「縦書きWebデザインアワード」を開催~縦書きの美しさをWebの世界に~
Webにおける縦書きの実際の利用を普及促進させ、インターネット上のデザインや表現を多彩にするために、CSS Writing Modes Level 3(以下、CSS Writing Modes:文字の方向(縦横)を指定するCSSモジュール)を利用した縦書きWebサイトを募集し、優れた縦書きWebデザインを選考する「縦書きWebデザインアワード: http://tategaki.github.io/awards/」を開催します。
Webにおける縦書きの実際の利用を普及促進させ、インターネット上のデザインや表現を多彩にするために、CSS Writing Modes Level 3(以下、CSS Writing Modes:文字の方向(縦横)を指定するCSSモジュール)を利用した縦書きWebサイトを募集し、優れた縦書きWebデザインを選考する「縦書きWebデザインアワード」を開催します。
●アワードサイト: http://tategaki.github.io/awards/
主催: 縦書きWeb普及委員会
事務局: イースト株式会社
応募者は、個人またはチーム単位であれば、どなたでも応募可能。新規に制作したWebサイトだけでなく、既存の横書きWebサイト、企業や学校のサイトを縦書きでリデザインして応募することも可能です。
応募を広く募り、より多くの関心や知識を高めていただくために、今後CSS Writing Modesに関するセミナーや勉強会も企画する予定です。
■背景
これまで縦書きWeb普及委員会(正式名称:次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会)は、日本語独特の表現、特に縦書きの表現がWebブラウザや電子書籍できちんと表現できるように、Webに関する国際標準化団体であるW3Cにおいて標準化の活動を進めてきました。このような活動の結果、現在Internet Explorer、Firefox、Google Chrome、Safari、Microsoft Edgeなどの主要Webブラウザにおいて、縦書きが表示できるようになってきています。こうした機会を捉え、Webにおける縦書き利用の更なる普及促進を図るため、本アワードを以下のように開催します。
■開催概要
名称:
縦書きWebデザインアワード
開催期間:
2015年11月~2016年3月
募集内容:
CSS Writing Modes(文字の方向(縦横)を指定するCSSモジュール)を使用し、①表現的に優れた実用性の高い縦書きの作品、②Webの新たな可能性を見せてくれるような縦書きの作品を募集。
■自由部門:CSS Writing Modesを使用した自由な縦書きWebコンテンツ。素材は問いません。
(必要であればご自身にて事前に著作権の利用許諾を得て下さい。)
■課題部門:主催側で提示した素材(テキスト・画像)に対し、CSS Writing Modesを使用して縦書き化を行います。
■高校生以下の部:自由部門、課題部門で応募頂いた高校生以下を特別枠で審査します。
作品形態:
Web上に公開
募集対象者:
一般、Webクリエイター、学生(特に高校生)など。性別、年齢、国籍を問わず、個人またはチームでの参加が可能。(法人単位での応募は対象外です。)
応募方法:
応募期間中に用意する応募フォームから、部門ごとに作品URLを応募。
応募要項:
応募規約に同意の上、応募頂きます。詳細は後日Webサイトに掲載。
応募期間:
2016年1月~2月初旬
表彰:
①自由部門、②課題部門のそれぞれに最優秀賞、優秀賞を設定。
賞金または副賞あり。高校生以下の部については別途表彰予定。
選考方法:
応募作品の事前選考を実施。候補作品を対象に、表彰式当日に審査員により決定。
結果発表・表彰式:
2016年3月、表彰式(都内)およびWebサイトにて発表。
※候補作品に選ばれた方は、表彰式への出席をお願いいたします。(交通・渡航費、宿泊費等の実費はご負担下さい)
審査委員:
委員長:中村修(W3C/慶應義塾大学)
委員:瀧田 佐登子(Mozilla Japan代表理事)、永原康史(グラフィックデザイナー/多摩美術大学)、鷹野雅弘(株式会社スイッチ)、カワセ タケヒロ(グラフィックデザイナー/musubime代表)
主催:
縦書きWeb普及委員会
(正式名称:次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会)
協賛企業:
株式会社ACCESS、インターネット・アカデミー、株式会社講談社、株式会社ジャストシステム、ソニー株式会社、ソフトバンク・テクノロジー株式会社、日本マイクロソフト株式会社、ビヨンド・パースペクティブ・ソリューションズ株式会社、株式会社ブックウォーカー、楽天株式会社
協賛団体:
公益社団法人日本印刷技術協会、一般社団法人日本書籍出版協会、一般社団法人電子出版制作・流通協議会、一般社団法人日本電子出版協会
メディアパートナー:
Impress Watch、月刊Web Designing、Typography magazine、DTP Transit、Publickey
後援:
総務省、W3C/慶應、一般社団法人Mozilla Japan
事務局:
イースト株式会社
※本概要は現時点のものであり、今後内容を変更する場合があります。最新情報は、随時Webサイトに掲載します。
■縦書きWeb普及委員会について(http://tategaki.github.io)
縦書きWeb普及委員会(正式名称:次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会)は、電子書籍端末メーカー、印刷事業社、通信事業者などの民間企業等により構成される組織で、Webにおける縦書きやルビ等の日本語固有の表現の実現に関し、国際標準化や普及促進に関する活動を行っています。
縦書きに代表される日本語固有のテキストレイアウトの表示機能がWebブラウザに実装され、端末に依らず縦書き表現が利用できるようにすることは、日本の文化である縦書き表現を継承し、世界に向けた日本語コンテンツの発信を維持・強化する観点から、非常に重要な事柄です。
Webに関する国際標準化団体であるW3C(World Wide Web Consortium)では、Webページの記述方式であるHTMLやCSS等の標準化作業が進められていますが、日本の雑誌や書籍等で表現される縦書きテキストレイアウトの表示機能についてもWebブラウザの基本機能となるよう標準化議論が進められています。
縦書きWeb普及委員会はW3Cでの標準化議論に日本から貢献を行うとともに、縦書き等の日本語固有の表現を利用したWebコンテンツの普及促進に取り組んでいます。
■イースト株式会社について(http://www.est.co.jp)
イーストは、1985年に東京都渋谷区に設立されたソフトウェア開発会社。Windowsベースのソリューション、サーバーソリューションで多くの実績があります。近年は、iOSやGoogle Androidを含む最新のクライアント技術やHTML5にまで力を入れ、クライアントとサーバーとの相互作用を必要とする高度なソリューションを開発しています。2010年度、総務省の電子出版環境整備事業において、EPUB日本語拡張仕様策定を受託し、縦書き等日本独自の仕様の標準化、普及に尽力しました。
イーストは第31期を迎え、長年のご愛顧に感謝するとともに、これからもお客様のお役に立てるソフトウェアの開発に邁進してまいります。
添付画像・資料
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企業情報
企業名 | イースト株式会社 |
---|---|
代表者名 | 下川 和男 |
業種 | ネットサービス |
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