高校中退者のその後の人生を追ったインタビューサイト、オープン

高校中退へのサポートを行う、一般社団法人new-look(兵庫県西宮市)は2013年9月30日、中卒・高校中退後のその後の人生についてのインタビューを集めた動画サイト「ヒラケゴマプロジェクト」をオープンした(http://hirakegoma.new-look.jp)。

高校中退者向けの個別学習塾「TOB(とぶ)塾」を運営する一般社団法人new-look(兵庫県西宮市)は、9月30日、日本で初めて、高校中退者のその後の人生を追ったインタビューサイト「ヒラケゴマプロジェクト」をオープンさせた。現在、「ヒラケゴマプロジェクト」には5人のインタビューが掲載されている。(http://hirakegoma.new-look.jp

【はじまり】
このプロジェクトは、中学生のときに不登校を経験した大学生の「学校だけが人生じゃないし、不登校や高校中退も1つの生き方だと思う。世の中にはもっといろんな生き方があることを社会に発信したい。」という言葉から始まった。集まってきた大学生スタッフにも不登校や高校中退経験者がおり、「自分と同じような人がどこにもいない」「将来どうなるのだろうか」「自分って生きている価値あるのかな」などと悩んでいたと話す。

【背景】
高校中退者は、学校とのつながりもなくなり、相談場所も限られており、社会がロールモデルを提示することも少ない。内閣府なども高校中退の調査なども行われているが、連絡がとれない場合も多く、その実態ははっきりとは分かっていない。また、高校中退者へのアンケート調査で、経済的なゆとりについて「苦しい」「やや苦しい」の回答が63%にものぼり、経済的に厳しい状態に置かれている人が多い。そのため、次の進学先やそこに至るための教育サービスを受けることできない状況にあることがうかがい知れる。

【狙いと今後】
ヒラケゴマプロジェクトでは、高校中退後の人生のロールモデルが社会に少なすぎると考えている。その結果、ネガティブであいまいな情報に流されてしまう人たちも大勢いる。そういった人たちに、身近にモデルはいなくても、このサイトでモデルとなる人を見つけてもらえればと考えている。そのためには、より多くのロールモデルの提示が必要で、今後もいろんな状況を乗り越えた方々のインタビューを掲載していく。「“高校中退=人生の終わり”ではなく新しいスタートにしていくために、数多くのインタビューで高校中退後のロールモデルをたくさん示していきたい。」

【一般社団法人new-lookについて】
・設立年月 2013年5月1日
・代表理事 山口真史
・主な事業
 (1)学習支援事業(サービス名:TOB塾(とぶじゅく)-高校中退者の新しいスタートを応援する個別学習塾)
 (2)相談事業(サービス名:虹色meets – for teen – -セクシャリティに関する中高生の集い)
 (3)自然体験・社会体験事業(サービス名:となりのはたけ-TOB塾隣接の農園)
 (4)情報収集及び情報発信に関する事業-1(プロジェクト名:ナイトクルージング-夜間街頭での若者へのアウトリーチ調査)
 (5)情報収集及び情報発信に関する事業-2(プロジェクト名:ヒラケゴマプロジェクト-中退者のキャリアを語る動画サイト)

企業情報

企業名 一般社団法人new-look(TOB塾)
代表者名 山口真史
業種 教育

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