クロマ、業界トップクラスの性能を実現した新プログラマブル直流電子負荷を発表
クロマジャパン株式会社(代表取締役 黄欽明、横浜市港北区新羽町472)は、新製品63200Aシリーズプログラマブル直流電子負荷の販売を開始します。63200Aシリーズは、太陽光、風力、燃料電池などの分散型発電及び電力変換器(コンバータ)、EV・PHVなどの次世代自動車、高圧電源(通信機器、サーバー)、バッテリー、充電スタンドなど、増加する大容量高精度アプリケーションに対応する電子負荷です。DC150V / 600V / 1200V、4kW / 5kW / 6kW(4U)の製品を先行販売し、今後は3kW(3U)/ 12kW(7U)/ 18kW(10U)/ 24kW(13U)の製品も順次ラインアップに追加していき、最大2000A(DC150Vモデル:20kW / 24kW)のユニット式大容量電子負荷を実現します。
開発の背景
市場では更なる高電圧、高効率、高精度測定、大電流、省スペース化が求められています。また電力変換器には電池が組み合わさることで、ますます複雑で高精度な試験が求められるようになっています。
そこでクロマは、従来から提供していた大容量電子負荷2.6k~15.6kWの63200シリーズ(DC80V / 600V / 1000V)に加え、63200Aシリーズを開発しました。
63200Aシリーズは、DC150V / 600Vに加え、業界に先駆けDC1200Vに対応、CR+CC/CV+CR/CV+CCなど複雑な運転モードすることで、様々なアプリケーションにたいし、革新的な電子負荷として高品質な試験環境を構築することができます。
製品概要
63200Aシリーズは、太陽光、風力、燃料電池などの分散型発電及び電力変換器(コンバータ)、EV・PHVなどの次世代自動車、高圧電源(通信機器、サーバー)、バッテリー、充電スタンドを対象としたプログラマブル直流電子負荷です。
63200Aシリーズは、高い電力密度(当社比2倍)で省スペース化、最大10台(DC150Vモデル:20000A / DC600Vモデル:16800A / DC1200Vモデル:9600A)まで並列運転が可能です。
主な特長
■高安定性、高分解能、高精度測定、3レンジ採用
CVモード:設定確度0.05%+0.05%F.S.、設定分解能0.4mA/2mA/4mA、
測定確度0.015%+0.015%F.S.
CCモード:設定確度0.025%+0.025%F.S.、設定分解能0.5mV/1mV/5mV
電流測定確度0.04%+0.04%F.S
電力測定確度0.1%+0.1%F.S.を実現。
■電流レンジ幅増大
DC600V5kWモデルにて0~350A(当社比3.5倍)引くことが可能。
■多様な動作モード
一般的なCC/CV/CP/CRモードに加え、CR+CC/CV+CR/CV+CC/Autoなど、複雑な動作モードに対応するこ
とが可能。
【販売価格等】
■販売価格(税別):1,280,000円から
■販売開始日:2015年11月6日
【クロマについて】
クロマは、電子計測や受動部品試験、電気安全試験、半導体試験分野でのターンキーソリューションプロバイダーです。特にパワーエレクトロニクスの試験では世界トップシェアを得ています。日本の他にも本社地区の台湾、ヨーロッパ、アメリカ、中国に計16拠点を構えており、グローバルで安定した高品質の技術とサービスを提供しています。従業員の35%以上は研究開発の人員で、売上額の12%以上を毎年研究開発に投資し続ける研究開発型の企業です。
詳しくはウェブサイト(http://www.chroma.co.jp/)をご覧ください。
※このPress Release中の「クロマ」は、文脈により、「Chroma ATE Inc.」、その日本法人、グループ全体を指すことがあります。
添付画像・資料
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企業情報
企業名 | クロマジャパン株式会社 |
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代表者名 | 黄欽明 |
業種 | 精密機器 |