労働ビザ申請や税金計算、リロケーション手続きなどがネットで簡単にできる 国内初クラウドサービス「テレボーダー」アジアに事業展開、年内には日本語版を開始

テレボーダー社は、「全ての企業が世界中から従業員を雇えるように」というビジョンのもと2年前にアメリカで創立後、海外従業員を採用する企業にとって大きな課題となっていた採用時のビザ申請や税金問題を解決するサービスとして人気を集め、テック系企業が集まるサンフランシスコを中心に、現在は約100社の顧客がいます。この度、グローバル化が急速に進むアジアでの潜在的市場ニーズを捉え、日本、ベトナム、インドネシア、シンガポールにおけるサービスを開始する運びとなりました。これにより、テレボーダー社はアメリカ、アジアの5カ国においてグローバル人事の統合システムならびに人材流動性をサポートできる世界初の企業となります。

◆クラウドビザ申請サービス「テレボーダー」とは

クラウドビザ申請サービス「テレボーダー」は、ビザ申請やリロケーションに関わる全ての手続きをインターネット上で簡単に行えるサービスです。専用ページにあるダッシュボードに手続きに必要な資料をアップするだけで、迅速に手続きを進めることができるほか、実際に弁護士を雇う必要もなく、クラウドを通じて各種ビザに関する専門家からサービスを受けることができます。また、ユーザーは大使館に面接に行くなどの最低限の手続きを行うだけで、それ以外の資料チェックなどの煩わしい手続きの全てをテレボーダーが請け負います。

価格は各ビザによって異なりますが、平均価格は弁護士を雇った場合と比較して約７割程度の低価格のため、これにより資金のないスタートアップをはじめとする中小規模の企業が海外から優秀な人材を採用することを可能にしています。現在、顧客として約100社の企業を持ち、これまでに駐在員260人の350のビザやグリーンカードの発行を成功率99.8%で実現しています。

グローバル人事業務は、海外での新規オフィス設立や人材採用の増加に伴いニーズが高まってきています。このニーズに応えるため、今後もテレボーダー社はグローバル人事業務に関する全てのサービス提供ができる「ワンストップ ショップ」を目指していきます。

◆クラウドビザ申請サービス「テレボーダー」概要

・サービスURL: https://teleborder.com/

日本企業向けサービス開始：8月18日（火）　※日本語版は年内開始予定

・費用：従業員200人以下の場合ソフトウェアの利用料は無償。それ以上の会社規模の場合は有償でその都度見積もり対応。ビザ申請に関する専門家への相談は、従来の弁護士価格の約７割程度

・サービス内容：

１）アメリカ、日本、ベトナム、インドネシア、シンガポールでのグローバル社員採用、管理、運用業務

２）上記各国法令、出入国管理、コンプライアンスに基づいた社員管理業務

３）集中オンラインダッシュボードでのグローバル社員の出入国管理認可ステータス追跡・管理業務

◆テレボーダー社 CEOジェームス・リチャード氏のコメント

「アジアへのサービス展開は弊社がずっと優先して取り組んできた事業で、弊社の大手取引先からもアジアでのリクルートや人事業務へのサポートが必要だとの打診も過去多く受けております。本日サービス開始のリリースができること、そしてニーズに応じたサービス提供が可能となることを非常に嬉しく思っています。世界のどこであろうとソリューション提供できることが私どもにとって重要で、アジアでのサービス展開はこの目標に向けた一つの前進と言えるでしょう。」

◆テレボーダー社（Teleborder）概要

2013年にサンフランシスコで創立した、グローバル人材流動性ソリューション企業です。優れたグローバル人材流動性管理システムと独自の運用モデルを開発し、クライアント企業に各国における人材の出入国管理サポートやコンプライアンスに基づくサービスを提供します。また、テレボーダー社はKhosla VenturesやSV Frontier、Y Combinatorといったベンチャーキャピタル企業より資本提供を受けています。