリサーチ」「多変量解析」「データマイニング」「テキスト&画像解析」、エンジニアリング領域における、 「大規模データ処理」 「ソリューション開発」「プラットフォーム構築」「最適化モデリング」の8つのテクノロジーで支えられています。8つのテクノロジーには豊富な実績に裏付けられた、ALBERT独自のアルゴリズムや手法が用いられており、圧倒的な差別的優位性を確保しています。

【会社概要】
 社 名 : 株式会社ALBERT
 所在地 : 東京都渋谷区代々木2-22-17
       TEL:03-5333-3703/FAX:03-5333-3723
 設 立 : 2005年7月1日
 資本金 : 3億3,900万円
 代表者 : 代表取締役社長 上村崇
 事業内容: マーケティングプラットフォーム(smarticA!DMP)
        ・データマイニングエンジン(レコメンドエンジン)
        ・キャンペーンマネジメント
        ・行動ターゲティング広告システム
        ・統合データウェアハウス(DWH)
        ・統計解析ソフトウエア
        ・BIツール
       アナリティクス・コンサルティング
        ・分析コンサルティング
        ・顧客分析 / 商圏分析 / 商品分析 / 広告分析
        ・データサイエンティスト養成講座
 U R L : http://www.albert2005.co.jp/

企業情報

企業名 株式会社ALBERT
代表者名 松本壮志
業種 ネットサービス

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