CSR、車載用ハンドフリーキット開発ソリューションにエコーキャンセル機能を搭載

CSR は、運転中の携帯電話の利用環境を提供するBluetoothハンズフリーキット開発ソリューション、「RoadRunner Plug-n-Talk」にエコー キャンセル機能を新たに搭載

CSR は、本日クルマを運転中のドライバーに、より「安全」で、「快適」な携帯電話の利用環境を提供するBluetoothハンズフリーキット開発ソリューション、「RoadRunner Plug-n-Talk」にエコー キャンセル機能を新たに搭載したことを発表。RoadRunner Plug-n-Talkは既にマーケットに出ている、相互接続性検証済みのリファレンス デザイン。また、OEMおよびODMが低コストのBluetoothハンズフリーキット開発を実現する、カスタマイズ可能なパッケージ。本リファレンス デザインは、エコー キャンセル機能の実装により、車内環境でさらに優れた音質を実現するハンズフリーキットの開発が可能。



CSR、RoadRunner Plug-n-Talkの主な特徴:

- オンチップDSPとCODECを持つBlueCore3-Multimediaプラットフォーム上に搭載

- パッケージには、ソース コードへの完全なアクセスを提供するコンフィギュレーション ツール、「BlueLabソフトウェア」を含み、フラッシュパラメータ、MMI、呼制御、PIOボタン割当てや、リングトーンの変更が可能。システム開発者はコードの変更や、既に検証済みのBluetoothデバイスの相互接続性を損なう事無く、外観や操作性のカスタマイズをすることで、最終製品の差別化が可能。

- 統合エコー ノイズ キャンセル機能は、パラメータ管理の改良により、最終製品の微調整が可能

- CSRの独自技術であるCVC (Clear Voice Capture: クリアー ボイス キャプチャ) ソフトウェアを実装。先進の「エコー」及び、「ノイズ」抑制アルゴリズムによる音質改善を実現し、送話者の音声をより明瞭に抽出し、受話者へよりクリアーに転送する事が可能

- Caller ID (コーラーID: 発信者確認)や、ハンズフリー操作時の音声ガイドなど、より複雑で高度なハンズフリー機能の実現する、NowSpeak社のテキスト読み上げソフトウェアをオプションとして追加可能。クルマのドライバーは、BlueCore-Multimediaプラットフォーム上で提供される同ソフトウェア機能を利用し、ハンドルから手を離したり、前方視界から視線を逸らす事なく、通話の制御が可能。


近年の道路交通法の改正により、自動車運転中の携帯製品の利用制限は、携帯電話はもとより、ハンズフリー キットも対象となった。現在の市場には、出荷前に搭載されるものや、後付けのソリューションなど、多数の車載キットが存在。しかし、それらほとんどのソリューションは、「不十分な音質」、「スピーカーとマイクロフォンの微調整」などの課題を抱えている。

CSR社、オートモーティブ ストラテジック ビジネス ユニット 副社長、Rafik Jalladは、「昨今の道路交通法の改正により、運転中のハンズフリー製品の使用については、より厳格な規則が適用されます。CSRは、統合エコー ノイズ キャンセル機能を追加することで、当社のRoadRunnerの機能をさらに強化し、顧客の安全を保証するために必要な、最先端のテクノロジを提供します」とコメント。


本件に関する問い合せ先
シーエスアール株式会社
深田 学
E−mail:prjp@csr.com



《関連URL》
http://www.csr.com/images/hires/pem4765.jpg/

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