天然の機能性糖質“パラチノース(R)” 三井製糖、「スローカロリープロジェクト」を本格化 ~ゆっくりと消化吸収される糖の質を追求、医療・スポーツ分野にも浸透~
三井製糖株式会社は、ゆっくり消化吸収される機能を持つ天然の糖質パラチノース(R)に着目し、研究活動を進めてきましたが、医療分野やスポーツ分野での評価と賛同企業の増加を背景に2014年7月から「スローカロリープロジェクト」をより積極的に展開することにいたしました。
三井製糖株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 飯田雅明)は、ゆっくり消化吸収される機能を持つ天然の糖質パラチノース(R)に着目し、研究活動を進めてきましたが、医療分野やスポーツ分野での評価と賛同企業の増加を背景に2014年7月から「スローカロリープロジェクト」をより積極的に展開することにいたしました。本プロジェクトでは一般の方へのスローカロリーに関する認知拡大及び利用促進をはかってまいります。
スローカロリーとは、食べ物の消化吸収がゆっくりであることを意味する造語です。糖尿病や肥満等の生活習慣病のリスクを低減するためには、エネルギーの「量」のみで判断するのではなく、消化吸収のされ方や吸収された後の体内での使われ方といったエネルギーの「質」も考慮することが大切です。
■目指す先は「カロリーゼロ志向」から「スローカロリー思考」の時代へ
~スローカロリープロジェクト発足の背景について~
生活習慣病が増加傾向にある中、「砂糖は太る」のようなイメージを持たれがちですが、砂糖は食品の美味しさや物性の面で日本の食文化を彩ってきた重要な食品素材です。砂糖を代表とする糖質を悪者とする「糖質絶対悪」の考え方や、ローカロリーやノンカロリー食品を良とする「エネルギー絶対悪」の考え方ではなく、スローカロリープロジェクトでは、これまでの食文化を基礎とし、バランスを取りながら各食品素材の良さを活用し、その上で健康になれることが理想的な食の状態であると考えています。本プロジェクトでは、賛同企業とともに、糖質エネルギーの質に注目し、消化吸収が緩やかな天然の糖“パラチノース(R)”を利用した研究を行うとともに、スローカロリーの考え方を食に活用し、「元気で太りにくい健康な体を創る」を目標に啓蒙・普及活動を行っています。
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■スローカロリーの効果
吸収の早い糖は小腸の上部で素早く消化吸収されるのに対し、スローカロリーは小腸全体でゆっくり消化吸収されます。
■医療・スポーツ分野において、スローカロリー・パラチノース(R)の認知拡大中
スローカロリープロジェクトの発足以来、パラチノース(R)の研究活動で得られた成果は、濃厚流動食をはじめとする医療食分野からの評価が高く、良質なエネルギー源として多くの商品にパラチノース(R)が配合されています。また近年では、ゆっくり消化吸収されることでエネルギー供給が持続するとともに必要以上にインスリン刺激をしないことから、持久力が必要なスポーツや理想的な身体作りのためのエネルギー源としてもパラチノース(R)の利用が進んでいます。なお、スポーツ栄養に対するスローカロリーの応用に関しては、8月22日(金)に横浜で実施される「日本栄養改善学会 ランチョンセミナー」において発表させていただく予定です。
『スローカロリーについて』(日本生活習慣病予防協会理事長 池田義雄 先生)
医療に従事するスタッフの間では、スローカロリーの概念や効能は認知されてきたと思います。一般の方においても、糖質摂取による満足感や機能性を得ながら健康づくりを心掛けたい方にとっては、スローカロリーはお勧めできる概念です。
■天然の糖パラチノース(R)とは?
パラチノース(R)は蜂蜜中に微量に含まれる天然の糖質で、工業的には砂糖を原料として作られます。1984年、当社独自の酵素技術を生かし工業化に成功しました。パラチノース(R)は、唾液、胃酸及び膵液の消化作用を受けずに小腸に達し、小腸粘膜に存在するスクラーゼ・イソマルターゼ複合体(S-I複合体)のイソマルターゼ活性部位により、ブドウ糖と果糖に分解後、ショ糖と同様にブドウ糖と果糖として代謝されます。砂糖と同じ4kcal/gのエネルギーを持ちますが、小腸での分解速度が砂糖に比べて約5倍遅く、ゆっくり消化吸収されるため、エネルギー的には砂糖と同じでも生理学的に異なる性質を示します。甘さは砂糖の約1/2ですが、良質な味質をもち、虫歯や下痢の原因にならない安全な糖質であり、一般の食品・飲料などに幅広く使用されています。
【三井製糖株式会社 概要】
本社 東京都中央区日本橋箱崎町36番2号
代表者 代表取締役社長 飯田雅明
設立 1947年(昭和22年)
資本金 70億8,300万円
年間売上高 (連結)96,981百万円(2014年3月期)
(単体)69,851百万円(2014年3月期)
特徴 『スプーン印』の砂糖として、広く知られており製糖での国内シェア1位
関連ウェブサイト www.mitsui-sugar.co.jp/
http://www.slowcalorie.com/
http://www.dm-net.co.jp/slowcalorie/
スローカロリーとは、食べ物の消化吸収がゆっくりであることを意味する造語です。糖尿病や肥満等の生活習慣病のリスクを低減するためには、エネルギーの「量」のみで判断するのではなく、消化吸収のされ方や吸収された後の体内での使われ方といったエネルギーの「質」も考慮することが大切です。
■目指す先は「カロリーゼロ志向」から「スローカロリー思考」の時代へ
~スローカロリープロジェクト発足の背景について~
生活習慣病が増加傾向にある中、「砂糖は太る」のようなイメージを持たれがちですが、砂糖は食品の美味しさや物性の面で日本の食文化を彩ってきた重要な食品素材です。砂糖を代表とする糖質を悪者とする「糖質絶対悪」の考え方や、ローカロリーやノンカロリー食品を良とする「エネルギー絶対悪」の考え方ではなく、スローカロリープロジェクトでは、これまでの食文化を基礎とし、バランスを取りながら各食品素材の良さを活用し、その上で健康になれることが理想的な食の状態であると考えています。本プロジェクトでは、賛同企業とともに、糖質エネルギーの質に注目し、消化吸収が緩やかな天然の糖“パラチノース(R)”を利用した研究を行うとともに、スローカロリーの考え方を食に活用し、「元気で太りにくい健康な体を創る」を目標に啓蒙・普及活動を行っています。
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■スローカロリーの効果
吸収の早い糖は小腸の上部で素早く消化吸収されるのに対し、スローカロリーは小腸全体でゆっくり消化吸収されます。
■医療・スポーツ分野において、スローカロリー・パラチノース(R)の認知拡大中
スローカロリープロジェクトの発足以来、パラチノース(R)の研究活動で得られた成果は、濃厚流動食をはじめとする医療食分野からの評価が高く、良質なエネルギー源として多くの商品にパラチノース(R)が配合されています。また近年では、ゆっくり消化吸収されることでエネルギー供給が持続するとともに必要以上にインスリン刺激をしないことから、持久力が必要なスポーツや理想的な身体作りのためのエネルギー源としてもパラチノース(R)の利用が進んでいます。なお、スポーツ栄養に対するスローカロリーの応用に関しては、8月22日(金)に横浜で実施される「日本栄養改善学会 ランチョンセミナー」において発表させていただく予定です。
『スローカロリーについて』(日本生活習慣病予防協会理事長 池田義雄 先生)
医療に従事するスタッフの間では、スローカロリーの概念や効能は認知されてきたと思います。一般の方においても、糖質摂取による満足感や機能性を得ながら健康づくりを心掛けたい方にとっては、スローカロリーはお勧めできる概念です。
■天然の糖パラチノース(R)とは?
パラチノース(R)は蜂蜜中に微量に含まれる天然の糖質で、工業的には砂糖を原料として作られます。1984年、当社独自の酵素技術を生かし工業化に成功しました。パラチノース(R)は、唾液、胃酸及び膵液の消化作用を受けずに小腸に達し、小腸粘膜に存在するスクラーゼ・イソマルターゼ複合体(S-I複合体)のイソマルターゼ活性部位により、ブドウ糖と果糖に分解後、ショ糖と同様にブドウ糖と果糖として代謝されます。砂糖と同じ4kcal/gのエネルギーを持ちますが、小腸での分解速度が砂糖に比べて約5倍遅く、ゆっくり消化吸収されるため、エネルギー的には砂糖と同じでも生理学的に異なる性質を示します。甘さは砂糖の約1/2ですが、良質な味質をもち、虫歯や下痢の原因にならない安全な糖質であり、一般の食品・飲料などに幅広く使用されています。
【三井製糖株式会社 概要】
本社 東京都中央区日本橋箱崎町36番2号
代表者 代表取締役社長 飯田雅明
設立 1947年(昭和22年)
資本金 70億8,300万円
年間売上高 (連結)96,981百万円(2014年3月期)
(単体)69,851百万円(2014年3月期)
特徴 『スプーン印』の砂糖として、広く知られており製糖での国内シェア1位
関連ウェブサイト www.mitsui-sugar.co.jp/
http://www.slowcalorie.com/
http://www.dm-net.co.jp/slowcalorie/
企業情報
企業名 | 三井製糖株式会社 |
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代表者名 | 飯田雅明 |
業種 | 食品関連 |