介護現場の経験が集まるサイト「けあぴ」をプレリリース

carepe LLC（本社：東京都港区、代表：中尾根功嗣、以下「けあぴ」）は、
介護現場の経験が集まるサイト「けあぴ」を2014年11月26日にプレリリースします。
URL:http://carepe.com/

「けあぴ」は、介護の仕事に携わる方（以下、介護従事者）が、
介護のノウハウや気づきなどの経験を投稿・共有できるユーザー参加型のサービスです。
ユーザーは会員登録して、
自分の介護の経験を「けあぴ」に投稿したり、
他のユーザーが「けあぴ」に投稿した経験を読んだりすることができます。
投稿の例：http://carepe.com/recipe/rank/


【立ち上げの背景】
2013年春から1年半に渡る、大型介護施設（従業員数600名）における実地調査にて、

【1】介護従事者には仕事に自信がない方が多い（自分たちの仕事の専門性・強みに気づけていない）
【2】職員間・現場間・多職種間・介護施設間での情報共有ができていない

という介護現場における、大きな2つの課題を見つけました。


【「けあぴ」での課題解決】

【1】介護従事者には仕事に自信がない方が多い
経験を「けあぴ」を投稿することで自信につながりました。
事例）
・座談会などで自分たちの経験を話し合い、
その経験を文章化する過程で自分の専門性に気づけ、
自信につながった。
・書いた経験を「けあぴ」に投稿し評価されることで、
自信につながった。

【2】職員間・現場間・多職種間・介護施設間での情報共有ができていない
経験を「けあぴ」を投稿して共有することで、可能になりました。
事例）
・職員間：上司が部下の考え、悩みを初めて知れた。
・介護施設間：他施設の考え方・取り組みに共感でき、自施設にも活用できた。
・他職種間：他職種者の仕事の仕方、知識を知れ、自分の介護に活用できた。

「けあぴ」に「経験」を投稿することで、
現場での課題を解決することが実証できました。


【「けあぴ」が提供する価値】

【1】介護従事者にむけて
Ａ：情報共有
職員間・現場間・多職種間・介護施設間での情報共有を可能にし、
よりよい介護ができるようサポートします。
Ｂ：専門性・強みの発見・モチベーションアップ
自分の経験を投稿をすることによって自分の仕事の専門性・強みに気づけ、
自分の経験に「コメント」や「いいね」がつくことで、
さらなる自信・モチベーションアップにつなげることができます。

【2】利用者・求職者にむけて
各施設の現場を知れることで、
Ａ：利用者による入所先としての介護施設の選択
Ｂ：求職者による勤務先としての介護施設の選択
をハード面だけでなく、ソフト面でもできるようになり、
より適切な施設を選択できる環境を提供します。

【3】介護施設運営者に向けて
Ａ：【2】から現場の経験の投稿を通じて顧客集客・求人につながるプロモーションが行えます。
Ｂ：【1】から従業員の勤労意欲向上が期待できます。

【4】社会にむけて
介護の現場は、介護の魅力や本質がまだまだ伝えられていないという課題があります。
介護現場の経験が公開されることにより、
Ａ：介護現場の専門性・強み
Ｂ：介護現場の仕事への思い
が「けあぴ」を通じて社会に伝わります。


【「けあぴ」の料金】
介護従事者の方の登録・利用は無料です。
施設情報の掲載はにつきましては有料ですが、
プレリリース期間中（2014年11月26日から本リリースまで）にご登録いただいた施設は初年度無料となります。


【「けあぴ」の展望】
「けあぴ」を通して、
介護の魅力・本質を発信することで、
介護に携わる全ての方の働く環境づくりに貢献できるよう励んで参ります。