沖縄県名護市に「セキュリティ共同研究センター」を設置!

Webサイト改ざん検知等で有名な株式会社ネットワールドは、沖縄県名護市にあるNPO法人名護経済特区開発機構の協力を得、情報セキュリティ分野の研究・教育に強い沖縄工業高等専門学校(名護市)と共同で「セキュリティ共同研究センター」を開設します。

 株式会社ネットワールド(本社:東京都中央区、代表取締役:高野 清 以下ネットワールド)は、沖縄県名護市にあるNPO法人名護経済特区開発機構の協力を得、名護市所有のマルチメディア館にて、沖縄工業高等専門学校(所在地:沖縄県名護市、以下沖縄高専)と共同で「セキュリティ共同研究センター」を開設することとなりました。

 

1.設置の背景

名護市は、情報通信特区として設備を整えるなど、企業誘致・サポート体制を強化しております。特区としての優遇措置を活用し、新たに産学の集積と更なる雇用の拡大を推進しております。

ネットワールドは、ネット上で外部からの攻撃などによって引き起こされる「改ざん」を検知し、瞬時にアラートをあげるサービス「WebS@T」(ウェブサット)改ざん検知サービスを、2007年に、さらに、Webアプリケーション上のぜい弱性を診断検知するサービスを、2014年より提供開始しております。今日まで、上場企業、政府系サイトなど多くの法人に採用いただいております。

沖縄高専は、開校当初より情報セキュリティを必修科目として教育プログラムにもつなど、いち早く情報セキュリティ分野に力を入れた研究・教育を行っています。伊波靖教授を中心に「不正プログラムの検知に関する研究」、「Webアプリケーションに対する攻撃検知に関する研究」などを研究テーマとして扱ってきました。

 

2.研究テーマ

近年、Web サイトは多様化され、複雑かつインタラクティブなメディアに位置付けられ個人、法人を問わず自由に情報を配信できる仕組みが浸透してきています。反面、セキュリティ対策が間に合わず、常に改ざんを含む脅威にさらされています。

本研究では、Web サイトは常に進化するものと判断し、過去データとの比較による変化から改ざんなどの異常値を検索する方式ではなく、検査するWeb コンテンツ自体から異常値を検索できるような手法を、多種多様なWeb サイトから正常性を判定できる特徴を抽出し定量化することで、Web コンテンツのコードを可視化し、異常値(外れ値など)を検索しやすい状態を構築します。

 

3.産学協同の意義

両者が長年培ってきた、情報セキュリティ分野でのノウハウを、産学連携という俎上に載せることにより、常に進化するネット犯罪のリスクに対応し、対症療法的な対策にとどまらず、根本的な問題解決に向けた対策を講じるための共同研究を行います。教育分野での人材育成など底辺拡大についても協力して行うことで、さらに脅威を増しているネット犯罪への対策を研究テーマに、安全・安心なIT社会実現への貢献を目指します。

 

4.当該会社の概要

商号  :株式会社ネットワールド

所在地 :〒104-0033 東京都中央区新川1-5-13 伊成ビル5F

設立  :1997年(平成9年7月7日)  

事業内容:システム開発、SI事業、セキュリティサービス、e会議(電話会議サービス)

URL    :http://www.networld.ne.jp/



添付画像・資料

添付画像をまとめてダウンロード

企業情報

企業名 株式会社ネットワールド
代表者名 高野 清
業種 コンピュータ・通信機器

コラム

    株式会社ネットワールドの
    関連プレスリリース

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域