サウスコの電子アクセスソリューション、データセンターの物理セキュリティを強化し入退出の管理業務を効率化

各種アクセスソリューションの世界的なリーディングサプライヤーであるサウスコ社は、ロックの施錠と解錠を電気的に操作する電気錠製品「H3-EM電子ロックスイングハンドル」が、データセンター向けセキュリティシステムの大手ベンダー・AKCess Pro社に採用されたことを明らかにした。

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[大阪] 2014年9月24日 - ロック、ラッチ、ファスナ、ヒンジ、ポジショニングテクノロジーや電子アクセスなど各種アクセスソリューションの世界的なリーディングサプライヤーであるサウスコ社は、同社電子アクセスソリューション(EAS)の一つで、ロックの施錠と解錠を電気的に操作する電気錠製品「H3-EM電子ロックスイングハンドル」が、データセンター向けセキュリティシステムの大手ベンダー・AKCess Pro社(以下AKCP)に採用されたことを明らかにした。

近年、クラウドコンピューティングの急速な普及によってデータセンターの需要が高まっている。これに伴い、機密性の高いデータがサーバーに保管される機会も増えている。このためデータセンターには、コンピュータシステムへの不正侵入といったネットワーク環境のセキュリティだけでなく、入退出制御やキャビネットの開閉管理といった物理的なセキュリティに関しても、これまで以上に高い信頼性が求められている。

このたびAKCPが採用したサウスコのH3-EM電子ロックスイングハンドルは、電気ロッキングおよびモニタリング機能を備え、さまざまなサイズや形状のラックに容易に導入できるといった特徴をもつ。本製品と既存のアクセス管理システムを統合することで、遠隔監視や監査証跡の蓄積が可能なフルネットワークシステムとして利用できる。

AKCPでは、自社のセキュリティシステムにサウスコのEASを統合することで、セキュリティシステムの集中管理を可能にしている。これにより管理区域内への入退出やサーバー操作の際に遠隔操作でドアのロックを解除できるため、現場に歩いていく必要がなくなり作業効率の向上に寄与する。また、このシステム統合によって施設内のリアルタイム監視が可能となり、セキュリティ脅威の可能性が検知された場合はアラームによって直ちにスタッフに通知され、保管データの高いセキュリティを保つことができる。さらに、サウスコの統合ソリューションはレポーティングシステムを備えており、アクセス状況に関するレポートをデジタル文書として生成することができる。これによりデータセンターサービスプロバイダーは、手作業でのレポート作成に費やされていた労力を削減でき管理プロセスの大幅な効率化を実現する。

AKCPのオペレーション担当副社長、デビッド・レイド氏は「サウスコの製品はデータセンター業界で広く利用されており業界標準のソリューションとして認められています。またサウスコ製品は、その信頼性が高く評価されている上、製品互換性の高さも大きな選定要因となっています。サウスコのEAS製品は導入が容易で、ほとんどの製品がプラグインプレイに対応しています。このため、現在データセンターで一般的に使用されている多くのキャビネットに最適といえます。」としており、加えて「弊社のドア制御ユニットとキャビネット制御ユニットにより、予算に応じてセキュリティ対策を強化できます。サウスコのセキュリティソリューションによって、データセンター事業者が求めるレベルのセキュリティ対策を施すことが可能になりました。」と話している。

AKCPではネットワーク環境、電源管理や入退出管理に関するセキュリティシステムを1981年から提供しており、現在では10万セットを超えるシステムが150か国以上でインフラ監視に利用されている。同社の主要顧客には、ベライゾン、Tモバイル、アルカテル・ルーセント、ベル・カナダ、マイクロソフト、スプリントUSAなどがある。

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企業情報

企業名 サウスコ・ジャパン株式会社
代表者名 渡邉哲哉
業種 その他製造業

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