応用電子、「FKEY USBシンクライアント ハイセキュリティシリーズ」をリリース！UEFIモードのPCに対応した最新FKEY OS搭載、高セキュリティ仕様！

　株式会社応用電子（本社：東京都品川区、代表取締役社長：矢野正博）は、USB型シンクライアント「FKEY（エフキー）USBシンクライアント」の新製品「ハイセキュリティシリーズ」をリリースしました。注文は随時受け付け、6月1日より出荷開始します。

　応用電子の「FKEY USBシンクライアント」は、独自開発の「FKEY OS」を搭載したUSBプラグイン型のシンクライアントで、USBポートに挿して起動するだけでPCをシンクライアント化し、暗号化されたVPN通信経由でサーバー側の仮想デスクトップを利用することが出来る製品です。PCの起動と同時に「FKEY OS」がPCの既存のOS（オペレーティング・システム）に代わって立ち上がり、内蔵ハードディスクにはアクセスしないためPC内部にデータを残さずに使用できます。

　新製品の「FKEYシンクライアント ハイセキュリティシリーズ」は、FKEY OSを「FKEY OS 4.0」にアップグレードし、Windows 8.1などで利用されるUEFIモード搭載PCにも対応しました。従来のBIOSモード搭載のWinodows PCも含めて幅広い機種のPCで利用できます。

▼FKEY USBシンクライアント　ハイセキュリティシリーズ
　製品サイト： https://fkey.jp/products/thinclient-high

【新製品「ハイセキュリティシリーズ」の主な特長】
　●USBシンクライアントの起動可能PCとして Intel Core iシリーズの第五世代までのCPUに対応
　●FKEY OS最新版によりWindows 8.1などで利用されるUEFIモード搭載PCに対応
　●高精度な指紋センサーを搭載した指紋認証
　●耐タンパー性の高いカスタムハードウェア
　●可搬USBメモリーとして一切利用できないハードウェア仕様
　●シンクライアントの接続情報を作成・管理を容易にする「管理者ツール」を用意
　●対応VPN装置として F5ネットワークス BIG-IP、Juniper Secure Access、Cisco AnyConnect IPsec / SSL-VPN、L2TP over IPsecに標準対応
　●仮想デスクトップとしてWindows Terminal Service (RDP)、Citrix XenApp / XenDesktop (ICA)に標準対応（VMware Viewはオプション対応）
　●オンラインアップデート機能、システムロールバック機能（1つ前のOSに復元）を搭載

　今回発表の「ハイセキュリティシリーズ」では、指紋認証とパスフレーズの「2要素認証機能」を搭載した「FCI130A」と、パスフレーズ型「FCE130A」の2機種を用意しています。指紋認証型の「FCI130A」は高精度な指紋センサーを搭載し、指紋の他人受入率は0.0001%に達するなど、本人との高精度な指紋照合が行えます。指紋情報は、デバイス内で自動的に暗号化してメモリー上の秘匿エリアに格納されるため、外部からはアクセスできません。また、カスタム仕様のハードウェアを採用し、分解しようとするとメモリーが破壊する構造のため、耐タンパー性にも優れた製品になっています。

　「FKEY USBシンクライアント」には、企業や組織で多数のUSBシンクライアントを利用する場合に便利な「管理者ツール」が用意されています。FKEYシンクライアントの管理者ツールは、シンクライアントのユーザーが独自に接続先などを設定するのを制限できます。このツールは、ウェブアプリケーションとしてシンクライアント側の接続情報を作成するツールのため、ユーザーに接続情報を教えることなく一括管理が可能になり、管理者が望まないユーザー側の不正利用を防ぎます。これは、従来多かったユーザーのシンクライアント装置側でリモートアクセス先の接続情報を入力していた方式と違い、悪意のあるユーザーによる不正アクセスや情報漏えいの防止に効果が高い方式です。

　フレキシブルな働き方が増える昨今では、企業や官公庁でもテレワークやBYODの活用が進められています。「FKEY USBシンクライアント」は、安全にリモートアクセスできるツールとしてユーザーの幅広いワークスタイルに利用できます。


▼FKEYシンクライアント ハイセキュリティシリーズ 各製品ページ
　指紋認証型（FCI130A）：https://fkey.jp/fci130a
　パスフレーズ型（FCE130A）：https://fkey.jp/fce130a


【株式会社 応用電子について】
応用電子は、先端技術分野での開発実績を持ち複数の特許を保有しています。2007年以降は先端ソフトウエアの開発エンジニア集団としての活動にフォーカスし、通信キャリア大手との共同開発などを経て、次世代ネットワークに向けた各種の技術提供やソフトウェア開発を通じクラウドコンピューティング時代に必須の製品を提供しています。

▼応用電子HP：http://www.appliedelectronics.jp/