BI(ビジネス・インテリジェンス)とレポーティング・システム・ファミリがビックデータ・プラットホームのApache Hadoopのサポートを開始

株式会社クライム(東京都中央区)はBI(ビジネス・インテリジェンス)とレポーティング・システムのEspressファミリの4製品がビックデータ・プラットホームとして一般的に使用されているApache Hadoop、Hive, Sparkのサポートを開始したと発表しました。

Espressシリーズの全4製品は100%Javaでコーディングされ、Javaをサポートするすべてのプラットフォームで稼動可能です。データソースとしてJDBC/ODBC準拠データベース, JNDI, Javaクラス, XMLファイル, WSDL SOAP, SalesForce SOAP, EJB, Excelスプレッドシートをサポートします。チャートはGIF, BMP, JPEG, PNG, SVG, Flashイメージ、PDFで生成可能で、レポートはDHTML, 高品質PDF, Excelスプレッドシート, RTF、XML とCSV データとして生成可能です。

 

Hadoopのデータソースへの接続設定は非常に簡単で、HiveとSparkを含む設定が必要になります。この設定をサポートするJDBCドライバはすべての製品ファミリに含まれます。

 

 

https://www.climb.co.jp/blog_espress/archives/1410

 

<< Espressファミリ4製品の特長 >>

■EspressChartはWebサイトやJavaアプリケーションに動的なBIチャート・グラフを展開する強力ツールで、2D・3D合わせて34種類ものグラフ形式に対応しています。折れ線グラフや円グラフなどの基本的なグラフから、散布図やゲージチャートなどの複雑で専門的なグラフまで、様々なお客様のニーズに応えることができます。

■EspressReportは強力な100%Javaレポート・ツールです。当初からWebレポートとして開発をスタートしているので、新たな情報配信システムの確立に最適です。多くのデータソースからデータを取得でき、多種のWeb対応フォーマットでレポートを生成することができます。EspressReportは単純なアプリケーション・データからの出力から、重要な企業情報からの複雑なプレゼンテーション・レポートまでの役割を果たすことができます。

■EspressDashboardはWebベースのエンタープライズ型BIです。ダッシュボード開発とパブッリシュ(配信)・システムで、プログラミングを必要とせずにダッシュボードの開発とディプロイが短期間、そして簡単にできるように開発されています。エンドユーザに即時的でセキュアなディプロイを提供するKPI(Key Performance Indicator)ダッシュボードは直感的で、マウスのみで利用可能なインターフェイスによって構築されています。

■EspressReport Enterprise Server (EspressReport ES)はユーザがプログラムを必要とせずにレポート、チャート、ダッシュボードが簡単に作成、パブリッシュ可能なエンタープライズ BI、スケジュール・レポーティング、KPIダッシュボード・システムです。EspressReport ESは決定アシスト、パフォーマンスのモニタと管理をWebベースの総合エンタープライズ・レポーティング・システムとして利用したい企業には最適です。

 

<< ビックデータ・プラットホーム:Apache Hadoop、Hive、Sparkについて >>

■Apache Hadoopは、Apache Software Foundation(ASF)が開発・公開している、大規模データを効率的に分散処理・管理するためのソフトウェア基盤(ミドルウェア)です。オープンソースソフトウェアとして公開されており、誰でも自由に入手・利用することができます。

■Apache Hive はHadoopの上に構築されたデータウェアハウス 構築環境であり、データの集約・問い合わせ・分析を行います。その特徴は、Hadoop上のMapReduce(大量のデータを高速に処理するための分散処理フレームワーク)の処理を「HiveQL」というSQL互換言語で操作を実行できることです。

■Apache SparkはHadoopと同じく、計算処理を分散環境で並列実行するための基盤です。RDD(Resilient Distributed Dataset)という独自の分散キャッシュ機構(複数のマシンが連携して、メモリー上にデータを保持する仕組み)を持つことを特徴としています。

 

Espressシリーズ4製品は米国Quadbase社が開発し、クライムが日本国内での販売権を取得し、日本語化を行い、発売するものです。すでに国内でも金融、製造業を中心に多くの納入実績をあげています。

弊社ホームページ(http://www.climb.co.jp)で評価版のダウンロードサービスも開始中です。

 

 



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企業情報

企業名 株式会社クライム
代表者名 川上真
業種 コンピュータ・通信機器

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