公開から10日で120万円を達成!元テレビ記者が伝える「福島に生きる人達と津波の記憶」ドキュメンタリー制作プロジェクト、支援受付〆切まで残り25日!

任意団体「想い願うプロジェクト」実行委員会は、クラウドファンディングREADYFORで支援募集中の「ドキュメンタリーで福島に生きる人達と「津波の記憶」を伝えたい」(https://readyfor.jp/projects/omoinegau)の、第一目標であるドキュメンタリー編集費用、取材費用の120万円の資金調達を達成いたしました。第一の目標の120万円は、公開から10日目に達成し、「完成したドキュメンタリーを上映してほしい」との声が殺到しました。第二の目標として、機材メンテナンス費用、上映会費用80万円を上乗せした200万円の資金調達達成を目指しています。クラウドファンディングプロジェクトの支援受付〆切は12月8日23時。

 

笠井 取材風景(2015年8月南相馬にて )

任意団体「想い願うプロジェクト」(所在地:静岡県浜松市、主催者:笠井千晶)は、震災後の東北で撮影した映像で短編ドキュメンタリーを制作し、全国で延べ30回以上、上映会を開催してきました。映像を手掛けるのは報道記者歴15年、現在フリーの女性映像ディレクター。マスメディアの立場を離れカメラ一つで追い続けた映像は、そこに生きる人たちのリアルな表情を映し出します。当事者に寄り添う視点を大切に、80回以上におよぶ丹念な取材の中で見えてきた福島の被災当事者の「声」。それは、放射能だけではなく、津波により多くの命が失われた事実が十分に伝えられていないということでした。その想いをより多くの方に届けるために、この度長編ドキュメンタリーの制作を決意しました。

 

現在クラウドファンディングサイトREADYFORにて200万円の制作資金を目標に支援者を募集中(12月8日23時参加〆切)です。来年3月には名古屋でのお披露目試写会を予定しています。

 

▼クラウドファンディングページ

「ドキュメンタリーで福島に生きる人達と「津波の記憶」を伝えたい」

https://readyfor.jp/projects/omoinegau

 

 

▼実行者笠井千晶よりクラウドファンディング第一目標達成のコメント

「皆様のお力のおかげで、支援総額が目標120万円を達成しました。

実際にボランティアとして南相馬でお会いした方、上映会にいらしてくださった方、そして今回初めてこのプロジェクトを知っていただいた方。SNSでのシェアを含め、実際に行動をしてくださった方の多さに驚くとともに、心のこもったお気持ちとコメントに、励まされる思いです。本当にありがとうございます。今月も静岡・長野での『短編ドキュメンタリー上映会』、そして南相馬市や大熊町での取材と、映像制作に向けての準備を進めています。まずは一つ目の目標を達成しましたが、活動費は不足しているのが現状です。引き続き、ご支援をよろしくお願いします。」

 

 

 

■【背景】

2011年に福島第一原発事故が起きた直後、原発30km圏内の町には、マスコミの取材がほとんど入らない時期がありました。震災の年の夏、居ても立ってもいられず休日を利用して一人訪れたのが福島県南相馬市でした。その結果、自身の震災体験を話してくれる方たちと出会うことになり、自分はどんな形で関われるだろうか?と考えた結果、マスメディアの肩書きとは離れた立場で、個人的に映像の記録を始めました。

作品のテーマは「福島の津波の記憶」です。福島県では2000人近い方が津波の犠牲になっているにも関わらず、原発事故の影に隠れ、津波のことは中々報道されてきませんでした。「津波によって失われた命が、顧みられていない状況がある。」改めてそのことを知って欲しいとスタートしたドキュメンタリー制作プロジェクトです。

いままでに福島など被災地を80回以上訪問し、撮影した映像は350時間を超えました。取材・編集、上映会まですべて個人の活動のため、今回の長編ドキュメンタリー制作にあたり、9月29日からクラウドファンディングサイト「READYFOR?」にて支援者を募りました。全国の方のご支援のおかげで、受付開始からわずか10日目で第一目標の120万円を達成し、現在今後の上映会開催を新たな目標と掲げ、支援の募集を継続中です(12月8日まで)。

 

 

<3つの特長>

1:地震・津波と原発事故が同時に起こる「複合災害」を扱ったドキュメンタリー映像

2:報道記者歴15年、受賞歴多数のディレクターによるプロジェクト

3:震災後4年半以上にわたり、変わり続ける福島の姿を記録し続けた継続取材

 

【ストーリー】

2011年3月、津波に見舞われた福島県南相馬市。元消防団員の上野敬幸さんは、両親と子供2人を津波で流され、捜索の最中に福島第一原発が爆発。警察も自衛隊も来ない。仲間との孤独な捜索だったー。

あれから4年半。父と長男(当時3歳)は行方不明のまま。いまも、ボランティアの仲間と共に捜索を続ける上野さんは、淡々と語る

—「生きているから、やるべきことがある。」

 

福島県沿岸部では、行方不明者が見つかる可能性の高い瓦礫が手付かずで残されています。また、家族を亡くした方の中には、当時の自分の行動を未だに悔やみ続けている方もいます。

「福島の津波」は、決して「過去のもの」ではありません。放射能の問題と共に、いまも終わってはいないのです。完成を目指すドキュメンタリーでは、原発事故に翻弄される福島を舞台に、津波が奪った命と、遺された家族の癒えない心、その日常を描きます。

 

■クラウドファンディングリターン一覧

 

・お礼メール

・最新の福島取材と制作状況の情報提供

・上映会へのペア招待状

・「福島の津波」を伝えるメッセージカード

・エンドロールへの名前掲載

・完成したドキュメンタリーDVD

・福島の復興支援団体「福興浜団」タオル

・完成したドキュメンタリーの上映会開催権

・福島の復興支援団体「福興浜団」Tシャツ

・福島県南相馬の菜の花畑生まれ、菜種油『油菜ちゃん』270 放射能測定は分析済みです

 

 

【笠井千晶プロフィール】

1998 年3 月 お茶の水女子大学 英文科卒業

1998 年4 月 SBS静岡放送入社/報道記者、ディレクターとして

ニュース取材、及びドキュメンタリー番組制作に携わる

2006 年7 月 SBS静岡放送退社、ニューヨーク留学

2008 年3 月 中京テレビ放送報道部ディレクター

2011 年8 月~東北の被災地を訪ね、個人での撮影を開始

2015 年4 月より フリー活動に専念

<主な受賞歴>

・2004 年度 日本民間放送連盟賞最優秀賞

「宣告の果て」~確定死刑囚 袴田巖の38年~(静岡放送制作)

概要:獄中から無実を訴え続ける死刑囚の心の変遷に迫る作品。

・2006 年度 「地方の時代」映像祭優秀賞

「散華」~或る朝鮮人学徒兵の死~(静岡放送制作)

概要:B29に体当たりした朝鮮半島出身の日本兵。日韓の狭間で翻弄さ

れた若者の60年の軌跡。

・2010 年度 石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞奨励賞

「法服の枷」~沈黙を破った裁判官たち~(中京テレビ制作)

概要:出世競争と人事制裁に翻弄される官僚的な裁判所組織の内幕。

 

【今後の展開】

2016年3月20日、名古屋のメニコンANNEX「HITOMIホール」(http://www.annex.menicon.co.jp/center/hall.html)にて完成披露試写会を実施予定。その後、順次全国で自主上映会を企画予定。

 

【想い願うプロジェクトについて】

所在地:静岡県浜松市中区

主催者:笠井千晶

東日本大震災後の東北の被災地を独自に取材し、ドキュメンタリー映像を制作すること、および制作させた映像作品を公開するための上映会や講演会を企画・開催することを通して、被災地の復興に寄与するための社会貢献活動を目的とするプロジェクトです。

 

 

(想い願うプロジェクトfacebookページ)

https://www.facebook.com/omoi.negau.prj/?ref=aymt_homepage_panel

(クラウドファンデクングサイト「READYFOR」想い願うプロジェクト)

https://readyfor.jp/projects/omoinegau

 



添付画像・資料

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企業情報

企業名 想い願うプロジェクト
代表者名 笠井千晶
業種 新聞・出版・放送

コラム

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