薬や注射を使わずに痛みを改善させる「遠絡療法」の研究、普及活動を行う日本ENRAC医学会が2015年度学術集会を開催します
柯尚志医師が創始した独自の痛み治療法「遠絡療法」の研究および教育事業を行う、一般社団法人日本ENRAC医学会(東京都中央区、代表理事:柯尚志)は、薬や注射を使用せず手足の数箇所を押すだけで痛みを改善させる「遠絡療法」に関する2015年度年次学術集会を2015年10月11日(日)に開催します。なお当集会は学会員以外の当日一般参加も募集しております。
遠絡療法は、開発者の柯尚志医師が西洋医学と東洋医学の欠点に修正を加えて新たに再構築することにより考案した治療法です。西洋医学に基づく病態分析(診断)と共に東洋医学の経絡治療を基礎とする治療手技を用いることで、従来の東洋医学にはない再現性を実現し、ペインの分野では日本のみならず台湾やシンガポール、アメリカなどの大学病院でも取り入れ始められています。また、難解な東洋医学の思想は記号化・公式化され東洋医学の知識を持たなくても汎用的に応用できることも特徴です。
近年の大規模調査の結果では国民の4~5人に1人が肩こりや腰痛などを含む慢性痛を経験しており、そのうち7割以上に満足のいく改善がみられていません。さらに高齢者が要支援・要介護認定をされる大きな原因の一つに腰痛や膝痛があります。痛み治療の現在の主流は神経ブロックや薬物療法ですが、薬や注射を必要とせず施術者の手だけで治療ができる「遠絡療法」は痛みに苦しむ患者にとって貴重な選択肢の一つとなるだけでなく、膨らみ続ける医療費抑制にも貢献できる可能性を持つものです。さらに近年では痛みの治療にとどまらず、自律神経失調症や心身症、アレルギー疾患、その他多くの内科的疾患の症状改善にも効果を上げている症例が増えています。特に現代社会に特徴的な疾患や症状などに効果がみられることから、西洋医学と東洋医学を融合した新しい全人的アプローチ法として期待されます。
◆開催概要
2015年度日本ENRAC医学会・学術集会
開催日時:10月11日(日)10:30~15:30
会場:日比谷コンベンションホール (東京都千代田区日比谷公園1-4 日比谷図書文化館)
交通:東京メトロ千代田線霞が関駅、日比谷線日比谷駅、都営三田線内幸町駅より徒歩5分
会費:5,000円(当日参加)
◆詳細はホームページ等でご確認いただけます。
日本ENRAC医学会公式サイト http://enrac.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:一般社団法人 日本ENRAC医学会
担当者名:寺木啓祐
TEL:03-5537-1260
Email:teraki@enrac.com
添付画像・資料
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企業情報
企業名 | 一般社団法人 日本ENRAC医学会 |
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代表者名 | 柯尚志 |
業種 | 医療・健康 |