リアルな質感の3D表示を実現するソフトウェア開発キット「XVL Player SDK Ver.7.0」をリリース

その他製造業

ラティスは、高品位な3D表示を可能にする「XVL Player SDK Ver.7.0」（以下、新バージョン）を 6月 4日にリリースします。建築や建材用のプレゼンテーションのように豊かな質感を必要する場面で、3D表示を利用することが可能になりました。

■XVL Player SDK とは
ラティスの軽量3Dデータ「XVL」は、世界レベルの基本性能を持つことから、そのソリューションは製造業や建設・建築業で広く採用されています。ラティスでは従来から、3Dデータ活用を推進するため、XVLを表示するための3Dビューワ「XVL Player」を無償提供してきました。このXVL Player をカスタマイズするためのソフトウェア開発環境がXVL Player SDKです。業務で必須の3D表示機能を選定し、分かり易いメニューで3D機能を利用することが可能になります。建築や製造現場など、ITに不慣れな方でも手軽に3D データを利用するためのアプリケーションを構築することができます。

■新バージョンの特徴
新バージョンで構築された3Dビューワのアプリケーションでは、3Dモデルそのものの影や、モデル内での微妙な影付けを再現できるようになりました。この結果、家や屋内のキッチン等の3Dモデルをリアルな質感での表示が可能となり、製造業の製品モデルでも、金属を表現するテクスチャを利用することで、リアリティの高い3Dモデルを再現することができます。

■アプリケーションやコンテンツでの高品位な3D表示
新バージョンを利用して作成された以下3種類のアプリケーションやコンテンツは、XVL Playerの機能を利用することで質感の高い3D表示をすることができるようになります。
1.⇥Internet　ExplorerやFirefoxなどのブラウザで3D表示をする
2.⇥マイクロソフトのPowerPointの中で3D表示をする
3.⇥Visual Basicを利用したスタンドアロンの3Dアプリケーションの中で3D表示をする

新バージョンにより高品位の質感を3Dで伝えることが可能になることで、PowerPointによる商品プレゼン資料や、製品の動作資料をホームページ内に構築するなど、3Dの活用範囲が広がります。ラティスは質感表現をさらに拡張することで、3Dの活用範囲を広げていく考えです。

■価格（税別）
ライセンス：3,000,000円（開発者 5ユーザライセンス付）
年間保守：600,000円