地震予測検証・防災情報の『ハザードラボ』新たな地震予測情報SensorNeT ver.1.0 (米国特許出願中) を公開

 地震予測検証サイト『ハザードラボ(http://www.hazardlab.jp)』では、米チャップマン大学准教授のウズノフ氏が中心となり研究が行なわれている米国特許出願中のSensorNeT ver.1.0というシステムを利用した短期的地震予測情報を6月10日(火)に公開しました。

株式会社アース・サイエンティフィックのプレスリリース見出し画像
 株式会社アース・サイエンティフィック(東京都港区六本木)が運営する、”減災”のための地震予測情報・防災関連情報サイト『ハザードラボ(http://www.hazardlab.jp)』では、SensorNeT ver.1.0という米国特許出願中の地上観測と地球空間の観測を統合したシステムを利用した短期的地震予測情報を6月10日(火)に公開しました。

 SensorNeT ver.1.0は、元NASAのゴダード宇宙科学研究所出身であり、現米チャップマン大学准教授のウズノフ氏が中心となり、民間資金の支援の元、世界各国のチームが一丸となって研究が行われているシステムです。

 このシステムは、気象衛星で観測した地殻の熱エネルギーなどの変化を捉えるもので、2011年3月11日の東日本大震災の際にもその変化をとらえていた実績があります。他にも、国内の実績では、2007年にはSensorNeTプロトタイプが新潟県の中越沖地震や中国の四川大地震の地震予測を的中させました。

 2010年からはSensorNeT ver.1.0の基礎となる岩石圏、大気圏、電離圏を統合的に観測したモデルをベースにした地震予測が開始され、2012年からは地震規模を示すマグニチュード5.5以上の地震に対する1日~30日という短期的な地震予測がSensorNeT ver.1.0によって行なわれるようになりました。

 『ハザードラボ』では、この研究が少しでも減災に資する可能性があるならば、さらに当該研究を支援していく必要があると考え、最終的に当サイトの地震予測情報として採用することに至りました。


■新しい地震予測情報SensorNeT ver.1.0の特徴
・米国、ロシア、EU、日本、台湾といった国際的チーム構成で研究が行なわれており、米国で特許出願中
・2007年7月の新潟県・中越沖地震を2日前、2008年の中国・四川大地震を6日前に地震発生を予測
・地上観測(ラドンのガンマ線量、地震活動)や地球空間の観測(気温、湿度、エアロゾロ、電界、伝導率、大気科学、熱輻射、雲、GPS/TEC(電離層全電子数)、電離圏、衛星)を統合的に観測したモデルがベース
・50%以上の確立で日本の陸域・海域における地震規模を示すマグニチュード5.5以上の地震を1日~30日という短期的な期間内での地震予測

 ハザードラボでは日本初の新たな地震予測情報の公開により、「減災」への歩みを止めることなく、皆さまと共に防災意識の向上に努めてまいります。


■関連情報
Hazard lab(ハザードラボ)公式WEBサイト
http://hazardlab.jp/

Hazard lab(ハザードラボ)内SensorNeT ver.1.0紹介ページ
http://www.hazardlab.jp/think/news/detail/6/1/6150.html


<会社概要>
会社名:株式会社アース・サイエンティフィック (earth scientific Inc.)
設立:2012年10月
代表者:菊地 頼
所在地:〒106-0032  東京都港区六本木1-8-7 アーク八木ヒルズ4F

主な事業内容:
・自然災害情報関連のニュース配信ならびにシンクタンク

企業情報

企業名 株式会社アース・サイエンティフィック
代表者名 菊地頼
業種 ネットサービス

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