夜回り先生が語る、教育者が果たすべき役割。8月7日に実施される第二回「大阪府認可私立通信制高等学校 教育研修会」にて水谷修氏が講演
大阪府下にある通信制高校が、それぞれの取り組みや現況を発表する教育研修会にて、夜の繁華街を見回り、中・高校生の非行防止に取り組んできた、水谷修氏による教育講演「さらば、哀しみの青春 ー私たちにできること、しなければならないことー」を実施いたします。
大阪府内の教育発展と私学の充実発展に尽力する、大阪私立中学校高等学校連合会(所在地:大阪市都島区、代表者:坪光正躬)では、第二回目となる「大阪府認可私立通信制高等学校 教育研修会」を平成27年8月7日(金)に開催いたします。
▼大阪府認可私立通信制高等学校 第二回教育研修会のお知らせ:http://www.yashima.ac.jp/hs/news/post_26.html
■教育研修会の目的
この会では、「夜回り先生」として長く中・高校生の非行や心の問題に向き合ってきた、水谷修氏による講演と、大阪府下にある私立通信制高等学校の取り組みを報告します。
全国的に通信制高等学校設置数は増加傾向にあり(※1)、少子化とされる現代においても在籍する生徒の割合は増え、低年齢化している状況です。
かつては、大人が学び直す場所として利用されることの多かった通信制高等学校ですが、近年では経済的な問題や不登校が原因で10〜20歳台の在籍がほとんどとなっています。
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大阪私立中学校高等学校連合会(大阪中高連)では、その取り組みと現況を教育関係者の皆さまに説明し、子供たちの現況をご理解いただくことを目的としています。
本研修会は大阪府からの後援を受け、今回で2回目の実施となりました。府下にある6校の通信制高校による基調報告と、閉会後に個別相談の場も設けています。
※1.
文部科学省「定時制課程・通信制課程高等学校の現状」
■教育者ができることを改めて考える
教育講演には、講師として水谷修氏をお招きしました。定時制高校での勤務に加え、夜の街を徘徊する若者たちと直接向き合って、青少年の非行防止と更生に取り組んできた教育者としての姿勢や考えをお話いただく予定です。
大阪中高連および当教育研修会では、今後とも通信制高校に通う子どもたちと教育の場を見直し、深く掘り下げていきたいと考えています。
本研修会にご参加いただけるのは教育関係者ですが、私たちの取り組みを広く知っていただくためにも、メディアご関係者の皆様からの取材を受け付けています。
講演や教育研修会の詳細に関しては、八洲学園高等学校内にある事務局までお問い合わせください。
また、本会の催事報告につきましては、後日八洲学園高等学校HP(http://www.yashima.ac.jp/hs)にて行う予定です。
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【第2回 大阪府認可私立通信制高等学校 教育研修会概要】
日時:平成27年8月7日(金)13時~16時
会場:大阪府私学教育文化会館
対象:中学校・高等学校教職員及び教育関係者
内容:
(1)水谷修氏による教育講演
演題「さらば、哀しみの青春 ー私たちにできること、しなければならないことー」
(2)基調報告 大阪府認可私立通信制高等学校による取り組み
主催:大阪私立中学校高等学校連合会 通信制高等学校校長研究会
後援:大阪府
<水谷修氏 プロフィール>
花園大学客員教授、上智大学非常勤講師。高等学校の教員として勤務する中で、生徒の更生と非行防止に取り組む。夜間に繁華街をパトロールする「夜回り先生」としての活動に加え、全国の子どもから来るメールや電話による相談を受け、不登校や心の病、自殺などの問題に関わる。代表作の「夜回り先生(小学館)」のほか、近著に「約束(日本評論社)」など。
【大阪私立中学校高等学校連合会について】
所在地:〒534-0026 大阪府大阪市都島区網島町6-20 大阪私学会館1階
代表者:会長 坪光正躬
設立:1952年(昭和27年)4月
URL:http://www.osaka-shigaku.gr.jp/
目的:会員相互の和衷協力によって、大阪府内の私立高等学校、中等教育学校、中学校の振作興隆を図り、もって私立学校の使命達成と学校教育の振興に寄与する。
添付画像・資料
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企業情報
企業名 | 八洲学園高等学校 |
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代表者名 | 林 周剛 |
業種 | 教育 |