日本初の「無形文化財」に指定された人形師、原 米洲氏の秘蔵作品公開。洋と和の融合を魅せるギャラリー 1月7日オープン
日本人形を販売する株式会社米洲は1月7日、東京都台東区にギャラリーを併設した店舗をリニューアルオープン。ひな人形・五月人形を含む、日本初の「無形文化財」に指定された人形師 原 米洲氏の技術を、世界的に活躍する建築家 佐々木 龍一氏が表現する事で、新しい日本人形の楽しみ方を伝えます。
日本人形を販売する株式会社米洲(所在地:東京都台東区、代表取締役:勝又 嘉子)は、2016年1月7日にギャラリーを併設してリニューアルオープン。ひな人形・五月人形の販売と共に、人形師として日本初の「無形文化財」に指定された原 米洲氏の秘蔵作品なども同時公開します。
▼米洲(BEISHU):
■「米洲」リニューアルオープンへの経緯
「米洲」は人形師の中で、日本で初めて無形文化財に指定された原 米洲氏の技術と文化を継承する日本人形店。創業明治44年(1911年)と100年以上の歴史を持ちます。
日本人形離れが進む現在、節句以外に生活者が日本人形を手にする機会は稀です。そんな中、日本人形の精巧な技術や楽しみを身近に感じて欲しいという思いから、ギャラリーを併設した店舗のリニューアルオープンに至りました。
■新ギャラリーの特徴
新ギャラリーのデザインは、ICONIC AWARDS 2015 (ドイツデザイン協議会)、AR AWARDS for EMERGING ARCHITECTURE 2007 (The Architectural Review, London, U.K.)など海外でも名だたる賞を受賞してきた佐々木 龍一氏が担当。モダンなインテリアと日本人形を融合する事で、洋風のインテリアでも、また節句などの特別な時期でなくても楽しめる新しい日本人形の在り方を表現しています。
見どころは原 米洲氏の1点ものの秘蔵品。1階のギャラリーに飾られる約15点の人形の中に、原 米洲氏本人が手がけた作品も展示しており、季節に合わせて展示作品が変わります。
≪リニューアル店舗概要≫
・リニューアル日:2016年1月7日
・場所:東京都台東区台東2-3-12
(秋葉原駅より徒歩13分、新御徒町駅より徒歩6分)
・定休日:火曜・水曜
・営業時間:11時~17時
・フロアー:1階 ギャラリー、4階 販売店舗
■原 米洲氏について
原 米洲氏は初めて国の無形文化財に指定された人形師。多くの種類の技法を持つ中でも、木彫を主とした人形造りを得意とし、人形の肌に輝くばかりの滑らかさを表現した技術の高さが評価されています。
現在、米洲氏の作品は国立博物館に季節展示されるだけでなく、パリ人類学博物館、スウェーデン極東美術館などにも作品が所蔵されています。
■今後の展開
日本人形の新しい楽しみ方を、より多くの人に身近に感じていただくために、2016年4月に日本橋にショールームをオープンする予定です。建築はルイ・ヴィトンの店舗を代表する数々の商業施設を手掛ける青木 淳氏が担当。今回リニューアルオープンする台東区の店舗とともに、新しい日本人形の魅力を、世代を超えて伝えていきます。
【株式会社米洲 概要】
所在地:東京都台東区台東2-3-12
代表取締役:勝又 嘉子
設立年:昭和27年11月6日(創業明治44年)
連絡先:03-3834-3501
事業内容:日本人形の販売
企業情報
企業名 | 株式会社米洲 |
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代表者名 | 勝又嘉子 |
業種 | その他製造業 |