中国最大のメディア運営会社<新浪>運営のポータルサイト「新浪福建」が日本のベンチャー企業のサイト活性化コンテンツを採用、API連携実施によりサービス強化へ

中国最大手メディア運営会社であると同時に同国最大の広告会社「新浪公司」が運営する、中国福建省最大のポータルサイト「新浪福建」(福建省福州市、代表：林 文琦)がWebマーケティング支援サービスを展開する日本のベンチャー企業、株式会社ファランクス（東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:小田部崇弘、http://www.phalanx.co.jp 、以下、ファランクス社）のゲーミフィケーションを活用したサイト・ユーザー活性化コンテンツ　「PAG！（中国版）」の利用を2014年5月に開始したが、さらなるサービス強化をはかるため7月に「新浪福建」ポータルサイトとPAG！のAPI連携を実施する。

新浪の主要事業は大手ポータルサイトの運営。34の行政区に分かれている中国で、18の行政区に新浪○○というポータルサイトを展開。2012年の時点でユーザー数はすでに3億人を超え、中国ネットユーザーの大半が会員となっている。

2010年に設立されたポータルサイト「新浪福建(http://fj.sina.com.cn/)」は福建省９つの都市をカバーする。ニュースサイトというより地域ポータルの色彩が濃く、あらゆる情報を網羅し、多様なサービスを提供している。平均して毎日約150万人のユーザーが利用する福建省最大のポータルサイトだ。

この「新浪福建」が2014年5月に利用開始したのは、ファランクス社が日本国内において日本国内のサイト運営法人100社以上に提供してきたゲームコンテンツPAG!を中国向けにローカライズしたもの。PAG!はPoint　Ad Game!の略で、すごろくやビンゴといったゲーム要素とポイントシステムと広告をからめたコンテンツサービス。定期的にゲームをすれば特典が獲得でき、かつお得に購買ができる。そうした演出により、サイト訪問のメリットをユーザーが認識しやすくなっている。その結果、再訪率と客単価アップにつながるコンテンツだ。

今回、ファランクス社は「新浪福建」ポータルサイトとPAG!のAPI連携を実施することにより、さらなるコンテンツ強化をはかる土台ができるとしている。ゲーム結果や感想等をSNSでつぶやくなどといった仕組みやサービスを開発の手間なくスピーディーにリリースすることがAPI連携により実現可能になるからだ。

API連携を機に今後、ファランクス社は新しい企画やサービスを積極的かつスピーディーに提供することを通し「新浪福建」のポータルメディアとしての価値を高めていくことにさらなる貢献をしていきたいとしている。